ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

夕景夜景

2014-11-27 09:22:51 | 散策
鎌倉さんぽ最終章は夕陽の名所稲村ケ崎駅から・・
トップ写真は海に出る少し手前の細い坂道からの風景。

この日の日の入りは16時49分、沈んでしまう前に海辺に行かなくてはと慌てて乗った江ノ電でした。

稲村ケ崎駅の古びた駅標がいい感じ。

稲村ケ崎の突端まで行くには時間が足りなさそうで、七里ケ浜で夕陽を眺めました。
写真撮ってる人やっぱり多かった。

江ノ島が見える西側。
下の方に雲が多く海に沈む日は見られなかったけれど、ほんの15分ほどとは思えないくらい美しい景色を堪能出来ました。

稲村ケ崎を臨む東側の空は同じ時間でも別の様相。


◎夕陽のアルバム ※記事中のサムネイル画像は全てクリックすると拡大されます


綺麗な夕陽を眺めたあとは鎌倉駅へ、豊島屋本店でお土産を買ってから夜の鶴岡八幡宮を参詣。

子どもの頃から何度も来ているけれど夜の八幡宮は初めて。

本宮前から舞殿、鳥居を見下ろす、神様の通り道が一望。
お詣りを終えて階段を下りるとかがり火が焚かれ、舞殿で何かが始まる様子・・


神前結婚式でした。

とても静かで荘厳なひととき..
『幸あかり挙式』と言って、日の入りの時刻に行われる式だそうです。
ほの暗い灯りと清澄な雅楽の調べ、神の前で誓う式は凛とした厳粛さがありました。
昔から今、未来へと続く時間の中に自分がいることを実感させられる思いがけなくありがたい出来事でした。


このあとは友人お薦めのカジュアルフレンチのお店でディナー
楽しかった海街の一日が終わりました。

 ー 鎌倉さんぽ 完 ー

□備考:鎌倉さんぽ記事リンク
 その1「江ノ電」 その3「極楽寺駅から」 その3「長谷辺り

長谷辺り

2014-11-24 17:40:33 | 散策
前記事『極楽寺駅から』の続きです..
坂ノ下の力餅家から町家のある細い道を進むと江ノ電の踏切があってその向こう側に「権五郎御霊神社」があります。

境内側から見る、鳥居の前を電車が通過して行く風景はとても不思議で面白い。
社務所の前にそびえ、枝を下ろす大木は樹齢350年の椨の木
祀られているのはこの辺りの領主だった武将『鎌倉権五郎景政』
この権五郎景政の命日には「面掛行列」が行われます。

力餅家の「福面まん頭」はその行事から、そしてもう1つの「力餅」は、境内にある石をかたどった物だそうです。

向かって左が「手玉石」、右が「袂石」。
『御祭景政公が手玉に取り袂に入れられたと伝えられる、公の人知を超えた霊才を示す重量の石。石は神霊を宿す神の依代と考えられている』(立て札より)

御霊神社境内アルバム ※記事中のサムネイルは全てクリックすると拡大されます


ちょっと目に留まったのが御霊神社内石上神社の狛犬。(といってもどう見ても獅子?)

阿形に子どもがいる、吽形が足を置いているのは浮き玉?
この石上神社は海神様の怒りを鎮める為の物で例年海の日に神事が行われるそうです、海の町。

次に向かったのは長谷寺でしたが、ここでは殆ど写真を撮ってません・・なぜかというと、あまりにも観光客(外国人と小学生)が多くてカメラを向けるとどうしても入っちゃうんです。
取りあえず定番の記念撮影場所をパチリ。


海が見下ろせる眺めのいい休憩所でおやつした時に逢った猫さん。

実に観光客慣れしてました。。(笑)

そして足早に鎌倉の大仏様に逢いに向かいます。鎌倉大仏殿高徳院
子どもの頃から何回となく足を運んだ場所。
小学校の遠足での記念写真はたいていここだとは思うのですが、この日は・・驚愕!!

境内を埋め尽くす人 人 人...に息をのみました。。
たくさんの小学生たち、皆学年は同じくらいに見えたので1校だけじゃないのかなって感じでしたが。
こんなに人がいる境内を見たのは初めてでした・・圧倒!

なので大仏様の足下は撮れず、でもその姿はしっかり仰ぎ見て・・パシャパシャ。

大空の下に建つ大きな像、ここ湘南には高徳院の大仏様と大船の観音様(こちらは昭和に建造)があって、どちらも良いお顔をされています。
なかなかお似合いなので時々こっそり二人であってるんじゃないかな~、なんて都市伝説も。(笑)

ズームレンズのおかげで螺髪もはっきりと。


中に入って胎内も見てきました。



内側は熱を蓄え触ると温かい。



夕暮れが近づいてきました、長谷駅に戻り江ノ電で落陽のビューポイントへ..


  ー 鎌倉さんぽその3 ー

極楽寺駅から

2014-11-21 23:55:55 | 散策
鎌倉さんぽその2です。(ダラダラ書いてます^^;)
極楽寺駅から長谷まではお散歩コースとして良く知られていますが、私は初めて。
さあ歩くぞ~、って感じ!
あちこちに道しるべがあるので迷うことは無い筈・・?


駅を出て左へ、(電車撮影ポイントの)赤い橋を渡ると赤い屋根の地蔵堂がありました。

ここも「海街dairy」の聖地の1つ。
登場人物がここを通り過ぎたり、ちょっと座って休んでいたり。
確かに人がいてこそ絵になるお堂。
少し見ている間に散策の途中の家族連れがお弁当を開いたり、壮年のご夫婦が水分補給と休憩をされていました。いいなぁ..

極楽寺は撮影禁止だったのでお参りをしただけで極楽寺の切り通しを進みます。
けどここで小学生のグループ数組に逢いました、授業なのかな?
その後も行く先々に小学生の姿が、同じコースを歩ってる・・黄色い帽子を被った、地元の小学生のようでした。

次の成就院(紫陽花寺として有名)は少し小高い所にあって、門をくぐり階段を上がる。

長谷に向かうには西結界から東結界を下る。
西に山、東に海。

眺めのいい高台で、避難場所にもなるのかな?
見えるのは由比ケ浜と材木座海岸です。

ここを下りて少し行くと途中の名所に明鏡山円満院星の井寺の「星の井」という井戸が。

別名「星月夜の井」、成就院の管轄だそうです。
横の立て札に『鎌倉十井の一つで、昔この井戸の中に昼間も星の影がみえたことからこの名がついたといわれています。』と。
それだけ暗く綺麗な水だったということ?
境内の中でなく道の脇にあり、昔は近くに茶店があったりして旅人にも供されていたそうですが今は使われておらず蓋をされています。

さて順番通りに進むと次は「御霊神社」ですが、その前にあるお店でおやつを購入。(笑)

極楽寺坂下の老舗の和菓子屋力餅家の権五郎力餅と福面まんじゅう。

漫画にも某テレビドラマにも出て来た人気のお店。
食べたのは長谷寺の境内だけど先に載せちゃいました。


※記事中のサムネイルは全てクリックすると拡大されます

ということで..続く

  ー鎌倉さんぽその2ー

初積雪2014

2014-11-13 19:51:14 | 暮らし
午後図書館にいる間に雪になり、帰り外に出たら積もっていました。
市街地の初積雪として記録!

湿った雪で、踏むとザクザク。
すぐ消えてしまう雪だけど、今夜は濡れた路面が凍結することもありそう。
これからどんどん寒くなり、夜半のアイスバーンのシーズンにも突入。
人も車も足下に気をつけて・・



初積雪とともにスリップ事故のニュースが・・まだ冬タイヤに替えてない車もあるのかな。
これからは日中も冷えてくるので要注意!

鎌倉さんぽ~江ノ電

2014-11-12 11:06:51 | 散策
旅レポ本編に入ります。
今回実は自分の懐かしい場所の再訪と同時にちょっとやってみたいことがあって・・通俗ですが「聖地巡礼」?アニメや漫画の舞台になった場所を訪問するって言うものです。
吉田秋生さんの漫画って神奈川県の湘南地区が良く出て来るんですよね。
私の故郷(に入る地域)でもありますが。
3年前にも江の島近辺に行っていますが、今回はもう少しあちこち観てみようと。
※湘南~神奈川県相模湾沿岸地域を指す。代表的なのは藤沢・鎌倉・茅ヶ崎。(因みに江の島は藤沢市)
なのでもし海街Diaryを読んでる人がいれば、いくつかの写真にそこに出て来る風景があるのが判るかも。(^^;

新千歳空港から羽田空港へと渡り電車を乗り継いで藤沢駅へ。
そこでまず江ノ電の一日乗車券のりおりくんを買いました。
おとな600円/こども300円(2014.11現在)で、江ノ電全区間駅を1日何度でも乗り降りが出来ます。
《藤沢ー石上ー柳小路ー鵠沼ー湘南海岸公園ー江ノ島ー腰越ー鎌倉高校前ー七里ケ浜ー稲村ケ崎ー極楽寺ー長谷ー由比ケ浜ー和田塚ー鎌倉》

いろんな車両が見れて乗れました。
写真はなかなか撮れなかったのですが、1カ所いい場所があってそこでちょっと眺めつつ撮影。

赤い橋の上。(さてここはどこでしょう?)


あんまりちゃんと撮れなかったけど、観られたからいいの..クスン
もう1つ面白い場所で撮ったけどそれはまたあとで。

イラスト付きの列車は「スキップえのんくん号」というそうです。
描かれているのは江ノ電のイメージキャラクター「えのん」・・そんなのできたんだ!?
そういえばゴミ箱にも付いてた。


そうそう京都の嵐山電鉄との姉妹提携車両も見かけました。

京紫色に塗られた車体に嵐電のキャラクター「あらん」が。
嵐電には緑&クリーム色の「江ノ電号」が走っているそうです。

というわけでお散歩のはじまり~、巡った場所はこれから。

*江ノ島電鉄ホームページ http://www.enoden.co.jp/train/index.htm

  ー 鎌倉さんぽその1ー


シイの実食べてみた♪

2014-11-07 18:30:21 | 
さて秋に出かけた関東地方となるとやっぱり気になるのは(私的には)ドングリ
北海道には無い種類があるんですよ。
なので北の丸公園で探しました・・見つかったのは2種類。
「スダジイ」「クヌギ」です、
クヌギはなぜか殻斗(帽子)しか転がってなくて、中身はどこに?!
スダジイは結構落ちてました。しましま帽子のカシ類が見つからず残念。。

いわゆる「椎」とはだいたいこの「スダジイ」を指します。
他のドングリと違って渋みもアクも無くそのままでも食べられるという貴重なナッツ!「マテバシイ」も。
コナラ・ミズナラ・シラカシ・アラカシ等のコナラ属のドングリは渋みが強く、使うならかなりなアク抜きが必要だそうです。
原因はタンニン。

順を追わない思い出し旅日記なので、拾ったのは最終日。
そして本日食べてみた・・と言う次第です。

《スダジイ》ブナ科シイ属 常緑広葉樹

大きさは2cm弱ってところかな。


剥きました、取りあえず生食。


柔らかくってちょっと甘味があってなかなか美味しい♪
松の実に似てる味。^^

次にフライパンで炒ってみる。

熱でパリっと割れて、実は少し固くなったけど甘味は増加。

「スダジイ」さすがな食用ドングリでした!

シイの実は花が咲いた翌年に実が熟す2年もの、小さい実なのになんで時間がかかるのかな?
その間にどんなことが若い実の中で起こってるのでしょう?


◎おまけ
たぶん数十年ぶりに触ったカブトムシの幼虫。

1cm×5cmぐらい。
遊歩道の所で転がってジタバタしてました、危うく踏む所でした 救出
なんで出て来ちゃったの?

年志らず

2014-11-05 00:18:46 | 
鎌倉の鶴岡八幡宮の近く小町通にある鳩サブレーで有名な豊島屋本店で購入した自分土産の1品。
もう1つは「小鳩豆楽」だけどまだ開けてないの。
これはお店の人に賞味期限を念押しされたのでさっさと食べた次第。
 ◎鎌倉 豊島屋ホームページ https://www.hato.co.jp/

この「年志らず」どういうお菓子かというと・・

松の実のコリッとした食感が残る小指の先位の小さな餅菓子です、甘くて美味しい~
写真で松の実が入ってるのが判りますか?こんな小さくてもナッツの味がちゃんとする。

箱に同封された栞には以下のように書かれています。


醤油風味の餅生地に炒った白胡麻、松の実、蜂蜜を加えてはったい粉をまぶしたお菓子
『はったい粉=麦こがし』って懐かしい。
大麦を炒って挽いた粉で、お湯で練って食べてました、子どもの頃。母が好きだったっけ。

鶴のイラストのパッケージは長寿を、そして健康を祈念する気持ちを「志」で表しているのかな。
なんとなく神社の近くで買うのにあってるような。(笑)

小分け袋の白い鳩たちが可愛い♪

本店限定の鳩グッズも色々ありました。
ホームページのヒミツの・・・鳩これくしょんでどうぞ♪


・・と言う訳で?ちょこっと出かけてきました。上京?(^^;
今月はこれから旅レポをぼちぼちのんびりと(数回に分けて)書く予定です。