予想に反して渋い夕日でした。もっと赤い夕日になると思ってましたがなりませんでした。でもこれはこれで美しいです。
26日午後1時に前立腺がん検査のため白十字病院というところに入院して、本日午前10時ころに退院してきました。
おしっこの出がよくなくて、前立腺肥大か前立腺がんの疑いがあっての検体を採るための入院でした。
この入院が初めてなのに、泌尿器科でパンツ脱いで、特殊な椅子に座らされると頭側が下に下がり、足側が上がっていき、やがて、両足が開くように足座が左右に動き、何とも言えないかっこうになっていました。
女性の看護師さんが3人いて、さお部に細いカメラが挿入され、モニターに尿道から、前立腺に圧迫されている部分そして膀胱の内側までしっかり見せていただきました。
膀胱がに血管のように筋が入っていて硬くなっているそうです。
次に肛門になんか器具を入れられ、直腸から前立腺に針を刺してパチンという音をさせて、検体となる細胞を14か所採取されました。少し出血があったのですが、ダメージが少なくて済んだようです。
局部麻酔がよく効いていたのか痛くありませんでした。
検査結果は正月を挟んで、来年1月の16日だそうです。本日午前10時に退院して、現在のところもう日常に戻って元気でいます。
入院中はよく寝て今すっきりしています。入院中SMAPxSMAPの最終回をやっていました。
僕にもSMAPとの関わりがあって、さっき昔の仕事のファイルから探してみました。
1995年テレ朝の仕事で、僕が働いていた会社が「PRIO」というフリー雑誌を作っていました。東京でテレビ朝日は10チャンネルでPR10で「PRIO(プリオ)」という名前でした。テレ朝で始まる「最高の恋人」というドラマのための広告のための特集記事をつくるための写真撮影とインタビューでした。その主演がSMAPの稲垣吾郎さんで、相手役が高橋由美子さんでした。ゴローちゃん(みんながそう呼んでいたので撮影時からそう呼ばさせてもらいました)は礼儀正しく、まじめな感じでした。しかし、ついてきたマネージャーらしき人が3人いて、そのうちの一人がチーフマネージャーか何かで(誰も紹介してくれないし名刺もくれないので)あとの二人にいろいろ命令して威張っていました。撮影の準備中にファッションにダメ出しをされたり、アングルやポーズにも注文が入ってきました(ゴローちゃんは顔の向かって右側より左側がいいそうです)。全体的にこのおばちゃんに仕切られていく感じでした。撮ったポラロイドも全部(後で表紙や扉のデザインをするため2枚だけこっそりかくしましたけど)持って行って、後日入稿ぎりぎりにこれを使えと出来上がりポジが送られてきました。本来、ポジの選定もディレクションをした僕が選べるのですが、ジャニーズではそれが通らないようでした。だからゴローちゃんのイメージがあまり残っていなくて、その横柄なマネージャーさんの印象だけが強烈に残っています。
しかし、今、ゴローちゃんのインタビュー記事を読んでみるといいコメントをくれていることが分かります。昨日のスマスマの番組が観たくて仕事場から早く帰ろうとしていた若い自分のこととを思い出しました。アイドルがけっこう恥ずかしい恰好をして笑いを取るコントをしている姿に、僕も格好つけずに身を削って仕事しようと思ったものです。
その後草彅剛くんプロディユースのコンビニのサンクスのスタミナ弁当のポスターやのぼりのデザインもしました。
東京にいるといろんな仕事が回ってきます。こんな僕でも、SMAPの思い出があります。今とは雲泥の差がありますが、人生ではいろんなことがあります。
病室にいて、少しいろいろなことを思い出しました。でもこれからが大切なんです。
おそらくSMAPのメンバーもそう思っているはずです。
SMAPに感謝しつつ、僕もこれからの乱世を前向きに生きていこうと思います。
今年のブログは明日までとなります。明日は何かちゃんと書こうと思っています。