JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

サラバ DRAKE 4C Line

2013-07-12 10:13:33 | 無線
 
 なつかしいDRAKEの4C LINE です。
 本当に長い間 わがシャックにありましたが、もう
使わなくなって長い年月が過ぎました。
 明日でお別れです。
 1970年代 CO誌のハム交換室で見つけました。
 出品者は当時のローバンダーでは一人者のJA3UI
岸本OMでした。
 さっそく手紙を出し譲ってもらいました 。
まだメイルなんてなかった時代です。
 そのときは知らなかったのですが、岸本OMは病気療
養中だったようで、しばらくして訃報に接しました。
 1969年JARLが本格的なDXぺディションとしてはじめて
小笠原父島に送り出したOPのひとりとして参加されローバ
ンドを担当されたのは有名でした。

 当時は国内にDRAKEを取り扱う代理店はなく、岸本OM
は直接米国より輸入されたようです。

 その後MN-2000を手に入れ、ずらりと並べての運用は
自己満足の世界でした。
 プアマンズコリンズと称せられたDRAKEでしたが、
R4Cはいまでもローバンダーの仲間内では使われている
ようで、その受信性能はなかなかのものです。
 オール真空管のコリンズS-LINE に対してTRの使った
ハイブリッドでした。
 またTXのT4XCはLSBとUSBに別々のフィルターを持ち、
ファイナルは6LQ6というTV球2本でした。かるく150W は
でましたので、3-500Z2本のL4Bを使うには良かったので
しょうが、L4Bはとうとう手に入れることは出来ません
でした。
 R4CとT4XCは背面で数本のケーブルを接続することに
より完全トランシーブ操作が可能で、重宝しました。
 
 しかし何時ごろからかトランシーバー時代になり、
送受別のセパレイトタイプが使われなくなり、第一線
から引退して、長い時間不遇の身でおりました。

 どなたかかわいがって使ってくれる人がいれば、お
譲りしたいと長い間思っておりましたところ、先の九州
DXer'sミーティングの折、R4Cを探しているという若い
人がおられ、もしよければ4C LINEでどうかと話したと
ころ、交渉成立となり我がシャックから旅立つことにな
りました。
 別れに記念の写真を撮ったのが上記に写真です。畳
の上に並べてみました。
 長くかわいがってもらえるとうれしいですね。


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2 コメント

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photo (souryo-modoki)
2013-07-12 21:11:04
4Cラインのお写真は額縁に入れてたまに見てやるのもよろしくございません?
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さようなら (JA6VQA)
2013-07-13 18:56:25
もう現役でバリバリ活躍ということはないでしょうが、新しい持ち主が持っていることに喜びを感じ、たまに動作させて満足していただければ、私も4C LINEも満足でしょう。
返信する

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