夢七日
夢の中の話ですが、「原発事故」「不妊治療」とか「桜を見る会」とか「首相暗殺」とか・・、政治的なメッセージと感じました。
共感した一文、「自分は知りあった人を悪く思いたくないのだ。疑うくらいなら自分のせいにして引き受けてしまった方が楽だから、自分をだまし、問題をいっこうに解決しない。込み入った事態と対決出来ないのが年来の自分の弱さなのだ、と君は思う。 そう思って、君は真実を遠ざける。」
夜を昼の國
「1710年、身分違いの悲恋で心中し、恋人・久松と共に「書かれた世界」に放り込まれてしまったお染。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、名誉を傷つけられてきた彼女は今また生き返り、ネットでの中傷に立ち向かおうとする。」
「お染・久松」「お夏・清十郎」を多くの歌舞伎・浄瑠璃作者等が作品にしているとは知りませんでした。
「夜を昼の國」のタイトルは、井原西鶴の「好色五人女」から来ているようです。
無責任な中傷社会に対する問題提起と感じました。
(21/03/01撮影)