JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

PIC JDM/Writer509 デュアルライタの製作

2011-02-26 | PIC
マイコンといえばTanukino(Arduino)ばかりでしたが、久しぶりのPICです。

PICのライターは以前作ったRCDライターがあるのですが、ノートPCに移行したので、シリアルポートが無いため、使用できません。
そこでUSB変換ケーブル接続で動作するPICのライターを捜してみたところ、Writer509を見つけました。
エレキジャックのバックナンバーを見ていたら、JDMライターとWriter509の両方が使える基板が付いていたので、早速作ってみました。
JDMライターはUSB変換ケーブル接続では動作しないので、使用するのはWriter509の方です。

完成した基板です。
専用基板なので、部品さえあればすぐに製作できます。
制御用のPICは16F648Aを使うことになっていましたが、16F628Aでも使用可能ということで、部品箱にあった16F628Aを使用しました。


PICライターを作るために制御用のPICを書き込む必要があるので、所謂「卵鶏問題」が発生しますが、RS-CR方式で書き込むことができて、書き込み専用のプログラムがでんし研さんのHPに用意されています。

書き込み用のソフトはWriter509を使用します。


Writer509でサポートされていないPICを使用するときは、PICProg4UでもWriter509が使えるので、チェックしてみるといいでしょう。

試しにPIC16F88にLEDピカピカのプログラムを書き込んでテストしてみました。





半田こて用30分タイマーの製作

2011-02-21 | その他
以前から作ろうと思いつつ、いつでも作れるので後回しにしていた、半田こて用のタイマーを作りました。
工作を始めると1日中半田こてに火を入れているので、切り忘れ防止のために30分程で自動的に電源が切れるようにしました。

回路はNE555による長時間タイマーとSSRでのAC電源制御です。
電源が切れたときに気づかずに半田こてが冷めるのを防ぐために、電源が切れた時に音で知らせるピロピロブザーを付けました。
ピロピロブザーはFCZ研究所の弛張発振回路を使用させて頂きました。
張発振回路はNPNとPNPトランジスタを使いますが、音を大きくするために、PNPにはゲルマニュームトランジスタを使いますが、ジャンク箱に眠っていた2SB370を使用しました。
40年以上前に入手したTRですが、無事動作しました。

電源はコンデンサによるトランスレス電源にしました。
60mA程度が供給できます。

出来た基板です。
右側がトランスレス電源、中央がNE555、左側が弛張発振回路です。
LEDの左側の錆びた缶が2SB370です。


SSRをつないでのテストの様子です。


トランスレスなので、プラスティックケースに入れました。
リセット用にナースコールSWを付けました。
SWを押すと30分後に電源が切れます。


ケースの中身です。


回路図です。
SSR部は秋月のKITです。