JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

FT8でのバンド内の寄生発振

2023-12-29 13:03:25 | FT8
 晴れの穏やかな天気です。年末恒例だった大掃除や車の洗車などには持って
来いの天気ですが、次第に崩れる予報のようです。

 FT8の送信時にPCよりのTXへの最適な入力量というのはどうして決定すれば
いいのかの答えを求めて試行錯誤しております。
 先日の受信時に同一局の多数復調する原因もまだ決定的なこともわかっており
ませんが、復調の場合は受信局側にも問題があるのかとも考えておりますが、
送信側としても、ただALCメーターを振らせなければいいかというのも疑問があ
ります。普段FT8を運用していて、3次、5次等の高調波はWide Grephには現れる
だけで受信に関しては別に問題はないです。
 復調される3Khzバンド内の寄生発振による信号は、無に越したことはないので
すが、この寄生発振が信号として放出される強度はどんなものでしょうか?

 宮崎の友達がFT-101MPではバンド内の寄生発振の模様がスコープで見えると
いうので、PCからの入力、TXのMIC入力量などを変化させて、寄生発振がどの
ように見えるかのスクショを送ってきてくれました。

 一番良い状態です。TXの出力は5W。ダミーロードでのテストです。

 PCの出力を上げた時。RIGの入力ゲインは15に設定

 PCの出力をしぼり、RIGのゲインを最大。

 どちらも最大。
 測定者曰く、RIGの入力レベルは最初の画像のようにきれいなのは入力レベル
を15に設定した時だと結論付けております。
 ALCメーターが振れない状態でもRIGの入力レベル設定が高いとバンド内が
わさわさしてくるという事です。
 他の受信機でチェックしても高調波は見えるが、バンド内の寄生発振は見えな
いという事で、たまたまFT101MPではスコープでチェックできるが、他の受信
機ではチェックできないようです。
 どうも貴重な画像資料の提供、ありがとうございました。

 FT-101MP高級機は持っておりません。取説をD/Lして眺めていますが、どうし
てバンド内の様子が見えるのかは全く分かりません。入力ゲインを調整できるのは
素晴らしいことで、使っている普及機などはREAR入力のゲインは調整できません。
 PCの出力を調整するしかありませんので、Pwrのグラフを細かくクリックして
調整をしております。

 
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