JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

米国による傍聴

2013-07-05 16:58:57 | 無線
 昨夜は一晩中風が強かったです。
 今日のに中は雨は降りませんでしたが湿度が高く
蒸し暑い一日でした。

 ここのところ新聞やTVで米国による通信の傍聴が
話題になっております。
 ブッシュ前大統領時にテロ対策といえばすべてOKで
なんでも許されるというおかしな時代になりました。
 それ以来、いやそれ以前からエシュロンなどで無線
の傍受が行われていたのは周知の事実でした。

 デジタル時代になり、SDR受信機が出現し、いとも
簡単にすべての無線の世界を3次元で録音できる時代
になりました。
 はじめてAORのPERSEUSの録音を見た、聞いた時は
驚きました。
 画面上で時間と周波数をクリックすると過去に放送
されたラジオの音声が選択できて聴くことが出来るの
にびっくりしました。それも周波数と時間を連続して
選択できるのですから。
 アマチュア無線バンドでみれば80mから10mまですべ
てを録音でき、ファイルを圧縮保存すれば過去に遡っ
て再生可能ときては、驚きでした。

 まあその必要性はまったくありませんが、NSAがもし
必要と思えば、いとも簡単に傍聴が可能なんですね。
 日本の総通の監視部で果たしてこんなことをやって
いるのかはまったく知りませんが、もしやっていると
無線では言いっぱなしでも、別に証拠も残らないなん
て気楽なことを言っていると後でとんでもないことに
なる可能性も出てくるかのしれませんが、総通もそれ
ほどお暇ではないでしょうね。

 スキマー技術などもこの傍聴する技術から派生的に
できてきたことで、われわれはその恩恵にあずかって
いるというのも皮肉なことです。
コメント