そらいろのたね

お話し会の話が続きますが、今日は毎年「子ども読書週間(4/23～5/12)」に呼んで頂いている小学校でお話し会をしてきました。
今年で5年目です。(以前の記事はこちら2006.4 2005.4)

　《プログラム》
●[OHP] そらいろのたね／なかがわりえこ 文　おおむらゆりこ 絵　福音館書店
●[大型絵本] きょだいなきょだいな／長谷川摂子 作　降矢なな 絵　福音館書店
●[手作り大型紙芝居] しゅくだい／いもとようこ 作・絵　岩崎書店
●[手作り立体紙芝居] これはのみのぴこ／谷川俊太郎 作　和田誠 絵　サンリード(Blog内記事)

今年は1～2年生とたんぽぽ学級を対象。
低学年だけなので意識して、短いけれど楽しいお話しを選んでみました。
このところ学校でのお話し会というと実物投影が多かったのですが、今回は映写はOHPの一つだけでした。
紙の持つ温かみを感じてくれたらいいな。

子どもたちは『そらいろのたね』を「あ、これ知ってる！」「ウチにある」とか言いながらもしっかり見て、『きょだいなきょだいな』では一緒に「あ～ったとさ、あったとさ」と声を揃え楽しみ、その後少しざわざわしたけど『しゅくだい』が始まると静かな語り口に耳を澄まし、最後の「これはのみのぴこ」に大笑い。
私たちも嬉しくなったお話し会でした。ありがとう。

さて表題の「そらいろのたね」
きつねはゆうじの「もけいひこうき」が欲しくて自分が持っていた(たぶんそんなに大事じゃない)「そらいろのたね」ととりかえっこしますが、絵本にはその「たね」の絵はありません。
子どもの頃読んでいて一体どんな種なんだろう？と色々想像していました。
ポケットに入っていてもすぐに取り出せるんだからそんなに小さい種じゃないんだろうな、とか
ゆうじが取り替えてもいいと思ったぐらいだからきっととても綺麗な色をしてたんだろうな、とか
子ども心にイメージは、ひまわりかかぼちゃの種みたいな形で春の空みたいな色。
じゃぁ赤い種だったら何が咲くのかな？黄色い種だったら？そしてだんだん大きくなるんだ、ワクワク...
(お話し会でも小さな家がだんだん大きくなって行くのに「あ～っ！」という声が)
そんな自分が懐かしく思い出される絵本です。お話しの内容自体はちょっと意地悪なのに。(笑)

■サミット 2008年夏に北海道洞爺湖町で開催【記事】
会議の主要テーマが環境問題である事と警備のしやすさから北海道が選ばれたようです。
来年までどういう風に整備されて行くのか気になります。新千歳空港も大変かな、警備。
経済効果もあるんだろうけど、現在の道の財政も心配。