ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

こどもの読書週間 2014

2014-06-25 15:52:30 | 
トップ写真は”公益社団法人 読書推進運動協議会”による「こどもの読書週間」のポスターです。
*イラスト:荒井良二 デザイン:杉浦康平事務所 標語:小野島健太

毎年恒例の小学校の授業時間の中でのお話し会。
今年は学校側の提示の5月にメンバーの都合がつかず6月になりました。
それでも私たちを選んで下さって嬉しかったです。
2002年から始まって今年でもう12年になることに今更ながら驚きました。

◇過去の記録◇
2013年5月 2012年5月 2011年5月 2011年2月 2010年5月 2010年2月 2009年4月 
2008年10月 2008年4月 2007年4月 2006年4月 2005年4月
※2002年~2004年のが無いのはまだブログを書いていなかったからです。紙の記録には2003年と2004年は春と秋2回ずつとありました。

調べてみると2001年12月に子どもの読書活動の推進に関する法律(平成13年法律第154号)が公布・施行されたことが発端のようです。
子ども達への事業のひとつとして図書館を通じて小学校から要請されて来たようです。

さて今年のお話し会は・・6月24日火曜日、対象は4年生 5年生 6年生、2時間目から4時間目までの3回公演です。
去年は1~3年生担当だったので2年続けては4年生だけ。(別のお話しサークルと低学年/高学年をその都度分担しています。)

プログラム
●実物投影「ものぐさトミー」ペーン・デュボア 文/絵 松岡享子 訳 岩波書店
●大型絵本「給食番長」よしながこうたく 作・絵 長崎出版
●実物投影「まどさんからの手紙 こどもたちへ」まどみちお 文 ささめやゆき 絵 講談社



「ものぐさトミー」3年前にもやはり高学年でやっています。
もうその時の子達は卒業しちゃったので、当時の1~3年生たちに向けて再び。
こどもの笑いのツボって大人と違うんだなって(今更ながら)感じる本です。
それもみんなで声を上げて笑えることがいいんだろうな。
BGMに「エンターティナー」を使っています、テンポがでて話を聞きやすくなるかな。

「給食番長」を取り上げたのは5月に市立図書館で作者のよしながこうたくさんの講演会(ドローイングライブ)があったというのが理由のひとつ。
ド派手な絵柄に驚くけど、これは読み聞かせするには結構読み手の力量がいる絵本です。
登場人物が多くて台詞の掛け合いで話しが進むので、頭の中でだったらどんな声色もイメージ出来るけど声に出すとなると・・。
IさんとUさんの苦心の二人芝居でした。お疲れさま。

「まどさんからの手紙 こどもたちへ」は今回やれたらいいなと思って打ち合わせに持って行った本です。採用されて嬉しかった。
今年2月に104歳で亡くなられたまどさんが20年前に母校の小学生に宛てて書かれた手紙。
新聞に取り上げられていたのを書店で探して買った本。
普通に読んで5分ちょっとある手紙だけれど、ささめやゆきさんのシンプルで素朴な絵柄に惹き付けられるし似顔絵のまどさんもそっくりで、イメージをつかみながら聴けるのではないかと思います。
お話しの前にメンバーのアイディアでまどさん昨詞の「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」のCDをかけて皆でちょっと歌ってみました。
知ってる子も知らない子もいたけど、まどさんを知ってもらう為に。
本編の方ではBGMに「カノン」を流して。
この手紙は本当にその時々の「今」を生きるこどもたちへのとても大きなエールです。
そしてその子ども達を育てる大人(親であり、先生であり、地域の人であり..)へのメッセージでもあると思います。
手に取って、声に出して読んでみて欲しい1冊です。

○おまけ~いつもお話しの間に入れるジャンケン大会、今回初めてメダルを作って優勝者に渡しました。好評だったけどこのまま定番になるのかしら?(^^;


はらっぱ便り
野いばら満開!良い香り~

蜂もブンブン。。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
給食番長 (桜 源八郎)
2014-06-26 08:41:37
わははは!タイトルにハマった!!
いいですねー「給食番長」!
ちょっと読んでみたくなりました。

わんぱく小学校シリーズ、ほかもなかなかのタイトルぞろい!
「飼育係長」も好き♪
桜殿 (SHIMA)
2014-06-26 09:44:26
「給食番長」には博多弁バージョンの文が隅の方に載っているんです。
で、それぞれの地方の方言で読むのも面白いんだろうねって話しになって、メンバーが北海道弁で読んでくれました。
関西弁だとどうなるのかな?
書店で見かけたらみてみてくださいませ。(笑)
児童文学 (ちゅよっぴ~♪)
2014-06-28 08:47:07
最近 某所で「大海赫」なる児童文学作家を知りました。 調べてみると ・・そのダークさに興味を引かれてしまいました。    色んな作家さんがいるもんですね、、

「給食番長」の宮崎弁バージョン、、どうなるんだろ?興味あるなぁ  ω
ちゅよっぴ~♪さん (SHIMA)
2014-06-28 19:18:58
「大海赫」知ってます!
「ビビを見た!」が図書館にあって読みました。
ダークな展開で、すごく後に残る話しでした。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4835440862/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=

そう「給食番長」、それぞれの方言バージョンどうなるのかなって。
作者のよしながこうたくさんは福岡出身なので博多弁バージョンが載ってるんですね~。
ビビをみた! (ちゅよっぴ~♪)
2014-07-02 05:49:13
実を言うとアマゾンで5冊ほど買ってます。(笑)
買ったはいいがパラパラと際絵だけ見て満足していたのですが・・・  「ビビを見た!」は昨日ちゃんと読みました。

ビビ、私も見てみたい!  ぁ!いっそのこと5代目メリーの名前をビビにしようかな・・ とか考えちゃいますね。ω
ちゅよっぴ~♪さん (SHIMA)
2014-07-03 00:51:01
何かで話題になってました?大海赫。

子どもの頃に読んだ覚えは無いのに、話しの内容やちょっと薄気味悪いような絵に懐かしさを感じてしまうのはなぜなんだろうと不思議に思います。

可愛い子犬さん、やはりご家族の方も呼び慣れた「メリー」でしょうか。
「ビビ」はミドルネーム?になるかならないか?(笑)

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