JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

別大国道

2012-02-07 10:02:22 | 日記
国道10号線の大分と別府間を別大国道と地元では呼
んでいます。先日行われました別大毎日マラソンが行
われたところです。
 この国道が20年の歳月と800億円を超える費用
をかけて、2月初めに全線6車線化が終了しました。

 写真はgoogleより。

 上方左に見える山が野猿で有名な高崎山です。この
山裾が海と直接ぶっつかるあたりの海岸線が急激に落ち
込んでいるために、ここを埋め立てるのが難工事だと言
われておりました、
 以前は山側よりJR日豊線、明治初期より運行していま
した別府大分を結ぶ電車(単線)それに国道と平行して
走っておりました。
 電車道が撤去され、山側のJRも複線化が進み、国道も
山側の電車道側に拡幅すると共に海側の埋め立てをする
工事が長年続きました。

 こうして出来上がると素晴らしい道路になりました。
写真は大分市の市街地のハズレから別府市を見たもので
す。別府湾のさきにはうっすらと四国の佐多岬がみえ、
傾斜地に広がる別府市の湯煙たなびく景色を見ながらの
ドライブは最高です。

 コンクリートより人へ と言われますが、こうして整
備されたインフラを利用できるのはありがたい事です。
 もちろん人も大事ですが、災害の多い国土の日本は
着実にインフラ整備をつづけて行くことが重要かつ必要
だと考えます。デフレで冷え切っている国内産業を刺激
し、国内需要を高め、企業の収益を上げさせて税金とし
て回収することを図ることが、消費税を値上げするより
先でしょう。
 大手電機業界がこぞって大きな赤字を計上したのでは
税収が落ち込んでしまいます。また従業員の懐は豊かに
ならないでしょう。ますます非正規労働者は働く所が少
なくなり、地元経済は更に落ち込むことでしょう。
 そんなこととは関係なしに、公務員の数の削減も給与
の見直しもないままでは、役人天下への風あたりもます
ます強くなっていくでしょう。
 景気の落ち込みがこのまま続けば、たとえ消費税のUP
が決まっても庶民はお金を使わなくなり、期待したほど
の税収は無理でしょう。
 卵と鶏になってしまいますが、消費税より先に景気刺
激をしてデフレを解消し、円安に持っていく努力をし、
企業の業績UPを支援し、従業員の懐を豊かにすることを
図るほうが先にすべき政策と違いますか。
 なぜこの点が全く国会で討論されないのか不思議です。
 TVの国会中継を見ながら考えました。
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