JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

PIC16F84A 周波数カウンタの製作

2009-07-26 | PIC
CQ誌2009/07に掲載されていた、JA3DEW清水OMの「PIC8桁100MHz周波数カウンタ」を作りました。
以前周波数カウンタはいくつか作りましたが、外付けプリスケーラ無しで100MHz対応のものはなかったので、今回作ってみました。

基板です。
300KHz以下のプリアンプと、外付けプリスケーラ切替SWは省略しました。
クロックは12.8MHzのTCXOとしました。
LEDは2桁の7セグを4つ使いましたが、配線が独立しているので、結局8桁分のパラレル接続の配線で、結構大変でした。
プリアンプのTrはジャンク箱の2SC460にしました。
高輝度のLEDではないため、電流制限用の抵抗は省略しましたが、明るいところでは光量不足でした。


プリアンプのゲイン不足のためか、30MHzくらいがいいところでした。
入力容量が効いていて上限が伸びないところを工夫してクリアしている回路ですので、実装技術も影響しているようです。

ケースにいれました。いつものLiイオン充電池内蔵です。


ケースは100円ショップで買ったHELLO KITYの缶です。
表示窓を開けるのが面倒だったので、使う時は蓋を外すことにしました。


全景です。

アンテナ収納袋の製作

2009-07-20 | アンテナ
ポールとアンテナを入れる袋を作りました。

100円ショップで80cmx60cmのデニム生地のハギレがあったので、これで作ってみました。

針と糸でのお裁縫なので、いつもとは勝手が違います。

完成した袋です。中身と一緒に並べてみました。
アンテナはMOXONアンテナです。


アンテナとポールを収納したところです。

50MHz 2ele MOXON アンテナの調整

2009-07-19 | アンテナ
50MHz 2ele MOXON アンテナの調整をしました。

組み立てたところです。
グラスファイバー棒にワイヤーを沿わせて、エレメントの先端も、目玉クリップでとめます。


ポールにあげたところです。
やはりトップヘビーなので、風には弱いようです。


SWR特性はブロードでしたが、1.5よりは下がりませんでした。
エレメント長を調整してみましたが、ブロードなので方向性が分かりません。
かなり周囲の影響を受けているようなので、このままとしました。

直流的にオープンなので、ループ系アンテナに比べて少しノイジーでした。


50MHz 2ele MOXON アンテナの製作

2009-07-18 | アンテナ
移動用に50MHz 2ele MOXON アンテナを作りました。

MOXON アンテナは2エレ八木の先端部を折り曲げたアンテナで、横幅がフルサイズに比べて30%程短くなり、50MHzでは約220cmとなります。
エレメント間隔は80cmと一般的です。
詳細は、JK7TKEさんのサイトを参照してください。

以前作ったループ系のアンテナより構造が複雑でトップヘビーになりますが、作ってみました。

給電部です。
目玉クリップの穴を少し広げると直系6mmのグラスファイバー棒が通るので、エレメントブラケットにします。
エレメント自体はワイヤーで、グラスファイバー棒に沿わせます。
目玉クリップにL字型の金具でBNCコネクタを取り付けてあります。



エレメント長は220cmなので、90cmのグラスファイバー棒を45cmに切って、5段繋ぎとしました。
連結部です。
13cmのパイプで連結しますが、片方はグラスファイバー棒に固定します。


分解したところです。
50cm長に収まりました。
ブーム長は80cmで40cmのパイプの2本繋ぎで、グラスファイバー棒をパイプの中に入れて繋いでいます。


調整はこれからですが、ヘンテナよりゲインがあるそうで楽しみです。

MortScriptでTerracrosserの地図をカシミール3Dへ

2009-07-14 | GPS

Terracrosserの地図をカシミール3D経由でGarmapCEへ
ではJPGをBMPに変換するツールと、トリミングするツールを使ってできたファイルをnScriptでリネームしましたが、一気に変換できるツールを見つけたので、紹介します。

Photo Shifter というツールで、画像形式の変換、トリミングやリサイズなどの加工、リネームまで1つのツールで出来てしまいます。

また、変換の設定をファイルに保存しておくと、バッチで変換することができます。
そこで、最近勉強し始めたMortScriptでフォルダのファイル一覧を求めて、上記の変換をするバッチファイルを生成するツールを作ってみました。

実行画面です。途中経過が分かるように50ファイルおきに表示しています。


実行し終わるとPhotoShifterを呼び出すバッチファイルが作成されますので、後はダブルクリックして変換が終わるのを待つだけです。

作成したバッチファイルの例です。
エディタで作成しても動きますが、単純作業なので、コンピュータ向きですね。
ズーム16で東京湾周辺をカバーしたら、16384ファイルもありました。
ズーム17だと65536で、この辺が限界かもしれません。
rem rename for K3D
photoshifter /par MySettings.xml /format BMP /file d:\0m\In\0000086-13-6353800541675221022074538158582210008839.jpg d:\0m\Out\map00000.BMP
photoshifter /par MySettings.xml /format BMP /file d:\0m\In\0000087-13-9256709124669438188216567244412152008839.jpg d:\0m\Out\map00001.BMP
以降省略

MySettings.xmlファイルが変換設定が保存されたファイルで、数ファイルをGUIで変換してみてOKならその設定を保存しておきます。
設定はトリミングの設定(5,5)-(15,45)(上下左右からの切り取るドット数で指定します)と、BMPを24ビットで保存する設定のみです。

6m & Down コンテスト

2009-07-05 | 移動運用
午前中だけでしたけれど、久々に6m&Downコンテストに参加しました。

50、144、430、1200の4バンドでのべ109局と交信できました。
交信していただいた各局ありがとうございました。

1200MHzの13エレ八木です。


50MHzはダイヤモンドループ、144・430MHzはモービルホイップを使用しました。

MortScript で KML to POT 変換

2009-07-02 | GPS
先日nScriptでGPSのログファイルをKMLからPOTに変換するツールを作りましたが、出先でソフトキーボードを使って数字を入力するのは、少し不便です。

なんとかならないかと捜していたところ、MortScriptというスクリプト言語がありました。
メッセージBOXやファイル選択のダイヤログが用意されているので、ファイルを選択して何かするようなプログラムならGUI化できます。
また、言語仕様もかなり強力で、勿論PCでも動作するので、PCで十分デバッグしてからPPC(Mio)に持っていけます。

詳細はこちらを参照してください。

スタートメニューに登録した「k2p」というショートカットをクリックして起動します。
最近はこんなプログラムを良く使っています。


いきなりファイル選択画面です。
iniファイルから入出力フォルダを読み込むようにしています。
iniファイルまわりの機能も充実しており、セクション名とキーを指定するだけで簡単に読み書きできます。
勿論違うフォルダへも移動できます。


ファイルを選択してOKを押すとファイルを読み込みログの日時を表示します。
ストレートに移植したので、同じ仕様です。


処理が終わると続けますかのメッセージが出ます。
出力フォルダはGarmapCEがPOTファイルを開くデフォルトのMy Dockuments下固定です。
(iniファイルを書き換えると変更できます)
「はい」を押すとまたファイル選択画面に戻ります。


「いいえ」を押すと終了メッセージを出して終了します。


なんちゃってGUIプログラムができました。
これで出先でもタッチペンだけで変換操作が簡単にできるようになりました。

MortScriptはPCで使ってもかなり強力なので、少し勉強してみようと思います。