JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

160mの伝搬に驚く

2024-04-14 11:10:32 | 160m
 晴れた絶好の行楽日和です。でもどこにも行く予定はありません。外気温もぐんぐん上昇して26度になろうとしております。

 今朝も4時半に目覚めてしまいました。A8OKの160mは昨日できましたのですが、なんとなく気になるのです。
 結論としては今朝は一度もこちらではデコードできませんでした。

 5時半すぎて、ローカル局がコールをしておりました。しばらくして応答があったようで、LiveStream でLoginされるのを確認しました。
 そばを流れる大分川の上流の対岸にあり直線距離にして5Km 足らずのその局のところでは受信できて、こちらでは受信できなかったのです。
 昨日は逆でその局に応答があっているのが、こちらでは見えましたがその局は反応しませんでした。そこでコールして運よく交信できたのですが、今朝は全く逆のことが起きたのです。
 たった5km足らずしか離れていない2点間で生じるこの違いは160mの伝搬の不思議さを物語っている事例でしょう。
 長く160mのCWを運用して、DXの信号の落ちてくるところが変化することは経験しておりますが、それでもこんな短い距離間でも差が生じるとは知りませんでした。FT8の使っている微小電界はまた別の世界なんでしょう。
 
 夜明け時間に80mのCWでA8OKを聞いていたのですが、こちらのスローパーアンテナでは交信できるレベルまでは信号は強くなってきませんでした。
 ノイズの中から時間経過とともにCW信号が判読できるように変化していくのを聞くのが楽しいのですが、ある程度以上になってくれないことにはコールしても応答がわからないので、その先は信号強度の上昇を待つしかありません。
 今朝は80mのCWはあきらめ、またFT8の運用があるまで待ちましょう。
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1時間待って2分間の窓

2024-04-13 10:24:13 | 160m
 薄日が差していますが、一面の雲。気温は19度と心地よい温度です。
 早起きしても、パジャマのままでもワッチができるよい季節となりました。

 昨夕10mでA8OKが見えなかったのですが、7時ごろから再び見えてきました。
 やっと見えたかとコールして交信までたどり着けました。

 
 あとは160mと今朝も4時半に起きだしました。すでに1840では北のほうの局が
コールしております。念のためLiveStream を見ておきます。しかし160mの交信は遅々として進んでいない模様。
 当然の如く見えてきません。行橋のビバではしっかり見えているようです。
 見えてくるまでひたすら待ちです。こうなったら忍耐勝負。
 LoTWをチェックしたり、ぼーっとモニターを見て時間の過ぎるのを待つのみ。
 ローカル局が見えているのか見えなくてもコールするのかわかりませんが呼び始めました。その強い信号の抑圧を受けてミニター上のJA局の局数がガクッと減少するのはこちらのRIGのぼろさ加減でしょう。
 1時間が経過して、突如そのローカルにレポートが返ってきました。しかしローカル局は反応しないようです。わがモニター上に初めて160mでA8OKの
コールサインが見えましたのでコールをすること2度。-12のレポートが返ってきました。やったぜ!とばかりにレポートR-23を送るとなんとRR73が返ってきて、LiveStream にもUPされました。

 このあと、またA8OKの信号は消え去り、再びは見えることはありませんでした。わずか2分間の出来事。ポっとやってきて、サっと消えていきました。
 でもうれしい160mのバンドニューでした。

 
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アンテナの軽量化

2024-04-12 18:27:34 | 無線
 一日中曇り空でしたが、気温は高くなってきました。外気温は25度もありました。夕方の散歩時は汗ばむほどで、ソロソロ初夏の気候ようです。

 KH0行きの準備中ですが、航空機への持ち込み荷物は限られておりますので、なるべく軽くする必要があります。
 160mのアンテナをどうするか考えていたのですが、2015年にドイツより購入した短縮DPがあることを思い出しました。(ブログの2015・11・10に記事があります)ほぼ半分の長さに短縮されていますが、全長39mは狭い敷地に展張するには無理で、使わず保管しておりました。
 探し出して重量を計測すると1.6Kgありました。エレメントは透明の被覆で銅の撚り線ですが結構太いので、これを軽量な線に付け替えれば軽量化ができそうです。早速以前購入したこれもドイツ製という40mの軽量エレメントと付け替える作業をしてみました。

 上に写っているのが本来のエレメントです。付け替えた結果重量が半分の800gとなりました。センターにトロイダルトランスとその側に短縮用のコイルがあり、その先で切断して細いエレメントを接続してみました。
 センターをグラスファイバーポールで持ち上げて、エレメントを展張して長さを調整すれば1KW運用が出来そうです。160mのSSBでもサービスできるかもしれません。

 今朝は4時半に起きだして、A8OKの160mを待ちましたが、こちらでは見えてきませんでした。またのチャンスをと思いますが、連日の早起きが問題です。
 40mではよく見えておりましたので、コールしてパイルの中拾ってもらえました。
 午後は10mのFT8を期待したのですが、なかなか見えてきません。途中福岡の局が2局交信で来たのですが、こちらまで電波が届いたのはかなり時間がたってからでしたが、拾ってもらえずでした。もう春の良かったコンディションではないようで、お空は早くも初夏の様子に見えます。

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VL-1000ドタバタ

2024-04-11 19:57:21 | 無線
 曇り空の一日。気温は19度ですが散歩に川土手を歩きましたが、北寄りの風が冷たく感じます。
 
 南阿蘇でのKH0ペディの予行演習にFT-991を持って行ったのですが、帰ってきて元の状態に接続してはみたものの、AUDIOのOUTが動作していない。予行演習時に設定をあれこれ変更したことは事実ですが、元に戻していたのです。
 AUDIOのINは動作しておりますから受信はできるのです。
 USBカーブルの取り換え、PCのUSB端子の変更など試みますがすべてNG。
 結局991を工場出荷状態に戻しました。そこからFT8の設定をMENUで設定していきました。
 その結果送信もできるようになりました。
 これでまたFT8の運用ができるかと思ったのですが、今度はVL-1000の6mが動作しない事象発生。991からのコントロールケーブルの点検、プラグのチェック等思いつくことを点検しますが、6m以外は送信できるのです。
 コントロールケーブルを通して、Band Dataが電圧の変化で991のバンド切り替えに従ってVL-1000はバンドチェンジする設定になっております。
 何度か送信を試みているうち、アラートコメントがVL-1000の液晶に現れて短い時間ですが読めます。1008というコメント番号がわかりましたのVL-1000
のマニュアルを参照すると、VL-1000のF SETという一番右端のボタンを押すことでバンドDATAをメモリー出来ることがわかりました。多分初めの頃に設定して以後使うこともありませんでしたのでその存在すら忘れておりました。
 マニュアル通りに設定をした結果、無事に正常に動作するようになりました。何かの加減でメモリーがDATAを失ったようです。こんなことは初めてのこと、いい勉強になりました。
 普段使用していてトラブルもなく動作している機器を一時的に取り外すのは
気が重いです。再セットしても何かトラブルが起きる可能性がありますから、なるべくそのままの状態で使った方が安全のように思います。
 特にFT8などのPCが関係する構成の送信系は設定が狂うことが往々にしてあり、元に戻すのに手間取り、精神的には悩まされます。

 
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KH0行きの予行演習

2024-04-10 21:17:46 | 無線
 昨日から天気が回復して晴れの天気でした。
 昨日は南阿蘇のアグリキャンプ場に出かけたため、いろいろと忙しくブログを書くこともできませんでした。
 KH0に出かけるについてあらかじめRIG,ANTなどの持っていくものの調整や実際にアンテナを立て調整したり、RIGとAMPの接続、FT8の設定などと忙しく働いておりりました。
 キャンプ場はコテージ式の一軒家で、周りの策を利用してグラスファイバーのポールを立てて、MyAntennas.com社のEFHW-4010-HPというEnd Fed はHalf Wave-EFHWをあげました。もう一つはStepp IR社のCrank Verticalです。
 End FedはMFJの600W ATUを使ってやるととりあえず160mから10mまでは使えることがわかりました。しかし果たして電波が飛ぶかどうかは現地で使ってみなければわかりません。
 Crank Verticalはじめてみましたが、よく考えられたアンテナです。ただバンドチェンジはバンドチェンジの度に根元に行ってアナライザーを見ながらエレメントとラジアルの長さを変える必要があるのはちょっと面倒でしょう。




 RIGは3機種ですが、リニアとの接続、FT8の設定など、結構手間取るものです。なんとかRIG3台とリニアアンプ2台との接続もうまくいきほっとしました。
 普段は床の上で胡坐を組むということがない身ですが、長時間胡坐をかいたままの作業で、足の筋肉が耐え切れなくなり、夜寝ていても足に筋がつったり、傷んだりで年は取りたくないものです。
 
 今朝は10時までに撤収ですから、忙しいかったです。
 1日のコテージ生活でしたが、地元のJA6BXA河喜多さんが夕食、朝食と手料理の腕を振るってくださりとても助かりました。
 帰りは河喜多さんの紹介で枝垂れ桜がきれいに咲いている花園を車中から見ながら運転でしたが、たくさんお見物人が押しかけてきて駐車場はどこもいっぱいでした。まだ枝垂れ桜は若い木ばかりですが、これから10年、20年後はすごいことになっているだろうと思いました。

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微弱電界の面白さ

2024-04-08 18:10:08 | FT8
 本降りの雨が降っております。満開の桜が冷たそうです。
 すぐそばの県営アパートの広場に桜が10本ほど植えられており、もう40年もたち毎年きれいに咲き楽しませてくれておりました。しかしその側を土手道がとおり、桜の枝が伸びて自動車の通行の邪魔になるらしく、昨年の秋に剪定が行われました。桜切るバカ、梅切らぬバカということをよく聞きますが、今年も桜は咲いたのですが、これまでと違ってなんとなく貧相な感じです。やはり桜の木は自由に伸びた枝にたくさんの花が咲くのが魅力なんですね。

 はるか遠くのリベリアからA8OKが出てくれております。各バンドとも交信済みではありますが、折角の運用ですから交信しておきたいものです。昨夜は15mで運用しているらしいのですが見えてきません。ロシアの局が交信したDFでコールしてみました。もしかしたらこちらの電波が届き、短い時間でもお空のコンディションが続けば交信できるかもしれません。
 思った通り返事があり、RR73までコンディションが持ったようです。

 
 今日の夕方、今度は12mでA8OKがLiveStream で運用しているのを知りました。でも昨夜の15mと同じように見えてきません。
 柳の下のドジョウよろしくコールをしておりました。
 思った通り、今日の返事は来ました。

 しかし今回はRR73がもらえません。改めて仕切り直しでコールをしておりましたら、またも返事が返ってきたのです。

 でも今日は15mのようにはいかず、RR73までは最後まで行くつくことはできませんでした。微弱電界の伝搬の面白さはこの辺りにありそうです。
 また挑戦してこのスリルを味わいたいものです。


 
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アース作り

2024-04-07 20:46:40 | 無線
 雨は降りませんでしたが、どんよりとした曇り空の一日でした。
 机の前であれこれ作業をしていると、ふくらはぎが冷たく感じます。花冷え、
まさに花冷えの感じです。半田付けなどの細かいことをしていると尚更寒さを感じてしまいます。ぽーと暖かい日が恋しいです。

 KH0での運用のアンテナは運ぶことも考えるとどうしても垂直系の釣り竿アンテナになります。するとアースと言いますかカウンターポイズが必要になるので、アース作りを行いました。5mのビニール線の両端にギボシを付けて現地で接続しようというわけです。また余分に2本5mを切り出して、同じように両端にギボシを付けて延長もできるようにしました。
 最近はあまり集中してこういった作業はしないので、やけに疲れを感じます。
 できたアース類は写真のようなものです。

 
 太陽黒点も少し増加しつつあるようで、ハイバンドのコンディションは相変わらず特別よくもなく、かといって悪いというほどでもないようです。
 今話題のOKの連中のリベリアでの運用A8OKとは30m、20m、17mと交信できました。
 また今夕6時過ぎに40mではFM4LVと交信できました。
 6mのVP6がまだ交信できていないので、VP6MWと10mで、VP6Gto20mで交信して、6mでの出会いをお願いしたのですが、FT8ではそんな気持ちは伝わらないことでしょう。
 VP6Gは20mで強く来ていることもあり、JAのパイルがすごかったです。わがぽんこつPC でも80局も1度にデコードしておりました。日曜日の午後ということもあったのでしょうが、呼ばれる方はうはうはだったことでしょう。
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釣り竿アンテナのアース

2024-04-06 17:26:06 | 無線
 冷たい雨が降っております。満開の桜も雨に打たれて冷たそうです。
 それにしても気温が低い。外気温は17度と今どきにしては低い温度。暖房が気持ち良く感じます。

 相変わらず太陽黒点数は低迷しており、気分的にも気が滅入ります。
 A8OKが始っておりますが、ハイバンドのSP、30mのLPと見てはいますが、見えたり、見えなかったりと、どのバンドも安定しておりません。160mと6m以外は度のバンドも交信済みですから、見えたらコールしてみようと思っております。

 サイパンでの運用はビームアンテナなど望むべくもありません。とくればやはり釣り竿アンテナ頼りということになりましょう。
 普段はあまり使ったことのないアンテナですから、YOUTUBEで皆んさんがいろいろ実験や運用されている映像を参考にしております。
 主エレメントは釣り竿ですから、それ以上でも以下でもないので、ATUでマッチングが取れうまく電波が乗るかどうかはアース側にもポイントがありそうです。
 カウンターポイズというか、アースマット的使い方と、アース線をそこらに投げ出して使うといったものが多いようです。
 中にはアース線の長さにこだわって、カットアンドトライしてSWRが0.1上がったの下がったのと一喜一憂している画像もありますが、SWRはATUに任せて、TRのファイナルの暴走さえ防げればよいという考え方でいいと思っています。
 それより飛びが良いか、受信はどうかといったことのほうが大切だと思います。

 私が持っていくアンテナはカーボンロットの釣り竿とMyAntennas.comの
EFHW-4010-HPというEnd Fed Half Waveです。このアンテナは40mから上用なんですが、80mとWARC Bandは100Wでは使えます。全長20m弱のものです。
 これを10mのファイバーグラス釣り竿で持ち上げて使う予定です。
 しかし現地にいってみて臨機応変で対処しようと思っております。
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リニアアンプのパッキング

2024-04-05 14:30:07 | 無線
 花曇りというのでしょうか、曇天です。外気温も15度とそれほど暖かくありません。風がないだけよいです。

 午後6mで久しぶりにC21TSが見えてJAと交信してくれておりました。VK9DXは初めてでしたので交信しておきました。

 4月9日に南阿蘇のキャンプ場に、今度KH0にペディに行く3人が集まり、アンテナやリグのチェックをする予定です。
 持っていくRIGはFT-991とリニアDXV600Lなんですが、今のところ手荷物で持参しようと考えております。リニアを詰めるプロテクタツールケースをアマゾンであれこれ検討しましたが、TRUSCOのTAK130Lというものを手配しました。
 なかの防振材を適当に切断して、ちょうど収まるようにして納めてみました。

 ちょうどよい寸法だったようで、うまく収まりました。これだと手持ちで航空機に持ち込めそうですが、果たしてうまくいくかが問題です。
 FT-991はバックパックに収めてやはり手荷物扱いで依頼しようと思います。
 スーツケースにはスイッチング電源、MFJ-994Bそれにアンテナの線類などを詰め込めばよいかと計画しております。
 ソロソロ身の回りの物や食料品の手配も考えねばなりませんが、9日のキャンプ場での打ち合わせで決めればよいかとまだのんびり構えております。
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気持ち良いペディ後

2024-04-04 18:24:55 | DXing
 北風が強く吹いていましたが、雲の多い天気でした。18度と外気温も高くなくむしろ北風の吹きぬけるところは寒いと声が出ました。
 
 昨夜10時半ごろ10mFT8でVP8LPが見えておりました。10mではバンドニューです。このあたりのパスはよくわかりませんが、たまたまアンテナは北方向に向いておりました。LPです。
 何とか交信できました。

 もうほかのバンドでは交信済みですが、LoTWには対応していなくDirect Onlyのようです。またSAEを送ることにしましょう。

 TX5XGの残りがLoTWにUPされすべての交信が合格でした。6mのバンドニューもあり感謝ですね。
 最近はLoTWにUPするだけでもOQRSで$を要求するPediもあるくらい旅費を稼いでいるのではないかと疑いたくなるPediも多い中、Pediが終了すると早速LoTWにUPしてくれる今回のJA1XGIさんのみごとなPediだったと思います。
 今運用されてるYJ0VKもPediの最中にもLoTWにUPしてくれる心優しい方たちには本当に感謝ですね。運用してやってるというPediが散見される中、こういった運用しているほうも大いに楽しみ、コールする方もあと腐れのないといいますか、気持ちの良いPediはありがたいと思います。
 すべからくPediはこうあってほしいものです。Pediする身にとっても、呼ばれないほどガッカリすることはありません。
 呼ばれてなんぼというのもPediの一面だと思うべきではないでしょうか。
 今月末のKH0へのPediもこういうことをよく理解したうえで運用と事後処理を心がけようと改めて思いました。
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