1月以来飛んでいた長島氏の旅の話。
第25番 宝珠山 津照寺 (ほうしゅざん、しんしょうじ)
御詠歌・・法の舟入るか出ずるかこの津寺 迷うわが身を乗せてたまえや
室戸の室津港を見下ろす高台たっているこのお寺、海上を行く人々の安全を守る仏として
地元の漁民からは大変信仰があるという。
このお寺は土佐の藩主であった山内一豊が室戸の沖で暴風雨に会ったときに一人の僧侶が
現れて舟の舵をとり無事に港に着いたという。
その僧侶を探してこのお寺の本堂に入り、本尊の扉を開けるとそこには、海水をかぶつて
ぬれていた本尊の姿だったという。
それを大変感謝して藩政時代には、同氏の祈願寺としたという。
今も海上の安全を見守る守護仏が祀られるお寺とのこと。
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