これはダメだ！！

　朝7時ごろ結構雨脚が強かったが、短い時間で終わった。
　心配になる台風9号の進路だが、期待したように少し西側のコースを進むよう
で、あまり大きな影響はないかと思う。
　台風10号がとんでもなく大きくなり、最悪豊後水道をめがけて登ってくると
の予報をはやばやとEUのコンピューターが警告を発しているが、日本の気象庁
はまだ台風になっていないので、何も情報を出していないようだ。
　
　さて今週末にJARLの社員総会の第二幕が開催される。
　初めての延長戦であるが、6月の社員総会から今日までの間の法廷を交えた
攻防戦は反会長派の作戦通り、これまでの伏魔殿に風穴があいた感じだ。
　長くJARLの仕事をしてきたが、いつも疑問に思ったことは、この大変な団体
の会長職を進んでなる人がいるという事だった。
　これまでの社員総会で提出される質問書にしても、しょせんど素人の集まりで
執行部側に良いようにあしらわれてきたわけだ。

　今回は違った。法のプロたる弁護士の会員が自ら先頭に立って、様々な会計資
料の開示を迫った。
　これによりようやく開示された領収書などを見ると、なるほどこんなにも
私利私欲のために、会員が納付した会費が使われていたのか、だから会長になり
たかったという事が分かった。
　会長は無報酬であると常に公言していた。こんなでたらめな領収書の処理がな
されていて、誰が決裁印を押していたのだろう。監査報告はいつも「正しく処理
されていた」ことを報告しますと社員の前でいっていた。何が正しくだ！！
　
　9月5日の社員総会延長戦は急に決まったことで、全国の社員のうち、どのくら
いの社員が出席できるか分からないが、大切な次期の理事の認否を決めることに
なっている。社員のみなさんがどんな判断を下すかは予断を許さないが、外野に
いるものとしては、一日も早くJARLの運営が正常になることを望むだけである。