国宝の展示が昨日限りということで大分県立美術舘
OPAM)に出かけました。
今年大分市の中心部に新たに建設された美術舘の開館
記念の特別展が開かれております。
ここに九州では初めてという東京国立博物館所有の
長谷川等伯の「松林図屏風」です。
(ネットよりコピー)
しばらく前で眺めておりました。
さすが国宝だけあるなんともいえない奥深さを感じさ
せます。この絵のすごさをど素人の私が講釈しても始ま
りません。おーこれがあの名高き国宝の屏風かと思うだ
けです。
1,200円で見ることができるのですから、東京まで見
に行くことを考えればありがたいことです。
もう一点、大分市出身の福田平八郎の「花菖蒲」が
展示されておりました。
この絵は数奇な運命を経ているそうです。
大分県臼杵市出身の実業家首藤定が旧満州で収集した
美術品のひとつで、敗戦で生活に困窮した多くの現地の
邦人を救うため、首藤コレクションは大量の食料と引き
換えに進駐してきた旧ソ連軍の手に渡したそうです。
この首藤コレクション、目録561点のうち福田平八郎
の作品42点が福田がなくなった翌年(75年)ソ連が日本
政府に寄贈したそうです。
その時分には大分県に受け入れる施設がなかったため
京都国立近代美術館に収蔵された。
それが今回一時帰郷して展示されておりました。
立派な入れ物ができたのを機会にいまだロシアにある
であろう首藤コレクションが返還され「OPAM」に常設コ
ーナーができるといいです。
OPAM)に出かけました。
今年大分市の中心部に新たに建設された美術舘の開館
記念の特別展が開かれております。
ここに九州では初めてという東京国立博物館所有の
長谷川等伯の「松林図屏風」です。
(ネットよりコピー)
しばらく前で眺めておりました。
さすが国宝だけあるなんともいえない奥深さを感じさ
せます。この絵のすごさをど素人の私が講釈しても始ま
りません。おーこれがあの名高き国宝の屏風かと思うだ
けです。
1,200円で見ることができるのですから、東京まで見
に行くことを考えればありがたいことです。
もう一点、大分市出身の福田平八郎の「花菖蒲」が
展示されておりました。
この絵は数奇な運命を経ているそうです。
大分県臼杵市出身の実業家首藤定が旧満州で収集した
美術品のひとつで、敗戦で生活に困窮した多くの現地の
邦人を救うため、首藤コレクションは大量の食料と引き
換えに進駐してきた旧ソ連軍の手に渡したそうです。
この首藤コレクション、目録561点のうち福田平八郎
の作品42点が福田がなくなった翌年(75年)ソ連が日本
政府に寄贈したそうです。
その時分には大分県に受け入れる施設がなかったため
京都国立近代美術館に収蔵された。
それが今回一時帰郷して展示されておりました。
立派な入れ物ができたのを機会にいまだロシアにある
であろう首藤コレクションが返還され「OPAM」に常設コ
ーナーができるといいです。