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ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

クリスマスお話し会2020

2020-12-20 20:35:51 | 
毎年恒例『おはなしぐるんぱのクリスマスお話し会』を今年も図書館で開催出来ました。
感染症防止対策と人数制限をしっかりして。
千歳市立図書館HP

《プログラム》
 ・ペープサート「ぽんたのじどうはんばいき」加藤ますみ 作 水野二郎 絵 ひさかたチャイルド
 ・絵本投影「パンダ銭湯」tupera tupera 作 絵本館
 ・ボードビル パペットでクイズ
 ・大型絵本「ぐりとぐらのおきゃくさま」中川 李枝子 作 山脇 百合子 絵 福音館書店
 ・ブラックパネルシアター「赤鼻のトナカイ/ジングルベル」

 タイトルをクリックすると紹介ページに飛びます
パペットはメンバーのオリジナル台本で、要所要所で演目の紹介等もしてもらいました。



普段は絵本の読み聞かせの活動ですが、年に1度ペープサートやパネルシアター、大きなスクリーンに絵本を映す実物投影など手のかかるものをみなで演じるのは楽しいです。
個人的には久しぶりにブラックパネルシアターを担当出来たのが嬉しかったです。

終わったあと前の方で見ていた女の子が「どうして(絵人形が)光るの?」と聞いてくれて、そういう風に興味を持ってもらえたことも嬉しかったです。
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今年の10冊 2019

2019-12-31 21:41:01 | 
あっという間に大晦日?
何か忘れてるなぁと思ったら・・今年の読書記録のまとめが出来てない。。
取りあえず☆と○数を数えて上位10冊を書き出してみます。
 ※詳細はあとで追記するかも?

2019年1月8日から12月29日までに読み終えた本108冊、その内再読したもの57冊。
☆印1個 ○印11個 ×印1個(これには再読ものは含まれません)

 今年の10冊
  蜜蜂と遠雷 / 恩田 陸 幻冬舎
  カンヴァスの向こう側 少女が見た素顔の画家たち / フィン・セッテホルム 作 枇谷玲子 訳 評論社
  とかげ / 吉本 ばなな 新潮文庫
  お茶壷道中 / 梶 よう子 角川書店
  コウモリの謎 哺乳類が空を飛んだ理由 / 大沢啓子 大沢夕志 誠文堂新光社
  BURN 猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子 / 内藤 了 角川ホラー文庫
  白銀の墟(おか)玄(くろ)の月 上中下 十二国記 / 小野不由美 新潮文庫
  裏切りのホワイトカード 桶袋ウェストゲートパーク13 / 石田衣良 文春文庫
  小説家の姉と / 小路幸也 宝島社

さて書き並べて10冊にならなかったのは・・上中下全てが面白かった本があった事と、シリーズが重複してたので割愛したものがある事。
それにしても今年は新しい出会いが余りありませんでした・・2冊ほど初めての作家さんがいますが。
そして特筆すべき事は再読が半分以上あったこと!
十二国記の新刊が出た事で、また最初から順に読み直して細かい所を復習してみました。
実は9月から家にあるアガサ・クリスティーの著作をずっと読み返しています、現在39冊読破して、まだ残っています。
この際なので全部読んでみようかと。
色々な人が訳していてその違いも面白いです。

今年は年の早いうちに年号が変わりました、平成から令和に。
それもあって振り返ってみる、という気分にもなっていたのかも?
令和2年はどんな出会いがあるのか、それともまた再読の年になるのか?
楽しみにしたいです。
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今年の10冊 2018

2018-12-31 23:54:40 | 
恒例の「今年の10冊」です。
2018年1月10日から12月29日までに読み終えた本は122冊。
 ☆印8個 ○印29個 ×印1個(これには再読ものは含まれません)
○印がとても多いのはシリーズ物の各巻がそれぞれよかったため重複してしまったからです、☆印の重複もあります。
そう今年はシリーズ物を結構読みました、それはまたあらたな作家さんとの出会いでもあります。

今年の10冊
 烏に単は似合わない / 阿部智里 文春文庫
 ドラゴンの塔 上下 / ナオミ・ノヴィク 那波かおり 訳 静山社
 空色勾玉 / 荻原規子 徳間書店
 未来のだるまちゃんへ>/ かこさとし 文春文庫
 厨師、怪しい鍋と旅をする / 勝山海百合 東京創元社
 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 AID / 内藤了 角川ホラー文庫
 落葉 / 朝井まかて 講談社
 宝の山〜商い同心お調べ帖 / 梶よう子 実業之日本社 
 山女日記 / 港かなえ 幻冬社
 王とサーカス / 米澤穂信 東京創元社 

今年はシリーズ物を堪能しました。
以前からちょっと気になってた「烏に単は似合わない」の阿部智里さんの八咫烏シリーズを完読!
実に好みの世界観でした。
まだ若い作家さん、これからが楽しみです。
「猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」のシリーズは桜源八郎さんのオススメでした。
えぐい表現が多々あれど、ストーリーテーリングの見事さと登場人物それぞれの人となりにも興味が引かれるエンターテインメント。

「未来のだるまちゃんへ」は、春に亡くなられたかこさとしさんの自伝。
色々な秘密(?)と未来へのメッセージが滲みます。

さて、2018年、あなたの心に残った本や作家さんは?
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今年の10冊(2017)

2017-12-31 16:21:01 | 
1月2日から12月22日までに読み終えた本は150冊。
 ☆印4個 ○印14個 ×印0個(これには再読ものは含まれません)
今年は再読をしたのがすごく多かった、なんと100冊!2/3!
前年11月から、新年1月30日まで、アガサ・クリスティーを31冊。
そのあとに「池袋ウェストゲートパークシリーズ」14冊、新も含めた「御宿かわせみシリーズ」34冊..他にもいくつか。
その間に並行して読んでる新しいのがあったりもして、不規則な読書だけど。

では「今年の10冊」。
 
  書楼弔堂 破暁 / 京極夏彦 集英社文庫
  あなたに褒められたくて / 高倉健 集英社文庫
  ジヴェルニーの食卓 / 原田マハ 集英社
  文・堺 雅人 / 堺雅人 産經新聞出版
  カラス屋の双眼鏡 / 松原始 ハルキ文庫
  おもちゃ絵芳藤 / 谷津矢車 文芸春秋
  私の暮らし方 / 大貫妙子 新潮文庫
  眩 くらら / 朝井まかて 新潮社
  アイネクライネナハトムジーク / 伊坂 幸太郎 幻冬社
  太陽の石 / 乾石智子 東京創元社

上記の中からピックアプして・・

「書楼弔堂 破暁」は何年ぶりかで読んだ京極夏彦氏の新作でした。
といってももう文庫になってるので出たのは結構前な訳だけど。
講談社ノベルスの「京極堂シリーズ」で世に出た人、独特の世界観が面白い。
でもとても分厚い長編なので読み通すには時間がいる、しかもシリーズあちこちに過去の事件や人物が絡んでいて。
弔堂は連作短編集という体裁で、著名人が出て来る連続ドラマ的な感覚で、登場人物も語り口もそれほどあくが強くなく京極夏彦の入門書として良いんじゃないかな・・人に勧めやすい本です。
私も京極ファンの桜源八郎さんがお薦めしてたのに惹かれて買って読みました。(笑)

「おもちゃ絵芳藤」と「眩くらら」は浮世絵師の話。
この辺りの時代の話が好きで見つけては読んでるようなところもあって。
歌川国芳一門の芳藤と葛飾北斎の娘、葛飾応為。
「眩」は、なんと10月にドラマ化されて、それも観たけど面白かった。
読んだのは8月で内容も良く覚えてる頃だったのでなおさら。絵の美しさが際立つ映像にもドキドキさせられました。
そして弔堂の方には月岡芳年が出てたりね。
7月に芸術の森美術館での芳年の展覧会に行ってたりもして、色々繋がった年でした。

そして高倉健さんのエッセイ集「あなたに褒められたくて」
前に読んだ「南極のペンギン」が面白かったのでまた何か読んでみようと選んだ1冊。
このなかで健さんが「幸福の黄色いハンカチ」のロケ中に山田洋次監督に質問した「愛するとはどういうことでしょうか」の答えに出逢えたことで、この本は☆印になりました。
『愛するということは、その人と自分の人生をいとおしく想い、大切にして行くことだと思います。』
そしてこの言葉を書き留めたくなった健さんの想いもその言葉の前に書かれています。
「(関わりつつ)愛すること」に於いて対象を限定することの無い普遍的な答えではないでしょうか。
今年1番心に残る言葉になりました。

もう1つ加えると、前年から引き続き読み続けた「夜の写本師シリーズ」の乾石智子さんの著作を3作目の「太陽の石」から続けて6冊読みました。
こちらは全部図書館で借りて読んだもの・・文庫になって欲しいのだけど、どうだろう。

さて2017年もそろそろ終わります。
みなさんも今年心に残った1冊、または作家さんがありますか?

《過去記録はこちら》
2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年
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クリスマスおはなし会2017

2017-12-17 19:41:15 | 
今年もぐるんぱのクリスマスおはなし会を図書館のAV室で開催しました。
12月16日(土)午後2時から 市立図書館 2階AV室にて。
もう何回目になるのかな?

《プログラム》
 ・大型絵本「もりのおふろ」西村敏雄 さく 福音館書店
 ・手作りパネルシアター「キャベツくん」長 新太 文・絵 文研出版
 ・絵本投影「ハナさんのあかいぬの」なとり ちづ さく 福音館書店
 ・ボードビル マジックショー!
 ・絵本投影「まよなかのゆきだるま」森 洋子 作 福音館書店
 ・うた「あわてんぼうのサンタクロース」

 ※上の絵本のタイトル部分をクリックすると詳細ページに飛びます




いくつかピックアップして説明を。

「もりのおふろ」
森の中の大きなお風呂で動物たちが背中を洗います。
ごしごししゅっしゅごしごししゅっしゅ..言葉がリズミカルで、お子さんと声をあわせて読むと楽しいはず♪^^

「キャベツくん」
こどもたちに人気のキャベツくんとブタヤマさんのシリーズの1冊目。
出版社に連絡してパネルシアター作成の許可を貰いました。
絵本からおこしているので、まだまだ絵人形の動かし方とか研究しないといけないところが多いです。
いい作品になるようメンバー皆で来年も試行錯誤して作り上げて行くつもりです。
作成の経過と実物につては →こちら※

「まよなかのゆきだるま」
モノクロの描画の中に赤色だけが浮き出すクリスマスな絵本。
トップ写真は大きなスクリーンに絵本をカラーコピーしたものを投影しているところ。
大型絵本より大きくなって皆で集中して見ることが出来る面白さがあります。
手前にプロジェクターがあり、黒い棒の影のようなものがカメラです。
森洋子さんは鉛筆で書き込み塗り込んで行く独特の手法でどことなく湿った質感(個人の感想です^^;)のお話しを書かれます。
そういう日本的な絵柄のBGMに洋楽を付けてみたら、サンタクロースがしっかり外国の人になりました・・演出って不思議です。
私は森さんの「さがしもの」という絵本が好きなんです。

「マジックショー」は去年に引き続いての出し物ですがマジシャンの腕も子供たちの反応も良く,笑い声の響くひとときになりました。
ラストの「あわてんぼうのサンタクロース」では歌を歌いながら全員で鈴を鳴らしました。
リンリンリン♪

ドア近くで小さなお土産を手渡し、クリスマス会は終了。
今年のお客さまは20名。
他のところでもクリスマスイベントがある日に、足を運んで頂きありがとうございました。
図書館にたまたま来てた小学生もパンダ君と一緒に誘ったら来てくれて嬉しかった。(笑)

 メリークリスマス!
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今年の10冊(2016)

2016-12-31 23:55:00 | 
  カラスの補習授業 / 松原始 植木ななせ(イラスト) 雷鳥社
  花森安治の青春 / 馬場マコト 潮文庫
  考えの整頓 / 佐藤雅彦 暮しの手帖社
  台湾生まれ日本語育ち / 温又柔 白水社
  夜の写本師 / 乾石智子 東京創元社
  暮しの手帖と私 / 大橋鎮子 暮しの手帖社
  マイナス50℃の世界 / 米原万里・写真 山本皓一 角川ソフィア文庫
  モマの火星探検記 / 毛利衛 講談社
  チーズと塩と豆 / 角田光代・井上荒野・森絵都・江國香織 集英社文庫
  アンのゆりかご〜村岡花子の生涯 / 村岡恵理 マガジンハウス

  番外:十二国記シリーズ / 小野不由美 新潮文庫

「今年の10冊」
2004年から始めて13回目になりました。
今年は2016年1月1日から12月30日までに読み終えた本121冊。
その中の「凄く面白かった本(☆印)」と、「面白かった本(○印)」の中から選んで並べてみました。(再読物は一応除外)
 ☆印5個 ○印16個 ×印は0個 

ざっと見て目につくのは、今年前半のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」に関連した本を何冊か読んでいること。
「花森安治の青春」「暮しの手帖と私」はその主人公の二人の伝記みたいな物。
ドラマは実在の人物をモチーフとして作り上げている為お話しとしては違う所が結構あるけれど、その違いも含めて楽しめました。
「暮しの手帖」は母が買っていたので自分も読んだことがあるので、その時代背景や、色々な人が関わりその雑誌が作られていく過程を詳しく知ることが出来てとても興味深かったです。
「考えの整頓」は現在の暮らしの手帖に連載されているクリエイティブディレクター佐藤雅彦氏のエッセイ。
「アンのゆりかご」も朝ドラ「花子とアン」の原案になったもの。

番外の「十二国記シリーズ」は新刊の短編集をきっかけに新たに購入し最初から読み直してみたもの。
プロロ−グにあたる「魔性の子」とシリーズ化されてからの語り口の違いに改めて驚く。
緻密に構築された世界の全容はまだ現れてはいないので今後の展開が楽しみなシリーズです。
そしてやっぱり山田章博氏のイラスト無くてはこの世界をリアルに感じとれないかも?

「夜の写本師」は新たなファンタジーの書き手を発見!?かな。
とは言っても既に人気のある作家さんのようです。
ここからシリーズが始まっているので続けて読んでみようと思います、図書館で借りて。

あと12月後半になって、久々にアガサクリスティーを読み返していて、ちょっと嵌っています。
ミス・マープル物の人物描写に脱帽・・トミーとタペンスも好きなコンビです。そして不思議なクィン氏。
家にはシリーズ物が色々揃っているので1つ読み返し始めると芋づる式に・・なってしまうのですが、そんな再読も楽し。
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クリスマスおはなし会 2016

2016-12-20 11:48:42 | 
今年もパンダくんと一緒に、クリスマスおはなし会してきました。
 おはなしぐるんぱクリスマスおはなし会
 12月17日(土)午後2時から 市立図書館 2階AV室にて

《プログラム》
 ・大型しかけ絵本「まどから☆おくりもの」五味 太郎 講談社
 ・絵本投影「しろくまのパンツ」tupera tupera ブロンズ新社
 ・ボードビル マジックショー!
 ・絵本投影「メリークリスマスおつきさま」アンドレ・ダーハン 作 きたやまようこ 訳 講談社
 ・ブラックパネルシアター「赤鼻のトナカイ/ジングルベル」

 ※上の絵本のタイトル部分をクリックすると詳細ページに飛びます



「まどからおくりもの」
この本は家にもあって、息子たちが小さい頃によく読みました。
ヘリコプターに乗ってやってきたサンタクロ−スさんがそれぞれの家にプレゼントをそっと置いていきます。
誰に何を渡すかは窓から見える様子で決めるの・・でも窓から見えてるのとページをめくった中の様子は違うみたい?
クリスマスに定番の仕掛け絵本です。
でも内容は実は小さい子にはちょっと判り難いのかも?(^^;
大きな笑いにはならないのです、なぜかなぁ?
たぶん家でお母さんやお父さんと並んでお喋りしながら見たりさわったりするのが面白い本なのかなと思います。
なので大人のあなた!本屋さんや図書館で見かけたら見てみて下さい。

しろくまのパンツ」
(私の好きな)tupera tuperaさんの絵本。
お気に入りに「パンダ銭湯」があるのですが、どちらもちょっとした驚きのあるお話し。
「しろくまのパンツ」は(「まどから・・」と同じ)仕掛け絵本になっています。
なのでほんとはページをめくる楽しみがあるんだけど、絵本投影でもその味は判るかなとやってみました。
うん、大丈夫でした!
 *
tupera tupera webサイト

”マジックショー”はメンバーのTさんが小物を使ったマジックでとても楽しいパフォーマンスを披露してくれました。


「メリークリスマスおつきさま」
少ししんみりとする静かな語り口のクリスマスのお話しです。
ねずみのマヤはお月様に小さな願い事の手紙を書きます・・かなうかな?

絵本はこういう風に映しています。
とは言っても投影機が映せる範囲が小さいので、絵本をカラーコピーして紙に貼って使っています。
BGM等少し演出も加えて。

赤鼻のトナカイ/ジングルベル
暗い中で絵人形が光って浮き上がり、皆で鈴を鳴らし歌いながら観る観客参加型のパネルシアターです。

写真は少し明るくしていますが、実際はもっと暗いです。
暗くても音出したり声出したりなら小さい子も怖くないよね?
パンダ君も参加しました。(笑)

そして最後に小さなお土産を渡して、今年のクリスマスおはなし会は終了。
お客様は23名でした。
毎月第1土曜日の1階お話しコーナーでの例会に来てくれてる親子さんの顔もあり、嬉しかったです。
足を運んで下さったみなさま、ありがとうございました。
楽しんでもらえたかな・・。
年に1度のぐるんぱ主催の大きなおはなし会、まだまだ続けていかれますように。
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今年の10冊(2015)

2015-12-31 19:12:44 | 
あっという間に年末押しつまって・・読書記録”も”まだ書いてないことに気がつく。。
恒例の今年の10冊です。

   スコーレNo.4 / 宮下奈津 光文社
   ともしびマーケット / 朝倉かすみ 講談社
   最初のひとくち / 益田ミリ 幻冬舎文庫
   木皿食堂 / 木皿泉 双葉社
   隣人。 38度線の北 / 初沢亜利 徳間書店
   さようならオレンジ / 岩城けい 筑摩書房
   クマにあったらどうするか / 姉崎等(語り手) 片山龍峯(聞き書き)
   遊覧日記 / 武田百合子 写真:武田花 ちくま文庫
   復讐 / タナダユキ 新潮社
   南極のペンギン / 高倉健 集英社文庫
  ※次点:インパラの朝 / 中村安希 集英社文庫

小説とエッセイと旅行記・・バランス良く並んだ感じです。

クマにあったらどうするかはアイヌ民族最後の狩人の姉崎等さんによる実践的ヒグマ対処法の数々。
しかもお住まいが千歳の蘭越なので知ってる場所がたくさん出て来るので、それだけでも地元民としてはフムフム..と楽しい。(笑)

タナダユキさんの復讐は「死んでも何も解決しなかった」という一節がとても頭に残る話しでした。ジャンルはサスペンス。

そして今回のイチオシは岩城ケイさようならオレンジ
あらすじは『オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマは、夫に逃げられ、精肉作業場で働きつつ二人の子どもを育てている。母語の読み書きすらままならない彼女は、職業訓練学校で英語を学びはじめる。そこには、自分の夢をなかばあきらめ夫について渡豪した日本人女性「ハリネズミ」との出会いが待っていた。(出版社による説明)』
読んでいるうちにあれ?っと思い、最後の最後にで・・。

今年は旅や異郷での生活とかに関連する作品を多く手に取ったように思います。
生きて行くということ、人と対する時に必要な心や言葉について色々考えさせられました。
私自身は余り出て行かない暮らし方をしているけれど。

1月1日から12月29日までに読んだ本は233冊。
 ☆印7個 ○印18個 ×印0個 
たどってみると夏頃までのペースが速い!1月から8月末までに199冊読んでました。
これはその後生活環境が少し変わったためでもあるけど、前半に家にあるシリーズ物を何種か読み返したことが大きいように思います。
「鬼平犯科帳他..池波正太郎」「御宿かわせみ他..平岩弓枝」「用心棒日月抄他..藤沢周平」「ドラゴンクエスト小説版各種」「ナルニア国物語」etc..
これらは再読なので今年の10冊には入りませんが、何度読み返しても面白い愛読書たちです。
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こどもの読書週間2015

2015-06-30 21:39:03 | 
  2015年 第57回ポスター イラスト:荒井良二 デザイン:杉浦康平事務所 標語:飛岡光枝

閑話休題..
6月26日(金)に毎年恒例の「こども読書週間」に因んだ小学校での出前お話し会がありました。
これは学校側が国語の時間を使って行事の1つとして行っていて、図書館を通じてボランティアのお話しサークルに要請が来るものです。
ぐるんぱのお話し会は2003年からで今年でもう12年になります。
読書週間は本来なら4/23〜5/12なのですが、学校側とこちらの都合が合ったのがこの日になりました。
今年は1〜3年生とたんぽぽさん。

◇過去の記録◇
2014年6月 2013年5月 2012年5月 2011年5月 2011年2月 2010年5月 2010年2月 
2009年4月 2008年10月 2008年4月 2007年4月 2006年4月 2005年4月
※2003年、2004年のが無いのはまだブログを書いていなかったからです。紙の記録には2003年と2004年は春と秋2回ずつとありました。

プログラム
●手作り立体紙芝居「これはのみのぴこ」谷川俊太郎 作 和田誠 絵 サンリード
●大型紙芝居「おだんごころころ」坪田譲治 脚本 二俣英五郎 画 童心社
 *ジャンケン大会*
●実物投影「ぼくのなまえはダメ!」マルタ・アルテス 作 今井なぎさ 訳 コスモピア
●実物投影「へいわってすてきだね」詩:安里有生 画:長谷川義史 ブロンズ新社


1番目は

これはのみのぴこ
これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもん
これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもんの しっぽふんずけたあきらくん
これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもんの しっぽふんずけたあきらくんの まんがよんでるおかあさん
・・
と言葉を積み重ねて行くお話し。
退会されたKさんと一緒に作った立体紙芝居、ぐるんぱの定番になっています。[過去記事参照
低学年にはいつも大ウケです。(笑)

2番目の紙芝居は昔話。
転がって行くお団子を追いかけて行くと・・良いおじいさんと欲張りなおじいさんとお地蔵様と鬼の宝物の話です。

素朴な絵柄とゆったりとした語り口を楽しんでもらえたのではと思います。

間にジャンケン大会を挟んで実物投影機の準備。
優勝者には今年も記念メダルを渡しました。

3番目「ぼくのなまえはダメ!」

みんなに「ダメェ・・・!」って怒られてばかりの子犬、ほんとの名前は何でしょう?
それでも大事な家族の1員だって言うことが伝わって来るお話しです。

4番目の「へいわってすてきだね」

これは2013年の沖縄の慰霊の日に平和祈念公園での「沖縄全戦没者慰霊祭」で小学1年生の安里有生君が朗読した詩を長谷川義史さんが絵本にしたものです。
 
 へいわってなにかな ぼくはかんがえたよ
 おともだちとなかよし かぞくがげんき えがおであそぶ
 ねこがわらう おなかがいっぱい やぎがのんびりあるいてる...


私には当時テレビで聞き 文章としても読み とても心に残った詩でした。
ちょうど慰霊の日の少し後のお話し会でもあるので紹介出来たらと会議の時に提案したのが取り上げられて嬉しかったです。

安里君が考えた「へいわ」、みんなで考えてみたい「へいわ」・・「へいわってなにかな」
そして平和じゃなかった頃のことも知って、覚えていて欲しい。
これからも「へいわ」がつづくように..
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だるまさんの

2015-01-28 22:48:21 | 
「だるまさんの」作・絵: かがくい ひろし 出版社: ブロンズ新社詳細:絵本ナビ

今日は近くの幼稚園で『ぐるんぱのミニおはなし会』をしてきました。
1月生まれと2月生まれのお誕生日会への出演、とても短い演目を2つ。

メインの大型絵本は、2008年の刊行以来赤ちゃん絵本として大人気のだるまさんシリーズ(「だるまさんが」「だるまさんと」「だるまさんの」)の中から「だるまさんの」を持って行きました。
表紙のだるまさんが眼鏡をかけていることから判ると思いますが、だるまさん「め」や「て」にちょっとびっくり?
こどもばかりでなく大人にも人気!お孫さんにプレゼントとかにお薦めです。

もう1つは「くるくるくるくるなあにかな?」というペープサートシアター。
図書館に置いてある作品から選んで、実物は自作。
表と裏にそれぞれ違う絵柄が描いてあって、軸を回すと目の錯覚で重なって1つの絵に見えるというもの。







これは子どもたちに大ウケしました♪
全部で8つある中から今回は4つ選んで・・パンダ、パトカー、ジュース、ショートケーキ。
「なあにかな?」でみんなてんでに叫んでました。
これからのお話し会でも間に入れる遊びの1つとして使えそうです。

◎そり遊び

園の玄関口にあった米袋で作られたソリ。
息子たちが幼稚園の頃もやっぱり同じようなものを作って持たせたっけ・・懐かしい。
雪国の冬の遊びの定番かな。
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