名古屋入管でスリランカ女性が死亡した事件をめぐって、ビデオの一部を公開したが遺族は全面公開せよとあらためて要求した。
そして、ようやく医療体制の不備を認めた。これだけで何と長くかかったか。
日本の入管局のひどい実態が国際問題になりつつある。
しんぶん赤旗で、昨日と今日にかけて「難民排斥国家(仮放免の実態)」が掲載された。
日本での難民申請は何年もかかり、多くが却下されている。昨年の難民申請は3,936人で認定は47人。その実態を赤旗が追った。
ドイツとの比較は、日本のあまりにもひどい実態をさらけだしている。
入管に収容された人、難民申請、さらに「研修生」のあまりの超低賃金など、外国人には「人権」などないと言わんばかりの実態は、あまりにもはずかしい。
国会でも議論になっている。
自民・公明の与党は、事態を改善する願いに応えることが求められている。