魚名に遊ぶ・ヒゲダイ
先日、「トルコ軍艦遭難追悼式典」が南紀・串本大島樫野崎の慰霊碑で執り行われたというTVニュースを見ていて、思い出しました。
もう40年も前のことになりますがある磯釣りクラブの大物釣り師が樫野崎で「ヒゲダイ」の大物80センチ級を釣り上げ、魚拓にして部屋に飾っていたことを…。
立派なヒゲですね、と驚く私に、その大物釣り師は「土地の古老たちはこの魚のヒゲを見て、昔(明治23年=1890年)、軍艦の遭難事故で亡くなったトルコの軍人さんの生まれ変わりや、と言うのです」と…。
このユニークな顔付きのヒゲダイ、昭和40年代ころは、しばしば磯釣りで大物が釣り上げられてましたが、最近はほとんど大物を 釣った話を聞きません。いまや水族館の魚になってしまったのでしょうか。
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