石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

節分・立春・初午

2020年02月05日 | 生活
3日は節分。イワシの頭をヒイラギに刺して玄関に飾り、煎った大豆を升に入れて豆まきをしました。
今年は冬らしくない、暖冬の年です。先週、庭でフキノトウを見つけました。
4日は立春。暦の上では春です。例年ならブルーベリーの剪定作業も寒すぎてやってられないっ!!という日もあるのですが、薄着で汗をかきながらの作業です。今日はテントウムシを数匹見かけ、空に飛んでいくものもいました。裏山のミツバチたちもどこかに咲いている花の花粉を忙しく運んでいます。
9日は初午。初午はあまり馴染みのない行事かもしれませんが、お稲荷様のお祭りの日です。節分を過ぎて最初の午の日に行い、お稲荷さまにお赤飯とお酒と油揚げを備えます。豊作を祈願するため我が家も裏山にあるお稲荷様にお供え物をします。

父に代わって地域の神社の氏子として関わるようになりました。9日は初午の集まりがあります。「神社だけど初午?」行ってみれば分かることでしょう。
昨年は百草八幡神社にて秋祭り、元旦祭と神主様に祈祷していただき、父任せで何も知らず・・・地域の氏子たちで神社を支え守り、このようなことが行われていたのかとプチカルチャーショック。年々、氏子さんたちの高齢化や世代交代で人数が減っているという事も知りました。また、年間の行事も多く祭事の前には掃除や草刈りなど準備もあります。このようなことを、地元に昔から住む商人や農家が担い神社があるのだという事に地域のつながりや伝統のようなものは後世につないでいかないと絶えてしまうという危機感もあります。

「境内の大きな木が倒れそうです。他にも数本あるから伐採するのに50万近くかかります。費用は市は財政難だから出ないから、氏子さんご寄付お願いします。」・・・氏子さんが減ってしまう問題も多そうです。
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