ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

ナインチェ

2005-12-29 15:34:22 | アート
大丸札幌店での「ミッフィー展」に行ってきました。
オランダのグラフィックデザイナー、ディック・ブルーナ氏により「うさこちゃん」(福音館版)または「ミッフィー」(講談社版)が生まれたのは今から50年前の1955年6月21日。
原題はオランダ語で「うさちゃん」の意味の「NIJNJE(ナインチェ)」。(因みに「ミッフィー」は英名です。)

展示は、鉛筆のスケッチ・トレーシングペーパーの下書き・ポスターカラーの清書
印刷用の黒い描線を焼き付けた透明フィルム・・など、その制作過程が良く判るものでした。
またブルーナ氏の仕事場の再現と制作風景のビデオが流されていて、ミッフィーが描かれる様子を目の当たりにする事が出来たのはとても嬉しかったです。
太めのロットリングで描かれているように見える均一な線が、細~い平筆とポスタカラーで描かれたものだったとは!
下書きの線に沿ってゆっくりと紙を動かしながらたどられる黒い描線はシンプルで美しい。
ブルーナの絵本がブルーナ・カラーと呼ばれる、赤・青・黄・緑・茶・グレーの6色の色紙で配色されているという事も初めて知りました。

実際にミッフィーに触れたのは自分の子供時代ではなく、息子たちが小さかった頃の事でしたが
忙しかったけど楽しくもあったあの頃を思い出して懐かしい気持ちになりました。
見に来ている人は若い人が多かったです。
キャラクターとしても人気があるし、小さい頃に読んでたのかな。
1955年から2005年まで、ミッフィーも少しずつ変わってきています。
時代とともに生きてきたあかしでしょうか。

ディック・ブルーナの絵本 こちら

「独り言ばかりが多くなり・・・」秋元康 角川文庫
トレンドを作り続けてきた秋元康氏が自らのおじさん的日常を語り問いかける、ちょっとほっとするエッセイ。
 *いつの間にかどこかにいってしまう耳かきの謎。
 *自称「昔はワル」についての一考察。
 *手持ち無太さの時のしぐさの秘密。  
など等、なかなか素敵な「独り言」が並んでいます。
コメント (9)
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今年の10冊(2005年)

2005-12-27 09:44:32 | 
   絵描きの植田さん /いしいしんじ(ポプラ社)
   黄色い目をした魚 /佐藤多佳子(新潮社)
   平然と車内で化粧する脳 /溝口俊之・南伸坊(扶桑社文庫)
   ZOO /乙一(集英社)
   恋愛の神様 /北川悦吏子(角川文庫)
   ダウン・ツ・ヘヴン /森博嗣(中央公論社)
   電子の星~池袋ウェストゲートパーク4 /石田衣良(文春文庫)
   夜のピクニック /恩田陸(新潮社)
   生協の白石さん /白石昌則・東京農工大の学生の皆さん(講談社)
   四国はどこまで入れ換え可能か /佐藤雅彦(新潮文庫)

この1年に読んだ順番に並べてみました。
何冊かは日記で紹介もしています。(“本”のカテゴリをご覧下さい。)
評判になった時に読んだもの、文庫になるのを待ってから買ったもの
今まで読んだことがないのに(安かったので)中古書店でつい購入したものと出逢いはさまざま。

メディアが広がって本の売れ行きが落ちていると言われているけれど、紙の文化は残るんじゃないかなぁって思います。
好きな時にぱっと手に取って好きなページをめくれる楽しみは手放したくないと思うのです。

さて、あなたの今年の1冊は?
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マイ・カップ

2005-12-26 08:32:56 | 暮らし
6、7年ぶりに自分のマグカップを新調しました。
他の食器類とは違ってマグカップは1日のうち何回となく使われ個人のものとしての愛着も強い食器。
ピンクのペンギンのカップは新居に引っ越してしばらくしてから買いました。
新しい生活を一緒に歩んできた想い出がいっぱい。
そして今度の小花のカップは来年の息子たちの旅立ちと私自身の新たな生活のはじまりの一歩として購入しました。
変わる日常に不安と期待を感じながら・・。

義母から送られてきた豊島屋の鳩サブレーでコーヒーブレイク。

■ トリノ五輪 代表選手決まる!
このところフィギュアスケートの大会がの放映が続き、レベルアップした選手たちの演技に驚かされる毎日でしたが、昨日の全日本フィギュア選手権でトリノ五輪出場選手が決まりました。
男子シングル・・・高橋大輔
女子シングル・・・村主章枝 荒川静香 安藤美姫
アイスダンス・・・渡辺心 木戸章之

年齢制限のため浅田真央選手がメンバーに入らなかったのは残念だけれど、身体が成長しきった4年後のオリンピックを目指して頑張って欲しいです。
思えば村主章枝選手が出てきた頃から、どちらかと言えばジャンプ等のテクニックばかり評価されてきたフィギュア界に華が加わった感じが・・。
観客をスケーティングの美しさで魅了できる世代が生まれてきたことは素晴らしいです。
氷上を生き生きと滑る彼らの姿をまた早く観たいと思います。
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クリスマス・イヴ

2005-12-24 09:22:54 | 暮らし
♪きっと君は来ない 一人きりのクリスマス・イヴ
心深く 秘めた想い 叶えられそうもない♪

山下達郎が歌うクリスマスの定番ソング。ちょっとせつない。
クリスマスってあんまりロマンティックな想い出がないなぁ・・寂しい青春。(笑)
想いは強くても実らなかった?でもそんなこともまた想い出。

このところ雪が降らないな~と思ってたけど、今日はやっぱりホワイトクリスマス!
雪雲に覆われた白い空にはぼんやりと太陽がみえていて、そこから肉眼でも見える雪の結晶がたくさん落ちてきます。
明日の朝のクリスマスプレゼントは雪かきかな。

♪街角にはクリスマス・ツリー 銀色のきらめき♪
午後、本物のツリーが立っている街角を歩いてこよう。
クリスマスケーキとチキンを買いに。
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ゆきにわ

2005-12-21 21:01:55 | 言葉
庭の真ん中の雪に埋まった枯れた草。
額縁のよう切り抜くと、葉を落とした木々が立つ広い雪原みたい。
そこにそっと(想像の)赤い三角屋根の小さな家を置いてみる。
煙突からは白い煙、家の中はとても暖か。
好きな音楽が流れる中ちょっとうとうとしながら
誰かを、何かを待ってみる・・・ノックの音を。

ゆきにわ(雪庭)、はこにわ(箱庭)。
あなたなら何を置きますか?
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パウダースノー

2005-12-19 09:06:33 | 暮らし
パウダースノーが降りました。
軽くてさらさらふわふわ(低温のため雪に水分が少ないから)。
スキーやスノボで舞い上がる雪煙はパウダースノーならではのものだとか。

パウダースノーは雪かきするにも雪はねというぐらい軽いんだけど
たくさん降るし、日が当たって少し溶けた雪はやっぱり重くなっていきます。
だからみんな雪がやむとすぐに雪かきをはじめるんだよね、軽いうちに。
除雪車が寄せていった雪は固まってしまっていてとても重くどけるのが一苦労。
でも湿ったが降る豪雪地帯はもっともっと大変なんだろうなと思います。
雪の種類(呼び方)を調べてみました。
 たま雪:冬の初めや終わりの暖かい頃に降る。たまの形。海岸地方に多い
 こな雪:風雪時に多く、粉末状。いわゆるパウダースノー
 はい雪:普通に降っている雪。灰のようにフワッと舞う
 わた雪:暖かくて降水量が多いところに降る。ぼたん雪と同じ
 もち雪:たま雪やはい雪、わた雪が溶けかかった状態。団子状にしやすい
 べた雪:もち雪がさらに溶けて降る。団子のような感じ
 みず雪:べた雪が雨に変化する状態。雨滴に近い

・・・粉雪と綿雪しか知らなかった。

今冬は全国的に寒冬になるんだそう。
ウィンタースポーツ場が賑わうかな?

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天気雪が降る中、ポスフールに買い物に行ってきました。
毎年同じクリスマスソングが流れているけど、なんて言うCDをかけているんだろう。
定番の「ハッピー・クリスマス」「ラスト・クリスマス」は、勿論入っている。

友人のサイトに面白い占いがあったのでご紹介。季節柄良いかな?
ロックスター占いです。こちら♪
ちなみに私は“暴れん坊”のリッチー・ブラックモアでした。(笑)
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クリスマスの絵本

2005-12-18 10:13:46 | 
吹雪でした・・。
お客さまが来るんだろうか?と危ぶまれたけど無事開催。
30人程の子どもたち+大人。

「雪の踊り」(リコーダー&キーボード演奏)
「しりとりのだいすきなおうさま」(手作り大型紙芝居)
「あのね サンタの国ではね」(実物投影)~BGM ジングル・ベル
「ぐりとぐらのおきゃくさま」(大型絵本)
【お楽しみコーナー(マジック・手遊び)】
「やまあらしぼうやのクリスマス」~BGM クリスマスおめでとう
「あわてんぼうのサンタクロース」(演奏&皆で鈴を鳴らしながら合唱)
 おみやげ
(BGMは「ディズニー・クリスマスベスト」からです。)


この中に知っているお話しはありますか?
「しりとりの・・」を除いた3冊はクリスマスの絵本です。
「やまあらしぼうや・・」の表紙が映ると、「あ、これ知ってるー。うちにある!」といった女の子がいました。
今の時期書店に行くと必ず並んでいるのでは、と思います。
いろいろな紹介のページもあります。
 *絵本の店「星の子」
 *クリスマスの絵本 
私自身小さい頃のクリスマスの絵本と言うと、こどものともの「こびとのおくりもの」という外国のお話しと、ディズニー絵本の「クリスマス・キャロル」でしょうか。
また小学校時代は毎年クリスマスに「ナルニア国物語」(全7巻)を1冊ずつサンタさんからプレゼントしてもらっていました。(笑)
クリスマスムードに溢れたこの時期、なんとなく絵本を手に取ってみたくなるような気がしませんか?

いよいよクリスマス・ウィーク 飾り付けしなくちゃ!
サンタさんからのプレゼントを(いくつになっても)夢見てしまいます。
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シクラメンのかほり

2005-12-16 09:40:02 | 音楽
ミニシクラメンの鉢を買いました。
♪真綿色したシクラメンほど すがしいものはない♪
30年前(1975年)に布施明(小椋佳 作詞作曲)の歌で大ヒット。
当時は珍しかったその花も今ではさまざまな品種が作られ、ポインセチアとともに冬の花の定番になっています。
花弁が反り返っている所から別名「篝火花(カガリビバナ)」とも言われています。
花言葉は「はにかみ・思いやり」
「シクラメンのかほり」という曲名ですが、その頃はまだ香りのあるシクラメンはありませんでした。
近年はバイオテクノロジーの技術によって芳香シクラメンも開発されているようです。
“うす紅のかほり”という種類もあるとか。
♪うす紅色のシクラメンほど 眩しいものはない♪

実家の父の書斎には良くシクラメンの鉢が置いてありました。
最初に買ったのはやはり歌がヒットして店頭に並びはじめた冬。
時折耳にするその歌が気に入って「宴会で歌いたいから、レコードを買って来てくれ。」と頼まれました。
シングルじゃなくてアルバム。
「良い声してるなぁ・・。」と言いながら何度もかけていました。
コーヒーの香りのする部屋から流れてくる布施明の甘い声。
それまではカルメンマキの「時には母のない子のように」を宴会で良く歌っていたそうですが、それから数年は「シクラメンのかほり」になったようです。
自分で聴くのは映画音楽や越路吹雪のレコードぐらいでしたが、趣味を押し付けるわけでもなく、流行歌を否定もせず、ただその時好きなものは好きと言う所が面白くもありました。
いつのまにか部屋にはシクラメンの鉢。
♪季節が頬をそめて 過ぎてゆきました♪
年が明けると一周忌です。
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プレゼント

2005-12-14 19:08:14 | 音楽
土曜日に図書館でクリスマスお話し会があるので、今日は友人宅でお土産用のお菓子の袋詰めをしました。
包装紙で折ったツリーを入れてクリスマステイストに。
ささやかながら50個の大量生産。(笑) 何人来てくれるかな?
AV室でのクリスマス会は毎年市の広報紙にも載せてもらっていて
いつもと違った雰囲気なのでやる方も楽しみにしています。
黒い服にサンタエプロンとサンタ帽でクリスマス気分も味わえるのが嬉しかったり。

★ NHK BS2「ロック誕生50年」
「ロック」という言葉はラジオDJのアラン・フリードが"ロックン・ロール"と名付け、ビル・ヘーリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が1955年に全米1位を獲得したことで定着したそうです。
第1夜「プレスリー、ビートルズの時代」・・・ロック誕生!
第2夜「レッド・ツェッペリン、クリーム」・・・ロックの多様化。
第3夜「パンクロック、ニューウェイブ」・・・そして現在へと続く道。
懐かしい映像が盛りだくさんで中高年層にはたまらない番組。
若者層には現在も活動中のミュージシャンの若かりし姿が見られる、という楽しみが。(笑)
3夜目はセックスピストルズによるパンクロックの出現から現在までの注目に値するバンドが続々。
音楽だけでなくファッションもその時代を象徴してるなぁと感じました。
ダークネスが80年代のロックをビジュアル的にも再現してるというのもうなづけます。
しかし見ていて1987年からの10年間を洋楽から遠ざかっていた自分が良く判り、少し寂しい気持ちに。
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樹氷?

2005-12-11 09:25:57 | 玩具
『樹氷で冷え冷え!~気化熱が地球温暖化を防ぐ~』
ということで、チャレンジ教室(小学生対象)でこういうものを作ってきました。
ついている白いものは・・霜。
詳しい作り方はこちらで。

液体が気体になる時の気化熱を利用した実験で、金属製のボトルキャップにフェルトのツリーを立て、アクリル用接着剤(成分が二塩化メチレンのもの・液状)を吸い込ませます。
あおいで風を送るとフェルトの表面に白いものが!
みるみるうちに氷の粒が出来てくるのを間近に見られるのは不思議で面白かったです。
*気化熱とは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する(奪う)熱のこと。蒸発熱ともいう。

液体が気体になるとき冷たさを感じると言えばアルコール消毒、打ち水も。
冷蔵庫もその原理で作られています。
そんなことを説明しつつの作業でした。
霜が降りると草が枯れてしまうのも溶ける時に急速に気化熱を奪うためなんだそうです。
お風呂上がりに身体を濡らしたままでいると冷えてくるのもその所為。
身近にある「科学」、面白いけれど気付かないでいる事が多いです。

★ NHK PJ(ポップジャム) 12/9
今回は“ロックジャム”になってましたが、出演メンバーが実に・・。
グループ魂・ZAZEN BOYS・倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス・POLYSICS・モーサム トーンベンダー・中ノ森BAND・POSSIBILITY
全然知らないバンドもいたけど、今話題のバンドの演奏&歌がTVで聴け(観られ)るとは!
紅白に出るグループ魂はともかく、POLYSICSの「シーラカンスイズアンドロイド」モーサム トーンベンダー「ロッキンルーラ」ZAZEN BOYS「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」が良かったなぁ。
倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンスは名前も何も初めて聴いたけどなかなか面白かったです。(笑)
コメント (2)
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