同日の午後福岡に来たもう一つの目的、福岡アジア美術館
で行われている風の画家 中島潔が描く「命の無常と輝き」
展にいきました。
京都・清水寺に奉納した46枚の襖絵が展示されていると
いうので、ぜひこの機会の見ておきたかったのです。
土曜日の午後というのにそれほど見に来ている人は多くなく
ゆっくり約100点を見ることができました。
独特のかわいいキャラクターが描かれた作品は細かい筆使い
で、童画と言われますが、その背景はまさに日本画です。
油彩にはない繊細な描写は花びら一枚一枚が細かく、独特の
子供たちの髪の毛が繊細に描かれております。
すべての絵にうめ吉とサインされていますが、18歳にして
死に別れたお母さんの名前がうめさんだったことに由来して
いるらしく、近年の作品にはあまり見かけなくなったようです
が子供のキャラクターと一緒に描かれいた子犬の名前もうめ吉
と中島は名づけていたようです。
2010年に肺がんの手術をした後、犬のうめ吉がいない絵
を描くことができるようになったと会場内で映し出されていた
ビデオの中で、本人が言っておりました。
清水寺の襖絵も見ごたえがありました。
古風なお寺の建物に中の襖にはこれまでの常識からいえば、
とても考えられない画風ですが、これをあえて採用したお寺側
の決断に拍手です。
こうして展示会で見るのと、実際に建物のしきりに使わ
れているところを見るのとは、また違った雰囲気になるだろう
と思います。機会があれば本来の襖絵として使われているとこ
ろを見たいものです。
上の写真に使った何匹いるかわかりませんがイワシの大群が
天に昇っている様子を描いたものということで、先頭のどれか
は亡き母だそうですが、これだけ描く画家の根気に圧倒されま
す。
詩人金子みすずとのコラボの絵たちもいい雰囲気でした。
機会がありましたら、ぜひでかけられて、描かれている独特
のキャラクターたちの表情を眺めて、中島の世界に浸り、心を
癒してみてはいかがでしょう。
で行われている風の画家 中島潔が描く「命の無常と輝き」
展にいきました。
京都・清水寺に奉納した46枚の襖絵が展示されていると
いうので、ぜひこの機会の見ておきたかったのです。
土曜日の午後というのにそれほど見に来ている人は多くなく
ゆっくり約100点を見ることができました。
独特のかわいいキャラクターが描かれた作品は細かい筆使い
で、童画と言われますが、その背景はまさに日本画です。
油彩にはない繊細な描写は花びら一枚一枚が細かく、独特の
子供たちの髪の毛が繊細に描かれております。
すべての絵にうめ吉とサインされていますが、18歳にして
死に別れたお母さんの名前がうめさんだったことに由来して
いるらしく、近年の作品にはあまり見かけなくなったようです
が子供のキャラクターと一緒に描かれいた子犬の名前もうめ吉
と中島は名づけていたようです。
2010年に肺がんの手術をした後、犬のうめ吉がいない絵
を描くことができるようになったと会場内で映し出されていた
ビデオの中で、本人が言っておりました。
清水寺の襖絵も見ごたえがありました。
古風なお寺の建物に中の襖にはこれまでの常識からいえば、
とても考えられない画風ですが、これをあえて採用したお寺側
の決断に拍手です。
こうして展示会で見るのと、実際に建物のしきりに使わ
れているところを見るのとは、また違った雰囲気になるだろう
と思います。機会があれば本来の襖絵として使われているとこ
ろを見たいものです。
上の写真に使った何匹いるかわかりませんがイワシの大群が
天に昇っている様子を描いたものということで、先頭のどれか
は亡き母だそうですが、これだけ描く画家の根気に圧倒されま
す。
詩人金子みすずとのコラボの絵たちもいい雰囲気でした。
機会がありましたら、ぜひでかけられて、描かれている独特
のキャラクターたちの表情を眺めて、中島の世界に浸り、心を
癒してみてはいかがでしょう。