JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

プラネタリューム

2012-02-27 14:58:04 | 日記
昨日の毎日新聞に佐賀県の武雄にある県立宇宙
科学館のプラネタリュームがリニュアルして最新機器が
設置されて調整に入ったと伝えていました。
 ぜひ見にいきたいものです。高速道路から長崎に向
かって進んでいると右手に見える建てものだと思いま
す。

 大分県には自慢にもなりませんが、この手の自然科
学の博物館とかに類するものがひとつもありません。
 どうもここの為政者は芸術関係の建物があることが
文化程度の高いところと思っている不節があります。

 そのむかしJARLの支部長だった頃、大分市のど真ん
中に市民の集う建物が立つというので、是非アマチュ
ア無線の部屋を作って欲しいと市長にお願いに行った
ことがります。もちろんにべもなく断られました。
 天文台を作るから、もう余地がないとの理由でした。

 今ではその建物に天文台があることすら誰も知りま
せん。屋上にドームはありますが、果たして望遠鏡が
あるのかも知りません。もし望遠鏡があっても、汚れ
た空気と明るい夜空では星なんて観測できもしないで
しょう。
 当時一緒に支部長をしていた北九州支部長の堤さん
によく笑われました。
 大分県は面白いところだ。星も見えない市の真ん中
に天文台を作り、星のよく見える九重の山の中にプラ
ネタリュームを作っていると。
 確かに九重の山に中には九重青少年の家という教育
委員会の施設があり、プラネタリューム室という設備
がありました。 
 堤さんは当時北九州市の自然科学館のプラネタリュ
ーム関係の仕事をされており、その筋の専門家から見
ても大分県は失笑モノだったようです。

 お医者をしていて、長年蝶の標本を集めてこられた
方が亡くなり、その標本を県の施設に託したいと申し
入れました。しかし残念ながら受け入れる施設もなく、断
られ、貴重な標本も何処かに消えてしまったこともあ
る、誠に自然科学関係の施設の貧弱な大分県を嘆いて
ばかりおります。
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