黄金の羅針盤~ライラの冒険 /フィリップ・プルマン 作 大久保寛 訳(新潮文庫)
以上、現場からでした /安藤優子(集英社Be文庫)
ハイドラ /金原ひとみ(新潮社)
東京奇譚集 /村上春樹(新潮文庫)
死神の精度 /伊坂幸太郎(文春文庫)
夜市 /恒川光太郎(角川ホラー文庫)
緑の模様画 /高楼方子(福音館書店)
猫の帰還 /ロバート・ウェストール 作 坂崎 麻子 訳(徳間書店)
灰色のピーターパン /石田衣良(文春文庫)
体は全部知っている /吉本ばなな(文芸春秋)
※番外 しゃばけシリーズ /畠中恵(新潮文庫)
恒例の『今年の10冊』5回目になりました。2007年 2006年 2005年 2004年
順位は無くその年に読んだ順番に並べてあります。再読物は入れていません。
面白かった度で☆印・◯印、自分にはダメなのは×印を読書ノートにつけています。
今年は☆印 11個 ◯印 19個 ×印 2個・・レビュー書いたけど10冊に入ってないのがあります。選択が難しかった。
実は1番目にはしゃばけシリーズの「ぬしさまへ」が来るはずでした。
けれど昨年末の「しゃばけ」から引き続いて既刊の文庫本を買って読み、どれも面白かったのでシリーズとして挙げることに。「ゆめつげ」と言う別作品も面白かったです。
「黄金の羅針盤」は映画化で表紙が一新され平積みになっていたのに惹かれて手に取リ、これもシリーズ全6巻を短期間で読破。
最初はただの冒険ものかなと思いきや深淵なテーマが・・特に第3部の「琥珀の望遠鏡」に於ける展開は圧巻です。人間の心は単純じゃないとしみじみ。
宗教と科学が並列して描かれていることも興味深いです。
「猫の帰還」は図書館の児童文学の棚で見つけた本。(タイトルにそそられ)
猫の旅を軸に語られる戦争文学で、重いテ-マでありながら読後はホッとさせられる不思議な味わい。猫が過剰に擬人化されていないからでしょうか。
吉本ばななの作品はすごく久しぶりに読みました。古本屋で100円の単行本2冊を買って。
「体は全部知っている」は短編集、なんだか体ごと気分を翻弄させられるそんな話が詰まっています。
今年は移動図書館に殆ど行かなかったので新刊図書を読む機会が少なかったのが残念です。
自分で買うとどうしても既に単行本として既刊の文庫本が多くなってしまいます。漫画は新刊で買ってしまうのにね。(苦笑)
昔読んだ本で手元に置きたくなって買って読み直した物もありました。早川文庫SFの「闇の左手」「幼年期の終り」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」等。
さて皆さんは今年読んだ中で印象に残っている本はありますか?
以上、現場からでした /安藤優子(集英社Be文庫)
ハイドラ /金原ひとみ(新潮社)
東京奇譚集 /村上春樹(新潮文庫)
死神の精度 /伊坂幸太郎(文春文庫)
夜市 /恒川光太郎(角川ホラー文庫)
緑の模様画 /高楼方子(福音館書店)
猫の帰還 /ロバート・ウェストール 作 坂崎 麻子 訳(徳間書店)
灰色のピーターパン /石田衣良(文春文庫)
体は全部知っている /吉本ばなな(文芸春秋)
※番外 しゃばけシリーズ /畠中恵(新潮文庫)
恒例の『今年の10冊』5回目になりました。2007年 2006年 2005年 2004年
順位は無くその年に読んだ順番に並べてあります。再読物は入れていません。
面白かった度で☆印・◯印、自分にはダメなのは×印を読書ノートにつけています。
今年は☆印 11個 ◯印 19個 ×印 2個・・レビュー書いたけど10冊に入ってないのがあります。選択が難しかった。
実は1番目にはしゃばけシリーズの「ぬしさまへ」が来るはずでした。
けれど昨年末の「しゃばけ」から引き続いて既刊の文庫本を買って読み、どれも面白かったのでシリーズとして挙げることに。「ゆめつげ」と言う別作品も面白かったです。
「黄金の羅針盤」は映画化で表紙が一新され平積みになっていたのに惹かれて手に取リ、これもシリーズ全6巻を短期間で読破。
最初はただの冒険ものかなと思いきや深淵なテーマが・・特に第3部の「琥珀の望遠鏡」に於ける展開は圧巻です。人間の心は単純じゃないとしみじみ。
宗教と科学が並列して描かれていることも興味深いです。
「猫の帰還」は図書館の児童文学の棚で見つけた本。(タイトルにそそられ)
猫の旅を軸に語られる戦争文学で、重いテ-マでありながら読後はホッとさせられる不思議な味わい。猫が過剰に擬人化されていないからでしょうか。
吉本ばななの作品はすごく久しぶりに読みました。古本屋で100円の単行本2冊を買って。
「体は全部知っている」は短編集、なんだか体ごと気分を翻弄させられるそんな話が詰まっています。
今年は移動図書館に殆ど行かなかったので新刊図書を読む機会が少なかったのが残念です。
自分で買うとどうしても既に単行本として既刊の文庫本が多くなってしまいます。漫画は新刊で買ってしまうのにね。(苦笑)
昔読んだ本で手元に置きたくなって買って読み直した物もありました。早川文庫SFの「闇の左手」「幼年期の終り」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」等。
さて皆さんは今年読んだ中で印象に残っている本はありますか?
ナチズムとドイツ哲学に関する知識はある程度持ち合わせていたのですんなり入っていけました。
永井荷風「断腸亭日乗」。死ぬまで「江戸前の粋とフランスのエスプリ」にこだわった文豪の日記。漢検1級に出てきそうな語彙にいちいち辞書をあたって読みました。黙読よりも声に出して読んだ方がいいかも知れません。
この2つが今年の収穫でした。
「カネ返せ!」と叫んだ本は枚挙に遑がないですね。年々、その数が増えていきます。
無知無能無学の私ですら満足させられない本が多くなりました。それだけレベルが落ちていってるんですかね。
司馬さんの小説も1つ読み始めると次々と読みたくなるかも。
「世に棲む日々」と「花神」は2つで1つって感じ・・大河ドラマにもなってましたっけ。(懐)
井上祐美子さんは初めて聞く名前です。。。。φ(◎◎へ)フムフム
図書館にあるかな~
永井荷風・・たぶん読んだことがないです。
この時代の作家さんは機会がないと読めなかったりするので図書館で探してみようかな。
「断腸亭日乗」は随筆なんですね。当時の風俗も描かれていいるのでしょうか。
同時代の有島武郎も気になっています。
満足感のある読書、いいですね。
「聖☆おにいさん」「しろくまカフェ」「やさぐれパンダ」「ロトの紋章」「PLUTO」「BECK」「とりぱん」...etc
面白いっすか・・・・いつか挑戦します。
3部作でそれぞれ味わいが違うのも面白いかも。
以上、現場からでした /安藤優子(集英社Be文庫)
コレ、タイトルに惹かれました。(笑)
安藤優子さんって、
あのキャスターの安藤さんですよね?
やっぱり、今年の事件などから取材したドキュメンタリーみたいな内容なのかな?
私は、NHK「篤姫」の原作が読みたいです。
テレビも見てなかったので・・・
年明けかな・・・
SHIMAさん、今年も仲良くしてくださって
どうもありがと~☆
ニャンまげくんや、ウサ田くんにもよろしく~☆
ここで↓試し読みが出来ます。
http://books.shueisha.co.jp/tameshiyomi/978-4-08-650140-8.html
取材の裏側とかそのごとかも判って面白かったです。
大河ドラマは原作も興味が惹かれますね。ナイスチョイス!
こちらこそいつもありがと~☆
来年もよろしく