佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

久しぶりの磯釣り

2010-07-21 19:27:28 | 釣り
連休の19日、久しぶりに勝浦の磯へ横田氏と出かけた。この時期、たいていの人は半夜釣りに出かけるようで、日置のお母さんの所にいる谷本氏からも「半夜に行こう」と誘われたが、それを断ってまで早朝からの磯釣りに出かけることにした。

ここのところ釣堀に良く誘われてるのだ、今回はそれを今中氏に断ってまで磯に走ったのです。

18日の早朝から、アユのつかみどりの行事に参加をしてきて、お昼にアベノにある両親の墓参りに行き、PM3時30分に横田氏が迎えに来てくれた車で一路串本へ出かけた。今晩は串本のホテル浦島に泊まり、早朝3時に起床して勝浦の清丸まで走っていくことにした。

グレ住吉の宮本会長とその会員さんも浦島に泊まることになっていたので、夕食は合流してすることにした。

紀ノ川ドライブインでいつもの様に“コーヒーランド”(コーヒーあんのパン)を買って海南まで来ると、片側1車線の工事が完了していて2車線になり、明るく長いトンネルも快適に走れたが、対抗車線を見るといつもの様に吉備を先頭に大渋滞。3連休ということもあり、渋滞は田辺近くまでつながっていた。

この場所の渋滞は毎度のことで驚かないのだが、これほどの渋滞もひどいものだ。どこの頭の悪い大臣が決めたのか海南からの白浜方向を優先して工事を進め、肝心のいつも渋滞のひどい大阪方面をストップしているという。現場を見たこともない役人が決めたことなのだろうが、少しは考えて物事を決めたらどうやと言いたい。

横の大渋滞を尻目に串本の浦島に7時まえに着いた。支配人に挨拶もそこそこに温泉に入りすぐに宮本氏らがいる食堂にて合流。「今日の獲物は?」と聞くと、磯釣りと違ってカカリ釣りだったとの事で、アジ、アズキマス、ガシラと色とりどりの釣果だったようだ。そして明日は釣りをせずに帰るとの事なので、いつものことながら、吉備の手前から混んでるだろうから気をつけてと別れた。

翌日19日、午前3時に起きて勝浦の清丸渡船まで。そして4時45分出船。
目的の磯“南のハナ”を目指したが、南方に発生した熱低の影響でウネリが出て、満潮時には波が超えそうなのでとても危なく上がれそうにないので断念して湾内の“デンゴロウ2”に上がった。

私は底物場で、横田氏は上物場へと別れて釣りをすることになった。まず、来る道中で和歌山の名人、藤原さんの店「海クン」に寄ってウニガラをもらって持って来たのを足下に砕いてまいた。

そして仕掛けをセットして第1投、2投、と繰り返しエサ抜きを繰り返し、何投目かになり、竿先にアタリが出た。イシガキがこの時期には多くいるはず、竿を上げてみるとウニの殻が少しだけついて上がってきた。芯まで食っている、これは本物かと真剣になった。

それから、とっかえひっかえ打ち込んだが、竿先にコツ、コツと小さなあたりのみで、初めのあれは何だったのか、ウニの横に小さな穴が開けられるだけ。それならばとマルキューの「くわせ赤貝」をエサにと、汗だくになりながらも頑張ったが、なしのつぶてであった。

グレ狙いの横田氏は「コッパの入れ食いや、もう嫌になるわ」と言いながらコッパを釣っている。谷本氏が電話をかけてきて、「釣れへんやろ」と言う。暑くてたまらんと言うと「そやから半夜に行こうと言うたのに」とのたまうが、とにかく暑い。

10時を回り、弁当船で来た娘船頭が「帰りは裏側に回ってや」との事なので、疲れてきたのと、アタリもないので嫌になり道具をかたづけて裏側に移動した。

横田氏も結局、手のひらクラスを20~30枚釣って「くたびれた」と、磯の上で昼寝となった。12時の迎えの船で帰り、いつもの桜湯に入り一休みして大台越えの169号線で帰ってきた。

はじめ、阪和道で帰ろうとナビで調べたら渋滞が出ないのでおかしいなぁと思い、念のために今日、紀州の釣堀に行ってる今中氏に電話したら、広川からつながっていて動かないという、急遽Uターンして大台越えルートにした。

何とか早くあの吉備の道路の渋滞を解消してほしいものです。
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