しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

今宿小学校での平島一臣先生の講演会に行く。

2010年11月18日 16時47分45秒 | 学習・教育関係

僕に平島先生を紹介してくださったI氏に連れられ今宿小学校のコミュニケートルームへ到着。PIAの数十名のご婦人ばかりの中、書生姿の平島先生の講演を拝聴。タイトルが「親と子で学びあう人権感覚」というものだった。

平島先生の講演は人権人権と上から人権が大切と教え込んでも、人間の脳の新皮質で理屈で「言葉で人権が大切」と覚えるだけで、実際に苦しんでいる人を助ける行動に至らない。本当に人権を守るには、人の苦しみや悩みを発見し共感できる『感性』の発達が必要であり、幼児や小学校の低学年の方が大学生や大人たちより、こういう感性が豊かで今の家庭や学校はそういう感性を失わせているという内容だった。参加者のPTAのお母さんや今宿小の校長やPTA会長も巻き込んでの、人はみんな違う感性を持ち、いろいろいることが世の中の形として正常なのだということをミニゲームで体感できた。ものすごく面白かった。平島先生の今までの調査の実験データから、集計した今宿小の子供たちの感性バランスデータが、けっこう豊かな感性を持っていることを示していた。

こういうユニークで面白い先生が糸島にいることを知っていて欲しい。ちなみに平島先生は脳を支える筋肉部分を鍛えておけば120歳まで生きられると信じて、現在63歳の先生はあと57年勉強と教育をしていくのだと、意気揚揚でした。元気をいっぱいもらいました。

ありがとうございました。