ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

なんだろな?

2012-10-30 22:38:09 | 散策
民家の塀から覗いていた黄色い毛糸玉みたいな・・なに?

なんだかウィッグみたくも見える、持ち上げたら顔がありそう・・無かったけど。
たぶん夏にはそこに花が咲いてたんだろうけど、なんの花だったのか判らない・・調べようにも手がかりも無く。

よく見ると先がふわふわ、毛羽立ってる?

だんだん色も薄くなって行くようで


そして最終系!

根元に種がついていてこれが落ちて飛んで行くのかな?
でもこんな形状も人の毛髪に似てるなぁ。(笑)

さてこれはいったい何の種?と悩んでいたら・・
友人が写真を見て教えてくれました、自宅の庭にあるんだそう!
その名は..
クレマチスWikipedia /クレマチス

え~~っ!あの風車みたいな花
あの真ん中の部分がこうなっちゃうの?
いやはや思いもよらない変身にびっくりでした!


◎期間&数量限定販売商品
今年もこの季節が♪


もりもと「どら焼きヌーボー」解禁!
これは北海道十勝・芽室町の「エリモ小豆」の採れたての新豆で作った餡が挟まれていて、豆の風味と柔らかな食感が味わい深い毎年楽しみにしてる特別などら焼き。
もう1つはサッポロビールのサッポロクラシック・2012富良野VINTAGE
こちらも香りと喉ごしのいい美味しいビールです。期間限定なのがほんとに残念。。

紅葉黄葉2012

2012-10-26 11:16:39 | 散策
例年になく9月に暑い日が続いて紅葉の時季が遅れている北海道。
漸くここ数日で道央のこの辺りも色づきが進み、見頃はこの週末辺りからかという所。
朝晩が冷えて日中は日差しが暖かいというのがいいのかな?
取りあえず昨日一昨日に近辺の様子を撮ったのを載せておきます。
樹木の種類や映えている場所によって紅葉の時期等が少し違うのだけどそれもまた見て回る時の面白さにもなっています。

今回ちょっと詳しく紹介したいのは「ニシキギ」

ニシキギは枝にコルク質の翼(ヨク)がある見た目はちょっと無骨な樹木ですがこの辺りでは生け垣や道路脇などに良く植えられています。
この鮮やかな紅葉から「錦木」と名がつけられたのだそう。
秋になったなってまず思うのはこのニシキギの色付きからかも。

こんな風に公園の一角を囲むように並んでいるところは上から見たら赤い枠線みたいに見えるだろうな。
赤い葉と一緒に赤い実をつけています。

とにかくとても綺麗な赤なのですが、実際にに見ないとその凄さは判って貰えないような・・写真で再現するのが難しい色のようです。

もう1つ生け垣として良く使われてやはり紅葉が綺麗なのが「ドウダンツツジ」です。

こちらの赤は赤茶系から徐々に赤みが増して行く感じ、その微妙な移ろい方がまた面白い。

葉先が上を向いているので赤くなると本当に燃えているような感じです。
春につける花は鈴蘭のようなベル型の釣り下がった白い星のような花で「満天星躑躅」と書かれるのもなるほどと思います。

紅葉風景をサムネイルで(クリックすると拡大されます)



さて民家の間で目に映える紅葉とともに山の方では黄葉も美しい。
ドングリや松ぼっくりのなる木の多い青葉公園は黄葉の名所でもあります。

もちろん紅葉する楓や桜もありますが奥へと向かう大きな道はドングリの林を抜けるように敷かれているのです。


最後は家のすぐ近くの蝦夷山桜の多い公園。

とはいえ白樺やナナカマド銀杏の木もあり紅葉も黄葉も楽しめます。
今日辺りは落ち葉もたくさんかも。

東西線西18丁目駅の美術館

2012-10-17 15:22:07 | アート
少し前のことだけど札幌で1日に2つの美術展を見てきました。
どちらも最寄り駅が西18丁目の2つの美術館。
1つは北海道立近代美術館での「藤田嗣治と愛書都市パリ~花ひらく挿絵本の世紀」
 日程:2012年9月15日(土)~11月11日(日)
    月曜休館(祝日の場合翌日)、11/5(月)は開館
 時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)

本展ホームページ
エコール・ド・パリの代表的な画家の一人である藤田嗣治(レオナール・フジタ)。
その線描を活かした繊細な筆致は日本画風でもあり現代のイラストレーションとも繋がる独特の画風が特徴ですが、今回は挿絵画家としての業績を見ることが出来ました。
19世紀から20世紀にかけて、著名な画家達による限定版の挿絵本の隆盛の中に藤田もいたということです。

これはジャン・コクトーの「海龍」に藤田がつけた素描を職人が直彫りした銅板画作品。

それぞれの本にあった画風で描かれる挿絵の数々は見ていて飽きなく、実際に本を手に取って読んでみたいという思いに駆られます。
勿論フジタだけでなく、マティスやパスキン、シャガール、ピカソなどの貴重な挿絵が見られ本好きの視点からも魅力を堪能できました。

実は絵を観るのが好きになった一端に、こどもの頃に読んだ海外の児童文学の挿絵があります。
特にC.S.ルイスの「ナルニア国物語」とヒュー・ロフィティングの「ドリトル先生」のシリーズのペン画に憧れてました。
挿絵や表紙のイラストで本を選ぶこともやっぱりあるし。
考えてみると好きな物って案外こどもの頃から変わらないものなんですね。

なので(美術系)短大卒業後に父が発行していた詩誌の表紙を描かせて貰ったり、父の友人の詩集の表紙のデザインとイラストを頼まれた時はありがたく、嬉しかったです。


■〈猫〉が気になるチラシpdf

 日程:2012年9月8日(土)~10月21日(日)
    月曜休館(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
 時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)

もう1つは近代美術館から数分の所にあり北海道立近代美術館の分館でもある三岸好太郎美術館
札幌出身の画家三岸好太郎の作品および関係資料の収集と展示を行っている美術館です。
今回の特別展は三岸氏を含め28人の画家の40数点もの〈猫〉をテーマに作品が並び、猫好きも唸らせるような中身の濃い展示でした。
とくに上のチラシの長谷川りん(さんずいに隣の右側)二郎の〈猫〉は仙台美術館所蔵の物で、いつかは原画を観たいと思っていたのでとても嬉しかったです。
扱いもかなりな別格だったし。
ずっと物語の「長靴を履いた猫」から想をとったものだと思い込んでいた三岸氏の〈猫〉も、そう断定できない色々な謎があることも説明で判りました。ふ~む、面白い。
猫好きとして知られる歌川国芳の浮世絵や前から好きな日本画家さんの猫の絵も数点あり、堪能しました。

この美術館は北海道知事公館の敷地内に建てられていて、散策がてらに立ち寄るにも良い所です。
庭内には洋梨の木も植えてあって、ちょうど実がたくさんなっていました。


北海道立近代美術館ホームページ
三岸好太郎美術館ホームページ

家から一番近い海

2012-10-16 11:43:48 | 散策
家から徒歩と電車で駅6つ片道620円だいたい1時間の苫小牧駅、そこからメインストリート(?)を歩いて30分、もうすぐ16時になる頃に目の前に海がありました。
そう「家から(浜辺も歩ける)1番近い海」。
それなのにまだ2回しか海辺まで来たことが無いんだよね。
前回は陽が沈む前に帰ってきちゃったから、今回は夕暮れ時を味わおうと思って、手袋も持ってやってきた。
top写真は16時半ぐらい。

テクテク歩いてまず着いたのは「ふるさと海岸」のここの場所。

沖に船が・・
そろそろ陽が傾いてきていて西の方がほんのりオレンジ。
今日は漁港の方に行ってみようと、とそのまま左に折れてどんどん歩く。



小さな湾の中に漁船がびっしり。
苫小牧はホッキ貝が名物、この近くの「海の駅 ぷらっとみなと市場」が4時までなので立ち寄れなくて残念・・次回はお昼頃に来ないと。

再び海岸に向かう。

夕陽から遠い東の空は夕闇を徐々に濃くしてくる。

照らされる雲は朱色。

南の空も海もまだ色を落とし込めない。

海面は曖昧な色で波を立てている。

落陽は西の空にあり、山の陰へと。



そして17時25分、闇が落ちた。

※記事中のサムネイル画像はクリックで拡大します

キャロットシード

2012-10-09 22:38:53 | 散策
この時期草むらを歩くとひっつき虫がいっぱい服にくっつく・・正体は植物の種子なんだけど。
これもその1つで、ノラニンジンの種。

こんな状態で種を飛ばしてる様子。

ノラニンジンはニンジンと同じセリ科の植物で、園芸種では「レースフラワー」と呼ばれている物の仲間です。

白い花が終わるとくしゃっとつぼんでその間に種が出来ていく。
そして茶色になって大きく開いてまた閉じる、不思議な花。

ところでその種をちょっと指でこすったら芳香が! 確かにハーブな香り♪
気になって調べてみると・・
ノラニンジン(Daucus carota)は、別名「ワイルドキャロット」と言い、ハーブ苗としても売られていてエッセンシャルオイル(精油)の材料でもあるんだそうな。
オイルは種子から抽出され「キャロットシード」と呼ばれているそうです。
※「キャロットシード」で検索すると色々出てきます。
 例~『アロマテラピーでHAPPY生活♪
   『アロマファン/エッセンシャルオイル(精油)

でもこれってそこらへんに生えてる雑草なんですが・・。
取りあえず紙に包んで香りを楽しんでいます。(笑)

【参考】
ノラニンジンは以前にもブログで取り上げたことがあります。
こちら→「ノラ花火

遅い秋

2012-10-07 19:49:48 | 散策
今年の夏は長かった・・
例年なら8月の終りには秋風が吹いて涼しくなって、ゆく夏を惜しんでいたのに。
今年は9月になっても残暑が続き気温がなかなか下がらなかったので紅葉もかなり遅れてる。
(落ち葉は結構あるしドングリもたくさん落ちてるんだけどね)
10月に入りここ数日で気温が随分下がり色づいた葉が増えてきた。

トップの写真は街路樹の楓の木から落ちてきてたもの。
まだ枝のほんの一部分だけど、緑の葉に黄色や赤の色が差し陽にかざすと鮮やかな赤が綺麗。

毎年いち早く紅葉が始まるニシキギはだいぶ色が濃くなってきたけど。

これが燃えるように真っ赤になるのはいつかな。

そして桜の葉も例年ならもっとたくさん紅葉しているはずなのに、今年はまだぽつぽつ。

エゾヤマザクラの葉っぱは少し黄色っぽくなってから赤くなるのです。

さて見頃はいつになるのかな?

海水温の上昇による全体的な秋サケの不良とサバの豊漁など、北海道の秋の異変。
どういう冬が来るのかちょっと心配です。

台所菜園
パセリらしいクシャっとした葉っぱが多くなりました。

まだまだ育ってる♪色々使えて便利。