社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

雪のない正月

2020-01-02 12:01:59 | 日記

31日の雨で雪が融け、元旦は乾い
た道路になった。

快晴のため、日の出がとてもきれ
いだ。

マイナス20度にもなる釧路の冬。
最近は少なくなった。
ある足音が、「異常気象」という
足音が、静かに忍びよっている。

昨年のグレタさんの訴えは、マス
コミで大きく取り上げられるとと
もに、彼女への攻撃もすごかった。

今月の14日から、日本共産党は第
28回党大会を開き、「綱領」の一
部改定案を提案している。

地球的規模の気候変動が我々の目
の前に迫ってきた。

改定案では、貧富の格差、気候変
動という二大問題について、「資
本主義体制が二一世紀に生き残る
資格を問う問題」と位置づけた。

資本主義制度の最大の矛盾は、
「利潤第一主義」がすべての人間
に覆いかぶさってきていることだ。

エンゲルスの「自然の弁証法」の
なかの「猿が人間化するにあたっ
ての労働の役割」という有名な著
作がある。

「生産にむけられた我々の行動の遠い将来の自然的な作用でさえ、これを考慮することを多少なりとも学びとるまでに数千年の労働を必要としたとすれば、それらの行動から生ずる遠い将来の社会的な作用については、困難は、それ以上にずっと大きかった」

そこから「規制する可能性が生まれてきている」が、「この規制を実現するためには単なる認識以上のものが必要である。」と述べている。

そのために「これまでの生産様式」と「社会的秩序の全体を完全に変革」することを強調している。

資本主義社会では、巨大な生産力
をコントロールできなくなること
を、資本の運動法則から解明して
いる。

その解明は、やはり「資本論」だ。

何億年も前から地下に蓄えられた
エネルギー、石油、ガス、石炭を
いっきに開放し、自然の循環を壊
すほどになってしまった。

しかし「利潤第一主義」の資本の
魂が一握りの人間を支配し、「規
制」すらできなくなっている。
特に日本だ。

COP25では、日本に「化石大賞」
をおくっている。

小泉環境大臣がマスコミに大きく
取り上げられているが、財界・自
民党の「枠」を一歩も出ることが
できない。だから意味不明な言葉
を連発している。

14日からの日本共産党28回大会で
は、人権と環境も大きなテーマで
ある。