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AIの規制がようやく実現!

2024-05-24 12:34:18 | 日記

21日、EUで世界初の「AI包括規制法」が成立した。
詳細はこれからだが、国連ではAIの危険性が繰り返し議論されてきた。AIによる民主主義や人権保障の危機意識からだ。

しんぶん赤旗では、5月14日から18日にかけて経済研究者の友寄英隆さんが寄稿している。

左の表は17日付に掲載された国連のAI諮問機関により「AIリスク」を一覧表としてまとめたものだ。
6分野にかけて、さまざまな問題が出されている。
特に「偽情報」の作成は多と区別ができなくなり、拡散されると民主主義の土台が崩されてしまう。
そして権力の集中や価値観と規範意識が社会を危険な方向へけてしまいかねない。

友寄英隆さんは、
1,偽情報排除の仕組み必要
2,「国民総監視」の基盤
3,内心の自由」に影響も
4,人類的視点でリスク整理
5,技術の危険性念頭に活用
と展開している。

実際に「チャットGPT」にマルクス経済学の「経済学における労働価値説について解説してください」と質問してみると「労働価値説は現代的でない」と!

「生成AIが利用しているデータの圧倒的材料は、現体制を前提としています。そのために、生成AIは体制擁護のイデオロギー的な道具になる危険」があると。

「ジェンダーバイアス(性別によるあやまった偏見や差別)が生まれることがある」と警鐘している。

企業や団体、個人が安易にAIの結果を信用すると、とんでもない結果になりえる。

アメリカでは、新聞などの膨大な記事を読み込みAI処理した結果にたいして、「記事の無断使用」として著作権の争いが、裁判の大きな争いに発展している。

日本は、後手後手だ。
アメリカが動かなければ動かない。

いずれにしても、急速な発展によるAIによる危険性、驚異が認識されつつある。
兵器にもAIが搭載され、「殺人・・・」が実用化されつつある。いわゆるLAWSだ。

EUの「包括的規制」が、各国でより具体化されるよう願う。
取り返しのつかないようになる前に。


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