佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

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懐かしい記事の釣り

2018-10-02 20:15:12 | 釣り

平成の17年の11月に今は亡き当時全日本チヌ釣連盟の会長であった南出正太郎氏と案内役の

釣り仲間の山本兄弟と4人で鹿児島の甑島にサンTVの取材で出かけたときの記事が出てきた。

今から13年前と言うとまもなく古希を迎える年齢に近ずいていたがまだまだ元気であった。

この甑島は山本氏がよくグレ釣りに来るというところでここの船頭さん誠芳丸の中村氏とはなじみとのことで

彼の案内ではるばる、大阪伊丹空港から鹿児島空港へそして串木野港まで行き、そこから渡船で

連絡をしておいたら下甑から迎えに来てくれる誠芳丸にて、そのまま直接磯渡りするので着替えは船の中で

そしていらない荷物は船頭に預けて磯渡り。

午前7時ごろにツブラ崎のネンガ瀬に渡礁した、うす曇で海は穏やかであった。

潮は小潮回りで右から左へ緩やかに流れている、私と南出氏は底物仕掛け、南出氏も今回はいつもの

チヌ竿を「がまかつ」さんから提供のイシダイ竿に変えての底物釣り、そして案内役の山本兄弟はグレ釣り

当時流行のマルキューのイシダイ用マキエ、の「ギンワサ」をたっぷりまいて赤貝をエサに投入、

数投目にゴツゴツとエサをつつき始めたが中々食い込むところまで行かない。

それではと、目先をかえてガンガゼに赤貝とエサを打ちかえると、これが利いたのかあたりが頻繁に

なってきた、その内に舞い込むだろうと打ち返していくと潮が左から右へと流れが変わったときに

待望のイシダイのアタリ、穂先から胴へとゆっくりと快い魚信が伝わってきた。

さー舞い込めよと身構えたときに一段と大きなアタリと共にさおが一気に舞い込んだ、いただきとばかりに

リールをまき、磯の上に放り上げた、縞目が消えかかった本イシでした。

水道筋に入った南出さんは、イシダイのあたりがなくウツボばっかりやと言う、他方グレつりの山本兄弟は

40から45のグレを入れ食いに釣っていた、そのグレを追ってクエが上がってきたというので、そのぐれを

エサに狙っても面白いと思ったが満潮で彼らのところに渡るには少し遅すぎた、磯が隣同士であったのだが

わたることができなかった、多分釣れたグレをエサにすれば食いついただろうに残念でした。

私の竿にその後来たイシダイ、エサ取りだと思って油断していたら、いきなり竿が舞い込んだ、少し遠投

していたので、右の根を交わそうとしたらフット軽くなったので、しまったハリ外れと思いゆっくりと糸を

巻き始めたら、一気に竿をのされた、まだイシダイが付いていて、手前に走りこんできていたのに、

気が付かなかった、イシダイのほうが1枚も2枚も上手であった、その後イシダイのあたりはなくカンムリベラを

仕留めて納竿したが、今は亡き南出氏との良き想い出であった。

 

 

 

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