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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

なんじょすっぺがな

2005-05-28 12:30:01 | 書籍
農協斡旋の郷土史本のチラシが届けられた。
「北上・花巻・遠野・和賀・稗貫の歴史」パッとみると大変興味をそそられることが書かれてある。これは是非にほしいところだ、しかも限定とくる、さらにほしくなる、次に値段が気になる。今なら9千いくら、まず一万円である。ここで少し悩む、頁数は250頁ほど、「なぬすたど、ほんだば、遠野関連は50頁もながんすちゃ」少し最初の意気込みからだいぶ落着いてくる。次に編纂に関った先生方の名前が列記されている。・・・遠野市○○○○、「おっ、けっこう頑張っておられる地元の先生だ」どんなこと書いてあるのか、どんな見解を示しているのか、ことに遠野阿曽沼氏関連は知りたいところでもある。・・・悩む・・悩んでいます・・・阿曽沼氏だけではなく、遠野南部氏時代も、さらに和賀氏一族も稗貫氏一族も・・・・まさに私が今後本格的に取り組もうとしている内容ばかり、とにかく悩んでいる。
ということで第一は内容もさることながら金額が一番、山ノ神に相談するしかねがべな、でも、しゃべりずらい・・・汗


画像は、東北戊辰戦争の決定版・・「仙台戊辰史」
山口県のマツノ書店から復刻された書籍、こちらも全国限定500冊にひかれて福沢諭吉さんプラスで購入、なかなかいい本であるが読み下すのに時間がかかり、疲れたりもするので、必要な都度必要な頁のみを読んだりしている。
奥羽越列藩同盟からしてみれば敵である長州の本屋さんから刊行されるといった複雑な思いもございますが、私はよくぞ復刻してくれました・・・の思いです。

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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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今晩は (名梨)
2005-05-28 19:14:11
ここではお初にお目にかかります。今後とも宜しくお願いいたしますネ。

 お悩みの件、迷う事なかれ、求めるべし。

 今は亡き父は、免許と本は無条件で金を出してくれました。免許はいくら持っても重たいものではない。資格は早く取っておくべし。本は気が付いたときに買い求めておかないと、結局買わずじまいとなり、何か調べたいときに難儀するから、と言われ、買い求めて、今、積ん毒状態。

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よろしく (とらねこ)
2005-05-28 21:33:02
名梨さん、お越し感謝です。

確かに資格等はいくらあっても邪魔になりませんね、また仕事をする上では強い味方でもありますしね。

書籍はこの機会を逃すと暫くは手に入らない可能性もありますし、・・とにかく山の神に相談して決めたいと思います。

今後もよろしくお願いします。
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勝った側の評価 (nanshoji)
2005-05-28 23:03:36
とらねこさん、いつもありがとうございます。

長州は岩手と同様に立派な偉人が多く輩出されています。

児玉源太郎のように日露戦争で大きな働きをした人もいます(世界的な偉人だと思います)。



戊辰戦争については、勝った側からの方が情報量が多い訳だろうし、その本はとても重要だと思います。

しかし、第二次大戦の戦勝国の傍若無人な歴史の歪曲等を見ると(極端な例ですが・・・)、勝った側の評価は参考までにしかならないことがよくわかります。



大河ドラマで義経が放送されているので、平泉が取り上げられることが多くなりましたが、鎌倉側からの見方しか取り上げられていなくて残念です。

関東の武士からは「平泉は贅沢をしているから滅ぼされたのだ」と当時は言われていたようですが、平泉の影響力はいま我々が考えているよりも、とても大きかったのではないかと思います。



何か話が逸れてしまってすみません。
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歴史も中央集権? (romi_i)
2005-05-30 22:33:21
記紀に代表される歴史書はすべて時の権力者によって都合よく編纂されたのは顕かだと私は思います。

敗北者をヒーロー扱いは出来ませんからね!

偽書といわれるフルキコトを綴った書物に惹かれるのは変でしょうか?どうしてもお墨付き文献ありきの歴史に疑問をもってしまいます。

nanshojiさんに賛同したいのは地方に住むコンプレックスかもしれませんが!
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歴史は勝者の歴史 (とらねこ)
2005-05-31 20:51:10
これは歴史という学問を志す者にとっては常識的なことでもあります。

ことに地方史といわれるものは、その傾向がそのほとんどだとも思います。

遠野の場合は阿曽沼氏も南部氏等に有る程度消されたものと推測もできますし、いずれにして、現在に暮らす誰もがその時代に生きて見てきたわけでもなく、語られる歴史、史料による見解も必ずしも正史というわけでもないのは、研究者も承知のことでもあります。

しかし、史料等による解析と共に地域の伝承、他の関連史料等の複数の事柄にての見解、これしか当時を図る知る事はできないものでもありますから、ある程度は仕方ないものかもしれません。

いずれにしても、研究者は慎重に地道に研鑽を重ねる、これしかないかもしれません。
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