さあくる湯沢温泉

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同人ボドゲレビュー「惨劇RoopeR」

2012-05-26 23:59:14 | ゲーム
ゲーム会に一般参加された方に「私、脚本家できますよ!」と名乗り出て頂いたお陰で、まーしゃる様と風来ノ道化師様と私が長時間覚悟で一も二もなく飛びついた、今話題のゲームです。

「惨劇RoopeR」BakaFire Party

話を聞く限りでは、TRPGに近いのかなと勝手に想像していたのですが、違いました。例えるなら、「複雑にしたスコットランド・ヤード」です。正月に遊んだ「ホワイトチャペル」が、さらに近い感じ。
脚本家は逃げて足跡を残す代わりに、情報を小出しにしながら悲劇的なバッドエンドを迎える確定状況を作ります。
バッドエンドになると、「ひぐらし」さながら、ストーリーの最初に戻ってもう一度同じ悲劇を繰り返そうとします。これを何度か繰り返すうちに、得られた情報から真相を推理してバッドエンドを回避しようという。・・・脚本家をよってたかって追い詰めて行くゲームです(笑。

コレ、脚本家はマジ大変です。スコットランド・ヤードの犯人が管理するのは基本自分の位置情報だけですが、これは本当に色々な情報を管理しないといけません。で、脚本=答えなので、一度脚本家をやるために準備すると、同じゲームにプレイヤーとして参加できなくなってしまうというジレンマつき。
そして、普通に参加するだけでもゲームの主旨を理解するのに時間がかかります。私は「ひぐらし」が好きなのである程度予備知識はあったはずですが、2ループ目の中盤まで全然腑に落ちてない状態でした。「ひぐらし」系統の作品を知らない人は、参加自体が難しいんじゃないかと思うレベルです。

で、それらのハンデを補って余りある魅力がこのゲームにはあります。

ボードゲームで「ひぐらし」の肝である推理ゲームを展開する、やりたいことが見事にできています。
一般受け?知らないね、俺はこれがやりたいから作ったんだ。わかる人だけついてこい。そんな自信と心意気がゲームから伝わってきました。
軽く玉砕した経験のある私にとっては、眩しくも妬ましい、逸品ですね。

あ、結果ですか?最後の推理惜しい所でハズして主人公側敗北しました(笑。
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4 コメント

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Unknown (c7)
2012-05-28 12:19:13
む、ひぐらし好きなので機会があればぜひやりたいですね。

とはいえ、推理ゲ―は下手なのですがw
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Unknown (YUZ)
2012-05-28 23:58:41
コメントありがとうございます(^^

TRPGと同じでGMやってくれる人が居ないとですねw私はプレイヤーならウエルカムですよ~
あと、人気作品なので手に入るかどうか。
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Unknown (c7)
2012-05-29 12:27:54
>GMやってくれる人
たしかに。それが問題だw
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Unknown (YUZ)
2012-05-30 00:31:27
いつだってそれが問題ですw
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