伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/04/12

2020-04-12 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀上 13:1-6

見よ、神の人が主の命によってユダからベテルにきた。その時ヤラベアムは祭壇の上に立って香をたいていた。 神の人は祭壇にむかい主の命によって呼ばわって言った、「祭壇よ、祭壇よ、主はこう仰せられる、『見よ、ダビデの家にひとりの子が生れる。その名をヨシヤという。彼はおまえの上で香をたく高き所の祭司らを、おまえの上にささげる。また人の骨がおまえの上で焼かれる』」。 その日、彼はまた一つのしるしを示して言った、「主の言われたしるしはこれである、『見よ、祭壇は裂け、その上にある灰はこぼれ出るであろう』」。 ヤラベアム王は、神の人がベテルにある祭壇にむかって呼ばわる言葉を聞いた時、祭壇から手を伸ばして、「彼を捕えよ」と言ったが、彼にむかって伸ばした手が枯れて、ひっ込めることができなかった。 そして神の人が主の言葉をもって示したしるしのように祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。 王は神の人に言った、「あなたの神、主に願い、わたしのために祈って、わたしの手をもとに返らせてください」。神の人が主に願ったので、王の手はもとに返って、前のようになった。

神に忠実に聞き従わなかったソロモンの罪を裁くために選ばれたヤラベアムでしたが、彼もまた神に聞き従わず自分勝手に偶像の神と祭壇を作ってイスラエルに拝ませたため、ヤラベアムもまた裁かれるべき人となってしまいました。そこで神は一人の預言者を送ってその罪を指摘し、後の日に南ユダ王国で宗教改革を断行したヨシヤ王により、ヤラベアムの築いた高き所は取り除かれるとの預言を語らせました。この言葉を不服としたヤラベアムは、偶像の祭壇から手を伸ばして預言者を捕らえよと命じましたが、その伸ばした手が固まって引っ込めることができなくなり、神の人に頼み込んで元に戻してもらいました。神に聞き従わない者に告げられた裁きの預言は必ず成就することを、私たちはとくと知り置かなければなりません。

https://www.bible.com/bible/81/1ki.13.1-6.ja1955

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列王紀上 13:7-19

そこで王は神の人に言った、「わたしと一緒に家にきて、身を休めなさい。あなたに謝礼をさしあげましょう」。 神の人は王に言った、「たとい、あなたの家の半ばをくださっても、わたしはあなたと一緒にまいりません。またこの所では、パンも食べず水も飲みません。 主の言葉によってわたしは、『パンを食べてはならない、水を飲んではならない。また来た道から帰ってはならない』と命じられているからです」。 こうして彼はほかの道を行き、ベテルに来た道からは帰らなかった。 さてベテルにひとりの年老いた預言者が住んでいたが、そのむすこたちがきて、その日神の人がベテルでした事どもを彼に話した。また神の人が王に言った言葉をもその父に話した。 父が彼らに「その人はどの道を行ったか」と聞いたので、むすこたちはユダからきた神の人の行った道を父に示した。 父はむすこたちに言った、「わたしのためにろばにくらを置きなさい」。彼らがろばにくらを置いたので、彼はそれに乗り、 神の人のあとを追って行き、かしの木の下にすわっているのを見て、その人に言った、「あなたはユダからこられた神の人ですか」。その人は言った、「そうです」。 そこで彼はその人に言った、「わたしと一緒に家にきてパンを食べてください」。 その人は言った、「わたしはあなたと一緒に引き返すことはできません。あなたと一緒に行くことはできません。またわたしはこの所であなたと一緒にパンも食べず水も飲みません。 主の言葉によってわたしは、『その所でパンを食べてはならない、水を飲んではならない。また来た道から帰ってはならない』と言われているからです」。 彼はその人に言った、「わたしもあなたと同じ預言者ですが、天の使が主の命によってわたしに告げて、『その人を一緒に家につれ帰り、パンを食べさせ、水を飲ませよ』と言いました」。これは彼がその人を欺いたのである。 そこでその人は彼と一緒に引き返し、その家でパンを食べ、水を飲んだ。

固まった手を元に戻してもらったヤラベアムは、遣わされた預言者をもてなして懐柔しようとしましたが、預言者は神からパンも食べず水も飲んではならないと命じられたと、ヤラベアムの誘いを拒みました。その話を伝え聞いたベテルに住む老預言者は、ユダから来た預言者を追いかけ、自分は彼にパンと水を与えよと命じられたと偽って語りかけ、彼を自宅に連れ帰ってパンと水を与えてもてなしました。しかしこれは、ユダから来た預言者が最後まで主のご命令に聞き従うか試みるためのテストでした。私たちも時折、神に最後まで聞き従うかどうか、試みられることがあります。そのとき目の前の欲望や偽りの預言に惑わされることなく、自分が神から直接語りかけられた使命を最後まで堅く守り通す者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/1ki.13.7-19.ja1955

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列王紀上 13:20-34

彼らが食卓についていたとき、主の言葉が、その人をつれて帰った預言者に臨んだので、 彼はユダからきた神の人にむかい呼ばわって言った、「主はこう仰せられます、『あなたが主の言葉にそむき、あなたの神、主がお命じになった命令を守らず、 引き返して、主があなたに、パンを食べてはならない、水を飲んではならない、と言われた場所でパンを食べ、水を飲んだゆえ、あなたの死体はあなたの先祖の墓に行かないであろう』」。 そしてその人がパンを食べ、水を飲んだ後、彼はその人のため、すなわちつれ帰った預言者のためにろばにくらを置いた。 こうしてその人は立ち去ったが、道でししが彼に会って彼を殺した。そしてその死体は道に捨てられ、ろばはそのかたわらに立ち、ししもまた死体のかたわらに立っていた。 人々はそこをとおって、道に捨てられている死体と、死体のかたわらに立っているししを見て、かの老預言者の住んでいる町にきてそれを話した。 その人を道からつれて帰った預言者はそれを聞いて言った、「それは主の言葉にそむいた神の人だ。主が彼に言われた言葉のように、主は彼をししにわたされ、ししが彼を裂き殺したのだ」。 そしてむすこたちに言った、「わたしのためにろばにくらを置きなさい」。彼らがくらを置いたので、 彼は行って、死体が道に捨てられ、ろばとししが死体のかたわらに立っているのを見た。ししはその死体を食べず、ろばも裂いていなかった。 そこで預言者は神の人の死体を取りあげ、それをろばに載せて町に持ち帰り、悲しんでそれを葬った。 すなわちその死体を自分の墓に納め、皆これがために「ああ、わが兄弟よ」と言って悲しんだ。 彼はそれを葬って後、むすこたちに言った、「わたしが死んだ時は、神の人を葬った墓に葬り、わたしの骨を彼の骨のかたわらに納めなさい。 彼が主の命によって、ベテルにある祭壇にむかい、またサマリヤの町々にある高き所のすべての家にむかって呼ばわった言葉は必ず成就するのです」。 この事の後も、ヤラベアムはその悪い道を離れて立ち返ることをせず、また一般の民を、高き所の祭司に任命した。すなわち、だれでも好む者は、それを立てて高き所の祭司とした。 この事はヤラベアムの家の罪となって、ついにこれを地のおもてから断ち滅ぼすようになった。

神から語りかけられたご命令を最後まで守り通すことのできなかった預言者は、その後帰る道の途中で獅子に襲われて、裂き殺されてしまいました。その道を通る旅人から、殺された預言者の話を伝え聞いた老預言者は、死んでしまったユダの預言者が語った預言の言葉が真実であることを悟り、彼を手厚く葬りました。このような神からのしるしがあったにもかかわらず、ヤラベアムは偶像礼拝の罪を悔い改めて主に立ち帰ることなく、彼の築いた祭壇で偶像の神々を崇拝することを継続したため、ヤラベアムは地の表から滅ぼされるべき者として定められてしまいました。神の預言の言葉、戒めを聞いても改心しない者は、滅びを免れることはできません。

https://www.bible.com/bible/81/1ki.13.20-34.ja1955
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【今日の聖句】 2020/04/12

2020-04-12 06:55:15 | 今日の聖句
マルコによる福音書 16:6 新共同訳‬‬

若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。」

十字架の死から3日目となる週の初めの日の朝早く、主イエスの亡骸を納めた墓の中が空っぼであることに驚いた女性たちに、御使たちは主イエスのよみがえりを告げました。今も生きて働かれる主イエスを探すべき場所は、絶望の象徴である墓の中ではなく、希望と喜びそして永遠のいのちの象徴である永遠の天です。イースターの朝、主イエスの復活を心から喜び祝う私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mrk.16.6.新共同訳
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