ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

鮭兜

2009-04-29 11:44:26 | 暮らし
もうすぐ端午の節句、道の駅サーモンパークでは鯉のぼりがたくさん上がっていました。
「サケのふるさと館」には鮭の皮を貼った兜が!
見慣れた柄だ...
鮭の皮と言えば、博物館などに行くと服やになっているのを見ることができ、まるごと使い尽くせるすばらしい食料だったんだなと、感心。

●季節の和菓子

まずは家の近くの「ニシムラファミリー」の柏餅とべこ餅。みそ味のべこ餅が美味しかった。
この時期は他のところのも勿論食べちゃいます。

白クマツインズニュース
札幌円山動物園の白クマツインズの性別は『』と判明したそうです
職員による視診と体毛を用いたDNA判定。
まだちょっと見ただけでは違いがはっきりわからないので、愛称がつくのは夏以降に。
大きくなるともっと顔つきとかの違いがはっきりしてくるかな?
今は行動と眼差しで少しわかるけど。
それまで私は(勝手に)ルルとロロと(頭の中で)呼んでいようっと。(笑)

双子たちの成長の様子は、円山動物園の職員さんのブログ双子の白クマ赤ちゃん通信』でリアルタイムに楽しめます。

ストライプ

2009-04-27 17:33:39 | 
毎年恒例になってきた「子ども読書週間(4/23~5/12)」の小学校訪問のお話し会を今年もしてきました。
 ◇過去の記録◇ 2008年春 2008年秋 2007年 2006年 2005年

4・5・6年生の高学年を対象に2校時~4校時までを45分ずつ。
プログラムは同じです。
演目それぞれに関連した学校の図書室に置いてある本の紹介を交え、お話しも長いものが多かったので4つで時間ギリギリになりました。

●[実物投影]落語絵本 いちがんこく / 川端誠 作 クレヨンハウス
●[詩読]ことばあそびうたどきん /谷川俊太郎 作
●[実物投影]ストライプ / デヴィット・シャノン 文と絵  清水奈緒子 訳 セーラー出版
●[大型絵本+BGM]花さき山 / 斉藤隆介 作 滝平二郎 絵 岩崎書店


「いちがんこく」は川端誠さんの落語絵本シリーズの第8巻。
江戸時代のテレビ局の男(?)が、居酒屋で小耳に挟んだ噂の一つ目小僧を番組に出そうとして迷い込んだところは・・。
落語風にって読むのは難しいですよね、イメージを表出して落語を知らない子でもその面白さが味わえるようにと。
Iさんの軽妙洒脱な語り口で楽しんでもらえたと思います。
あとで先生が聞いてくれたところでは、この「落語絵本シリーズ」は子どもたちに人気で、読んだことのある子が随分いました。

2番目は谷川俊太郎さんの詩を何編か。
色んな声で、色んなリズムで、ひとりで、そして皆で響かせる言葉の面白さ♪
「いるかいないかいないかいるか・・・」「はなののののはなはなのななあに・・・」
そして「どきん」からの「うんこ」ではあちらこちらから、フフ ハハ・・と小さいな笑い声が聞こえてきました。
ごきぶりのうんこは ちいさい ぞうのうんこは おおきい・・・
谷川さんの講演会(読み聞かせ会)でも良く読まれる詩だそうです。  

「ストライプ たいへん!しましまもようになっちゃった」今回の目玉!
カミラはリマ豆が大好き。でもそれを言ったら皆に嫌われそうだから言えません。他人の目がいつも気になるカミラはある朝突然全身しましまもようになってしまいます。そして見たものや誰かが言った通りのものに身体はどんどん変身して行って・・。
簡単に言えば『自我を獲得する話』です。
それが外国の絵本に特有なカラフルな色彩とアクの強い描画で迫って来ます。
他人の目が気になり始める思春期の入り口の子ども心だけでなく、それを通り過ぎて尚悩む大人の心にも訴えかけてくるものがあって、年齢を問わず是非読んでみて欲しい絵本です。
4年生にはまだ少し理解しにくい部分があったようですが、5年生6年生と「これってある」とか、終了後に感想を言いにきてくれた子がいたりと反応が出てきて,子どもたちの心の成長の一端を見せて貰えたようで興味深かったです。
先生からも「思わず引き込まれる話でした」と言われたのも嬉しいことでした。

「花さき山」斉藤隆介さんと切り絵作家の滝平二郎(たきだいらじろう)さんコンビの創作絵本シリーズの1冊。
山奥であやが出会った山ンばは「人間がひとつやさしいことをすれば、ここにひとつ花が咲く」というこの山の不思議を話してくれました。
BGMは山ンばが物語るシーンに、アコースティックジャズバンドTASMANIAのアルバム「GEMININATION(輪廻)」から「NO MORE.....」と言う曲を使ってみました。
大型絵本のページがめくられるごとに、皆の視線が集中しているのが判ります。
静かで真剣な顔、かお、顔。

絵本は小さい子だけのものではなくなっています。
同じ絵本でもそれぞれの年齢で感じるものが違うこと、それぞれの心や身体の成長にぴったり合う時期に巡り会う楽しさを子どもも大人も分かち合えると良いなと思います。

はらっぱ便り

昨日の季節はずれの雪もすっかり消えて、チューリップもすくすく。 しかし寒い...
※札幌では1971年5月5日、1963年と1977年 5月3日に次いで4番目に遅い積雪だとか。

春(のはず)なのに

2009-04-26 16:55:32 | 暮らし
寒っ・・雪が降ってます。
写真は16時30分頃のもの。

天気予報ではみぞれのはずだったのですが、しっかり雪に。
この辺りでこの時期にこんなに降るのは珍しいです。
どのくらい積もるかな?
蕾がついたチューリップが...

車の方も歩行者も要注意。
みんなもう夏タイヤに夏靴になってるだろうから・・。
気をつけて。

川のほとりで

2009-04-23 13:26:57 | 言葉
     強い雨が上がった遅い午後に少し遠出した
     徒歩35分の道の駅サーモンパーク付近を歩く
     鴨や白鳥が集う千歳川の水辺でぼんやり
     インディアン水車のあるこの辺りは水鳥たちの格好のえさ場らしい
     濁った空を戦闘訓練機が飛ぶ 
     渡るのは鳥だけではない

仲良さそうな白鳥が2羽・・北帰行はもう始まってるはず?
近くの木に『白鳥のエサあります!100円』と貼紙があります。
ここで売ってるのはパンの耳じゃなくてアイスのコーン・・考えたな。(笑)
 *道の駅 サーモンパーク

鴨たちが集団で生えてきたばかりの斜面の草を食べていました。

これは「ヒドリガモ」?
支笏湖から市街地を抜けて流れる千歳川は、四季それぞれに色々な鳥や魚の姿が見られる綺麗な川です。

ほどなく日が暮れて、サ-モン橋から観る川は自然の暗がりに沈みます。


※千歳川:支笏・樽前火山群のフレ岳(標高1,046m)を源とし、支笏湖を経て千歳市街地を流下、嶮淵川、漁川、旧夕張川等の支川を合わせ石狩川に合流する幹川流路延長108km、流域面積1,244km2の石狩川の1次支川。[千歳川河川事務所 HP]

●しゃっこい水
今度千歳の商店街で発売される千歳の水道水入りのペットボトルの名前です。
しゃっこい=冷たい(北海道弁)
名水100選に登録されてるナイベツ湧水から取り水してる1年中冷たくて美味しい千歳の水道水をアピールするための企画だそうです。500ml 120円。
けど「ひゃっこい」は関東地方でも使ってたような?「しゃっこい」は江戸(東京)弁ぽい?

スプリング・エフェメラル

2009-04-19 00:52:51 | 散策
早春のまだ芽吹き前の短い間だけ落葉樹林の下で咲く小さな花。
木に葉が繁り光を遮るようになる頃には休眠しまた次の春を待つこういう植物を『スプリング・エフェメラル(春の儚い命)』と言うそうです。
この白い花もその一つ「アズマイチゲ」(イチリンソウ属)
暖かい陽射しを浴びて綺麗にいっぱい開いていました。

スプリング・エフェメラルには他にも下記のものがあります。
[キンポウゲ科]
アズマイチゲ・キクザキイチゲ・ユキワリイチゲ・イチリンソウ・ニリンソウ
フクジュソウ・セツブンソウ
[ケシ科]
エゾエンゴサク・ヤマエンゴサク・ムラサキケマン
[ユリ科]
カタクリ・ショウジョウバカマ・ヒロハアマナ


写真のアズマイチゲの後ろに見えている紫色の花は「エゾエンゴサク」


同じ種で同じ場所に咲いているのに紫、青、白、混合色・・と色味の多い不思議な花です。
フクジュソウとナニワズも黄色い花を咲かせていました。
雑木林をカーペットのように彩る儚きものたち、春の知らせをありがとう。

歩道沿いの斜面にはこんなものが・・
薹が立った蕗の薹
力持ち・・

●丸井今井、高島屋が支援企業に 全4店存続案を評価
民事再生手続き中の北海道最大の百貨店、丸井今井(札幌市)は18日、再建支援企業として高島屋を選ぶ方針を固めた。週明けにも発表する。資本業務提携先の三越伊勢丹ホールディングスも支援を表明していたが、高島屋が全4店の存続案を提示していたことを評価した。高島屋は空白地だった北海道に初めて店舗を持つことになり、全国の主要都市を網羅する国内最大の百貨店グループとなる。[日経ネット]
早期再建策と雇用の維持ではやはり後者を選択するでしょう。特に今は。
新会社になっても名前は残るし、良かったかな。

[追記]4月30日
朝刊に『丸井今井が三越伊勢丹の支援で再建することが決まった』と出ていました。
高島屋とは再建や債務弁済に必要な資金拠出額が折り合わず(少なかった)ということだそうです。
大幅な人員削減は避けられず、札幌本店と函館店のみの運営となる模様。残念。

4月

2009-04-15 00:38:27 | 防風林のある風景
春が来ました。
地面が緑がかって来ています。
日が暮れるのがどんどん遅くなっていて、5時半を過ぎてもまだ太陽は沈まない。
近くの施設のデジタル寒暖計が9.3℃でした。ちょうど下がって行くところ・・夜は寒い。
2009年4月14日 午後5時40分の定点観測。
防風林のある風景

久しぶりに近くまで行ってみました。

松ぼっくりをつけた枝・・足元には落下した実がたくさん。

ぽっかりと開いた空間に蕗の薹が群生。

そして買い物帰りの夕焼け。午後6時25分

日中は晴れてはいたけれどすっきりした青空じゃなかったので、こんなに綺麗な夕焼けが観られるとは思いもよらず。

はらっぱ便り

ライラックの木の根元でクロッカスと一緒にすごく小さい(10㎝位にしかならない)早咲き水仙が咲いています。
これは何年か前に植えてそのままなので、名前が思い出せません..なんだろう?

苺フェスタ

2009-04-11 23:10:11 | 
青森県八戸産の今が「旬」な朝摘み苺を使った「春摘み苺大福」1個150円
縦に切ったんだけど苺は横に入ってました。
苺を横から切ったのは初めて・・苺に見えないような?
グニュ~っと柔らかい大福の中に白あんに包まれた生の苺。
大福の甘さと苺の甘酸っぱさがちょうど良く、互いの旨味を引き立てていました。
黒(小豆)あんのと食感も随分違います。私は白あんの方が好きかな優しい甘味。

千歳の菓子工房「もりもと」の4月3日(金)~4月12日(日)までの期間限定の『摘みたて苺フェスタ』の商品です。
[フェスタポスター]
いつもより苺を増量してる「摘みたてイチゴの王様ショート」との2品。

それと期間はもうすこし長くて春限定で出てるお菓子が他に2つ。
そのうちの一つ「クリームッシュ ふわ苺」

3月下旬から店頭に並んでいて2度目の購入、1個115円の手頃な値段で美味しいので。
苺果汁で色づけされたピンクのしっとり&ふわっとした生地に苺が入った生クリームが挟んであります。

かなり生っぽいイチゴジャムが混ぜてあるような感じです。ペースト?
生な苺の香りがとてもする・・。
期間限定のサイクルは短いです。
「ゆきむしスフレSAKURA」も「60円まんじゅう 桜味」ももうない。残念...

コモド・ドラゴン

2009-04-08 19:07:40 | 散策
「コモドオオトカゲ」の英名です。
昨年10月、円山動物園で日本とインドネシアの国交樹立50周年を記念してインドネシアの動物や文化を紹介するインドネシアフェアを開催したのが切っ掛けで、約1年間借り受けることが出来たそうです。
今のところ国内ではここでしか見られません。(上野動物園の個体♀は繁殖のためシンガポールに貸与中)
トップ写真の、古木の陰から顔を出してるのは「コニ♀」全長180㎝ 体重23kg。
コモドオオトカゲの平均的な体長は2.5m位だそうなので、少し小柄?

もう1頭は「コナン♂」全長228㎝ 体重54.5kg。しっぽが長くて大きいです。

脚と体表部分を良く見ると・・

ほんとうに西洋の”ドラゴン”のイメージにぴったり!
「ナルニア国物語 第3章 朝びらき丸東の海へ」でユースチス少年が変身したドラゴンはこんな皮膚をしてたのかもと思いました。それらしい実物を間近で見ると自分の中でイメージが広がります。
このドラゴンのような皮をとる目的で乱獲されたことも絶滅危惧種になった一因だそうです。
 *コモドオオトカゲについて/ナショナルジオグラフィック

爬虫類は昨今ペットとしても人気のようですが、飼いきれなくなって捨てられることも。

この「グリーンイグアナ」もその1匹。
1年で1m位に、大きくなると2mにもなるということを知らずに買ってしまったのかな。
この個体はまだ1m行くかどうかだったけど。

爬虫類館でもうひとつ驚いたのはこの「ミズオオトカゲ」の子。

なんと単為生殖で生まれたのだそう。
メス1匹だけを飼育していてオスと接触がないにも関わらず有精卵を産卵し孵化したとか。
実に興味深い現象なので、ぜひ謎の解明をお願いしたいです。

●木のZOO 写真立て
札幌円山動物園オリジナルグッズ「木のZOO」の一つです。

動物写真用に買いました。来園記念としてもGood

              ー札幌円山動物園 その3ー

シンリンオオカミ

2009-04-05 18:15:45 | 散策
白クマツインズで沸く円山動物園ですが、他の動物たちも勿論気になります。

写真はシンリンオオカミの「ジェイ」
美人で評判の「キナコ」のお婿さんとして昨年夏にやってきたそうです。
大きな身体に茶色がかった灰色の毛、凛々しい顔つきをしています。
一方キナコは、白っぽい灰色の毛並みが美しい、ものすごく優しげなオオカミ。
 キナコ

2008年春に竣工された「エゾシカ・オオカミ舎」は、来園者が休憩しながらガラス越しに見られるような施設を真ん中に、両側にそれぞれエゾシカとオオカミの放養場が作られています。
 なかなか広々な放養場 
北海道の森をイメージ。
好きなだけうろうろ出来るし、穴も掘れるし・・住み心地良さそうですが?

会った日から仲良しなジェイとキナコの2世も期待されるところ。
(このシーンにちょっとどよめく見物客..笑)

在来種のニホンオオカミもエゾオオカミももう絶滅してしまっています。
この施設はエゾシカとオオカミを同じ動物舎で展示することで、北海道における自然環境と生態系について考えてもらう一端になればと言う意図で建てられたそうです。
保護と駆除のバランスは難しい。

●円山動物園2009年カレンダー

「キナコ」は2月でした。
動物たちの誕生日が写真付きで各月に載っているのが楽しい♪
4月生まれは・・タツオ(アムールトラ) ミミ(ベネットアカワラビー) キナコ(シンリンオオカミ) ジージー(ゼニガタアザラシ) サンドラ(ハイイロカンガルー) ジェイ(シンリンオオカミ)
みんなおめでとう!

●黒と白◯
さてこれはなんでしょう?

この配色はかなりパンダに近いです。そしてフカフカ~。(笑)
やはり只の白黒でなくこのフワフワ感にちょっとした癒し効果があるのかも?
柔らかそうなものにさわりたい欲求とかが刺激されて。
パンダも牛やシマウマみたいな毛だったらそんなに好かれなかったかも? 
   ※正解→「シロクロエリマキキツネザル」(ホワイトで書いています)

              ー札幌円山動物園 その2ー

白クマの赤ちゃん

2009-04-01 17:23:56 | 散策
札幌円山動物園で、昨年12月9日にホッキョクグマのララに双子が生まれました。
3月20日から公開され人気者になっています。愛称「ツインズ」。
子グマがおっぱい飲んでるの初めて見たなぁ・・赤ちゃんの時期って短いものね。

双子がここまで育つのは国内では15年ぶりなんだそうです。
(ララの場合、以前出産後に1頭死亡)
見てると性格違いそう。好奇心旺盛な子と、わりと自分の世界に浸ってるような子と。(笑)
そしてそれを優しく見守るお母さん・・素敵な親子です。
お父さんの「デナリ(4月1日づけで釧路市動物園に出張)」とは別居だけどそれはホッキョクグマの♂の生態として、子どもに危害を加えるため。


やんちゃツインズ写真集
 ハッキョイ!
 ころりん!
 ジャストサイズ?!


あまりはしゃぎすぎるとお母さんの指導が入ります。野放しにはしないの。

さてどんな名前がつくのかな?

「ルルとロロ」なんてどう?性別関係無し!(笑)

それにしてもお母さんは大変です・・きっと重いぞ~。

いつも一緒ですくすく成長中。

●おまけ●
 子羊?(^^; の鼻

*詳しい情報はこちらで→ホッキョクグマ特集
円山動物園のホッキョクグマの写真や動画、系図など色々。

他の動物たちの話もあるので動物園のこと、少し続きます。

●ララのおっぱい

もちもちのマシュマロにホワイトチョコレートが掛かっています。口溶けが良くて甘さ控えめ。
「サッポロチョコレートファクトリー」の商品で、円山動物園仕様のパッケージで売られていました。他にもクッキーなど数種類。
          
              ー札幌円山動物園 その1ー