JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

WWⅡ中のHFのコンディション

2022-02-21 18:31:14 | 無線
 今日も大分地方は冷蔵庫状態でした。北部では雪が降っていたようですが、
ここ大分市は天気は晴れているのですが、北からの冷たい空っ風が強く吹いて
いて体感温度はかなり寒く感じました。
 おかげで散歩にもいかず、じーっと座り込んでiPad相手に時間をつぶしており
ました。

 さて昨日の続きですが、Paraset Radioの著者AH6CY Hiroki Kato氏について
QRZ.comによれば、広島の出身で、アメリカ留学ののち、そのまま向こうでこ
れまで過ごされている方です。JAのコールはJA4AAOですから、相当のOMで
した。
 これまでもARRLの機関紙QSTに真珠湾攻撃時の日本軍は発した「トラ トラ
 トラ」の信号や広島に原爆を落とした「エロナゲイ」の無線機についての記事
を掲載されておりました。
 現在はCalにお住いのようです。

 例のSOEが使ったParaset Radioは出力は5Wと小さいものでしたが、欧州大陸
とGB間では実用になっていたし、日本軍の無線機にしても、それほど大きな出力
のものは使われていませんでした。
 もうお亡くなりになったローカルのJA6FB大西OMは軍隊での通信実務の経験
者でしたが、良く言われていたのは、WWⅡ中は太陽黒点が多かった時期だった
そうで、これが大いに役立ったといつも言っておられました。
 アフリカ沖の大西洋にいた潜水艦からの電波も日本に容易に届いていたそうで
良い時期を選んだ戦争をしたものだとよく言っておりました。

 日本本土は戦場には幸いならなかったので、レジスタンス活動という事はなか
ったのでしょうが、欧州はドイツ軍に対して、それぞれ占領された国々では対独
レジスタンス活動は盛んだったことは、映画、小説にたくさん表現されています。

 スパイものの小説や映画が好きなんですが、これまでに読んだり、映画化され
たもので一番面白かったのはケン フォレット著の「針の目」です。
 またその映画もVideo化されていますが、実に面白いです。

 主人公はドイツのスパイで、連合国軍の欧州大陸への上陸作戦がどこなのかを
探るためGBに派遣されて、スパイ活動をします。その間当然無線機を操作して
いる場面もよく出てきます。お暇なときレンタルされてはいかがでしょう。

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