まずは遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
2020年になってもう18日目です。
去年認知症の母親の世話をするために久留米の実家に5月29日に戻ってきました。
母親の世話というか、介護は大変です。家事で一日が暮れていきます。そして、毎日何かが起こります。
正月を経て、母の認知症が少し進んだように感じます。母は寝ることが増えてきました。
さて、13日に久留米市美術館(旧石橋美術館)に熊谷守一展を観てきました。
僕は熊谷守一は戦中か戦後生まれの人だと思っていたら、青木繁と東京美術学校で同期の人でした(1880-1977)。
97歳まで長生きしています。80歳過ぎてからの作品がとても素晴らしかったです。作品が暖かく愛らしく自由で瑞々しいのです。
日本画をやっていたことも生きていました。絵を複雑にしていないのです。シンプルで深いのです。
「さつまいも」という作品が一番気に入りました。サツマイモがマチスの「ダンス」のように生き生きと踊っていました。
しかもサツマイモがペチャクチャしゃべりながら踊っているかのようでした。
青木が熊谷と同じ歳まで生きて作品を描いていたらどんな作品を描いただろうかと想像してしまいました。きっとピカソみたいになっていたかもしれないと思いましたが、思っても仕方がない事です。長生きも才能の内です。
美術館を出て、スーパーマーケットに夕飯用の食材を買いに行きながら、数枚写真を撮りました。
美術館のバラ園のバラもところどころ咲いていました。
これからの写真は久留米市内の様子です。いずれ失われる風景だったり、なんか気になったものを撮りました。
解説はなしです。
去年はずっとインプットばかりしていました。
いろいろなイベントでインプットばかりして、うまく消化できないままアウトプットできないで、ほったらかしにしている事象がたくさんあります。写真もいっぱいあるのに出せていないので。
今年は少しずつ整理してアウトプットしていきます。
本年もどうぞよろしくよろしくお願い致します。