石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

令和6年お米作り講座 「田植え」について

2024年06月06日 | 田んぼ・お米作り講座
※すでにお申込みされた方のみの参加となります

8日の田植えの準備はほぼ整いました。2週間前に荒代をして6日前に本代。4日前には苗を3段に分かれる田んぼに移動させました。育苗箱の種もみは発芽してから3週間ほど水を張った田んぼに並べていたため根はかなりの状態。それを角スコップで根と泥を切り落としながら田んぼのあぜに引き上げます。育った苗の重さと水を含んだ泥の重さでかなりの重労働。苗代が片付いたところで本代を行いました。田んぼをなるべく平らにするためにトンボで泥を移動させたり。そして今日は田んぼのあぜの草刈り。この数日はゲリラ豪雨があったので田んぼの水の水位調整や水を止めたり、用水の水取口のごみを取り除いたりと田んぼに関わる時間は多くなります。水の管理は9月上旬の稲刈りの1か月前まで続きます。

お米作りは野菜と違って準備や手間と機械類も多様です。東京の農地同様年々田んぼは減少していき2020年の調査では220ヘクタール、増えることは絶対ない状況です。(ちなみに東京の農地は1年間に約100ヘクタールずつ減っています。100ヘクタールは東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積と同じ広さです)年々おコメの消費も少なくなってきていますのでぜひ「もう1杯」のお替りやお米料理を増やして消費につなげましょう。消費が少ないとお米農家も減少していきますのでこの経験を通じて日本のお米に目を向けていただけたらと思います。東京の小さな農家ですが多くの参加の方にお米作りを今年も経験していただけるようにお待ちしております。リピーターの方は苗配りや用水での手足の洗い方など声をかけたりするなどご協力いただけると助かります!

・当日は前半9時30分集合、後半10時45分集合の2部制です。申し込まれた時間のお間違いなさらないようお気を付けください。
・参加費は現金のみ(1名5,500円)となります。おつりの無いようご準備ください。
・野菜の収穫体験が別途できます。大根1本250円、ブルーベリー小パック800円、ジャガイモ2株700円、玉ねぎ3個300円
・↑持ち帰りのビニール袋は各自で準備してください
・お米販売しますので希望の方は声をかけてください「きぬひかり」
・受付はミニバスの倉沢バス停側に設けます。
【当日の流れ】
受付→お米についての説明→田んぼに移動→田植え→用水で手足を洗う(解散終了)→希望者は畑で収穫体験→解散終了
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