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なぜ国の負担増を問わないのか

2017-11-15 07:49:08 | 日記

来年4月からの介護保険改定が明らかにな
りつつある。
昨日も書いたが、国民の負担増を確実に増
やしていく制度改正(改悪)ばかりだ。
「保険あって介護なし」がいっそう露骨に。

安倍内閣は、介護保険の枠組みのなかに
議論を封じ込めようとしている。
最大の問題は、国の負担25%という枠組み
だ。ここをいじらず、「制度の持続性」に
意図的に目をむけさせている。

「制度の持続性」の議論にはまれば、国民
負担増しか結論はでない。

なぜ国の負担25%を増やす議論にならない
のか!

議員は「制度の枠組み」内の議論に閉じこ
もってはならない。最大の責任は安倍内閣
であり、与党の国会議員である。

11日に行われた「介護ウェーブ」、
取材に行き、赤旗記事として送った。

介護切り捨て反対
「介護の日」の11日。「介護ウェーブ」が北海道釧路市で行われました。
 介護事業所の労働者約30名が釧路駅前に集まり、横断幕やプラスターを掲げて「介護の切り捨て反対」とリレー方式で訴えました。
 ヘルパーステーションで働く労働者は、「中小企業では人員基準がない。介護事業所は人員が決められている。人件費が8割で、中小企業なら倒産です」、「介護職場は3Kとともに、給料が安いということが重なり、人が来ません」と苦境を述べ、介護報酬の切り下げ反対と声を張り上げました。
 「4月から要支援の方々が介護保険からはずされ『総合事業』に変えられました。しかし釧路市内48ヶ所ある事業所のうち、引き受けたのは10ヶ所だけです。ヘルパーさんに来てほしいという要請に応えられない状況が続いています。」と介護が受けられないひどい実態の告発を行いました。

現場の疲弊が進んでいる。
昨日も介護施設での殺人が報道された。

今の「枠組み」の限界が露呈している。

それを突破する議論こそ。