JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

FT-817 ディスプレイの製作 その2

2018-01-31 | Tanukino
その2です。

ブレッドボードでESP-WROOM-02開発ボード相当を組んで、I2C液晶の表示テストをしました。
先ずはLチカからのテストですが、久々のESP-WROOM-02だったので、秋月の説明書通りに設定しました。
この説明書は珍しく懇切丁寧に手順が書いてあり、便利です。

I2C液晶はいつものAQM0802Aで、ライブラリはオレ工房さんの ST7032.h を使用しました。
I2C液晶との接続はデフォルトのSDA=IO4、SCL=IO05としました。



だいぶ進んできました。
ハードウェアとしてはWiFiのUDPで受信したSメーターの値を表示する子機に相当します。
この後はソフトシリアルのポートを割当て、FT-817からのデータ表示のテストをします。


FT-817 ディスプレイの製作 その1

2018-01-30 | Tanukino
ベランダの八木アンテナを手で回していますが、室内にある無線機のSメーターが読めないので、正確な微調整ができませんでした。
そこでCATシステムを使用してFT-817の情報を表示しようと思います。
先ずは、CATで無線機に接続して周波数、モードとSメーターの値を表示するテストをしました。

最初にFT-817やFT-857用のArduinoライブラリを試してみましたが、コンパイルエラーや使用方法の情報が少なく断念しました。
ライブラリではありませんが、IZ0MJE Stefano Sinagraさん作のFT-817の情報をLCDに表示するプログラムを見つけたので、これを参考にして周波数、モードとSメーターの値を表示してみました。

また、他の例ではSWRの値や、PTTの制御もできるようなので、アンテナ直下でチューニングする場合や、アンテナチューナーを作る際に利用できそうです。

テストはTanukino2で行いました。


とりあえずシリアルへ出力してみました。
CATとの接続はソフトシリアルを使用しているので、独立して表示が可能です。
オリジナルでは NewSoftSerial.h を使用していますが、SoftwareSerial.h に変更しました。
これに伴い mySerial.print(catCmd[i], BYTE); を mySerial.write(catCmd[i]); に変更する必要があります。


SGと接続してS=3の信号を受信しています。


Sメーターの値はS0-S9までは0-9で10が+10dB、11が+20dB、で15が+60dBなのですが、至近距離での送信でそれ以上の信号を受信した場合S0と表示されるようですが、今のところ条件や原因は不明です。
フルスケールの場合は八木アンテナを回す必要はないので、とりあえず今回の目的では問題ありません。

udpによる情報伝達の確認もできていますので、この後は無線機から取得した周波数とSメーターの値をWiFiで飛ばして、ベランダで表示できるようにする予定です。

トラ技 Wi-Fiアルデュイーノ 「IoT Express」の製作 その4

2018-01-28 | Tanukino
その4です。

Arduino同士でudp通信ができるようにしました。
右側が秋月の開発ボードです。同じWROOM32が搭載されています。


秋月の開発ボードにソフトAP+受信した文字を表示する機能を入れました。
192.168.4.1でアクセスポイントを開設して受信した文字を表示します。
この例では192.168.4.3からnumber=1,...を受信しています。


IoT ExpressにはAPに接続した後、インターバルで文字を送信する機能を入れました。
ssid=tanukinoに接続した後、3秒インターバルでnumber=1,...を送信しています。
IPアドレスは固定で割当ました。



トラ技 Wi-Fiアルデュイーノ 「IoT Express」の製作 その3

2018-01-25 | Tanukino
その3です。

Arduino同士の通信をしようと思い色々調べてみましたが、とりあえずUDPを使用すればテキストのやり取りが可能なようです。

char s[32];
Udp.write(s);
だとコンパイルエラーとなるので、下記のように修正したら動きました。
ちなみに10は送る文字数です。
Udp.write((uint8_t *)s,10);

テストしたスケッチはメッセージを受信したら適当なメッセージを返すだけですが、Windowsで動作するUDP/IPテストツールを使用してテストしました。
PCからはjj1wknを送り、Arduinoからはnumber=1,2,...を返します。


Arduino側の画面です。


今回はPCが接続されているWiFiネットワークにコネクトして行いましたが、Arduino同士の場合は片方はSoftAPモードで立ち上げ、これにコネクトするようにします。
もう1台WROOM32の開発ボードがあるので、これでテストしてみようと思います。

HF用釣り竿アンテナの製作

2018-01-23 | アンテナ
HF用のアンテナは5mの釣り竿にワイヤーを巻きつけてベランダに転がしておいて、使用する時に設置する、という運用でしたが、6m幅のベランダから5mの釣り竿を出すのは大変なので、常設しておいて、使用する時だけ竿を伸ばす運用にしました。
ついでなので、7MHzを意識してセンターローディングコイルを追加しました。


釣り竿を縮めた様子です。釣り竿からワイヤーが離れないようにするために、ビニタイで投げ釣り用の釣り竿に付いているようなワイヤーガイド?を付けました。(オレンジ色のビニタイ)


オマケです。久々の大雪でした。


3.5MHzは無理でしたが、無線機内蔵のアンテナチューナーで7MHz以上はチューニングがとれました。
ベランダ内に張ったワイヤーアンテナでは全く飛びませんでしたが、外に出すとそれなりに飛ぶようで、このアンテナで7MHzで4エリアと交信できました。

トラ技 Wi-Fiアルデュイーノ 「IoT Express」の製作 その2

2018-01-19 | Tanukino
その2です。

前回は自宅のWiFiに接続していましたが、単独で動作できるようにIoT Expressをアクセスポイントに設定しました。

変更点は下記です。

// WiFi.begin(ssid, password);

WiFi.softAP("my ssid","my password");

サーバのIPアドレスは下記で求めます。
Serial.println("IP address: ");
Serial.println(WiFi.softAPIP());

htmlはmgo-tec電子工作さんのサイトを参考にしました。
ありがとうございました。

タブレットで接続してみました。



トラ技 Wi-Fiアルデュイーノ 「IoT Express」の製作

2018-01-17 | Tanukino
トラ技の2017年11月号の付録のWi-Fiアルデュイーノ IoT Expressを製作しました。

久々に表面実装部品の半田付けをしました。
CPUとuSDカードソケットを実装した基板です。


CR類をかき集めて基板の実装が完了しました。
我が家のWiFi環境を整備しないといけないので、まだ接続はできていませんが、ArduinoとしてLチカの確認ができました。


USBシリアル変換モジュールにAE-FT234Xを使用していますが、電流が250mAで遮断されるようなので、ソケット接続で外部電源も接続できるようにしました。
今のところ最強のArduinoです。

<追記>

WiFiに接続できました。IPアドレスもGetできました。


192.168.0.6にアクセスするとLEDをON/OFFする画面が出ますので、WebからLEDを制御することができるようにしました。
ここまでが、WiFiの場合のLチカです。


ネットワーク構成です。左のPCのWeb画面から中央のWiFi-AP(アクセスポイント)を経由して右のArduinoのLEDを制御しています。