JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

「弱くても勝てます」 開成高校野球部

2013-07-15 20:04:22 | 読書
 毎日猛暑です。お空も磁気嵐の影響か聞こえたり聞こ
えなかったりでワッチにも気がはいりません。
 夏の3連休も終わりです。
 今日から家内は東京の次男のところにオサンドンの
手伝いで出かけ、1週間ほど独身生活です。

 こんな時は冷房のきいた部屋で読書が一番と今日、朝方
NHKラジオで紹介されていました高橋秀光著「弱くても
勝てます」開成高校野球部をいつものhontoでさがすと
すでに電子書籍でありました。
 さっそくダウンロード。
 開成高校というのは毎年東大に200名近く合格する日
本一の進学校なんですね。
 この著者が高校の野球部を尋ねて、監督や選手に野球
の話を聞きその考え方や野球への取り組み方が普通の
高校野球とはまったく違ったことをレポートしています。
 平たく言えば下手な選手の集まりのチームが、甲子園
を目指す激戦地区の東京でベスト16に入ったことがあ
るのです。そのときの成績は3回戦までは5回コールドが
1回、7回コールドが2回、4回戦は9-5で勝ち、5回戦
で3-10で敗戦(7回コールド)
 練習は週1回グラウンドが使え、見ているとゴロは股間
を抜けていくし、外野(レフト)の3年生いわく「特に内
野は打者に近い。近いとこわいです。外野なら遠くて安
心なんです。といって彼は外野を守っている。
 「僕は球を投げるのは得意なんですが、捕るのが下手
なんです」内野(ショート)の2年生はいう。
 両肩の上に腕が上がって投げることが出来る子はピッ
チャーにするから5人はいるという青木監督は高校は群馬
だそうですが、東京大学野球部出身で開成高校の保健体
育の教諭。監督いわく「むしろ開成が普通なんです」と
 高校野球というと、甲子園常連校の野球を想像すると
思うんですが、彼らは小学生のころからジュニアチーム
で活躍していた子供たちを集めて、専用グランドなどが
ととのった環境で毎日練習をしている。ある意味、異常
な世界なんです。都内の大抵の高校はウチと同じ。ウチ
のほうがふつうといえるんです・・・・」なるほど
 普通の高校同士でいかに勝利するか、面白い理論が
この本では展開され、目うろこといった感じです。

 今まさに各県では夏の甲子園行きを狙っての熱戦が
猛暑の中行われております。
 ことしはどんな物語が生まれるか楽しみです。

 たまにこんな毛色の変わった本も面白いです。
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