佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

瀬野川たより

2017-07-07 18:57:28 | 日々の思い

広島の中村氏から便りが届きました7月3日の事

35度に迫る猛暑の中、クラーク記念国際高等学校に生徒さん130名 先生6名と私で

瀬野川河川の掃除と定点観測を行った。こ の活動も17年継続している

 まずは何で河川掃除をするのか?

毎回 小学校の探索会の前は、空き缶拾いやガラス破片などは取り除いているが

クラーク記念国際高等学校の皆さんと活動している河川内の掃除は範囲がかなり広い!

 そこで河川掃除の主旨を説明したい。

  最初に生物多様性環境が残る瀬野川を未来の子供達に

残すために必要な活動は何か?を考えた。

 2000年当時、まだ教育機関は、瀬野川は危ないから近寄らない!危険場所と周知していた。

 「汚れているから!危ないか! 臭いから!」と近寄っても遊んでもイケン!場所が瀬野川でした。

 一人でも瀬野川が好きになれば、もっともっと人が集えば、今より良くなるはず

そこで「環境学習を開始することが一番伝わりやすい」と思いついた!

しかし、この学習を勧めた私がしなければイケン事

それは探索会周辺の危険物撤去と安全確認、周辺の工場と話し合い!

今はホンマ汚水や汚泥の垂れ流しなど一切無い!!

川底にはガラス瓶や破片などたくさん散らばっている。

 それがこの活動の始まりだ、川縁や川底、日下橋欄干元には当初は、家庭ゴミやタンスに

冷蔵庫自転車、建材、下着 様々なゴミが捨てられている

  海田町にも瀬野川クリーンキャンペーンがある。

河川敷や側溝などは、年に1回は、住民総出で掃除する、しかし、河川内は無理

これは私達ができる!できる事を適切な時期にすれば効果的

ー海田小学校、海田南小学校 海田西小学校 探索会の学習前にしておけば

怪我の確率も少ないはず、そんな思いつきで始めた!

 この日、西原キャンパス長の説明にも「児童が怪我することが、あればこの活動は終える」

「ごっそりゴミを取り除いてください」と挨拶、主旨が生徒みんなに伝わった

効率よく行った。1年 2年 3年と清掃する範囲を定め

そして 生物採取撮影とシジミの捕獲これも定点観測で生物の記録を取る

そしてシジミを味わう事で、如何に瀬野川が綺麗で楽しい場所かを体験できる!

一度瀬野川シジミを味わうと、ホンマ見方が変わる!

そして必ず シジミの味噌汁の美味さを家族やみんなに話をする!

 この日 河川敷にも大量のゴミが、前日の大雨の後、残っていた。

「自然物(草木、流木)は集めなくてもエエから、人工物のゴミを集めてください」と説明された。

約2時間の活動で、探索会周辺のゴミはほとんど集めることができた。

やはり人海戦術!まーホンマ綺麗になった!

 クラーク記念国際高等学校の皆さんありがとうございます!」

ゴミの中には、タイヤ、建材 ビニール紐(100m以上)などたくさん集まった

掃除した範囲は、7月7日に行われる、七夕祭りの会場にもなる場所

1、此所で子供達がカヌー体験していて転覆して怪我をしたら大変

2、ビニール紐が絡まり、転んだら瀬野川は危ないと言われ

3、いたる場所に空き缶が捨てられていたら、また誰か捨てる

4、この活動が無ければ海田の子供達は瀬野川の素晴らしさを体験できなかったはず。

5、2000年に声を出さなかったら....

  少しの手間と時なんか、私にはなんてこと無いけど、クラーク記念国際高等学校が動く事はブチ

大変若者!人が動くことが 大きな輪になり広がって来た。

 クラーク記念国際高等学校のみんなと出会わなければ、こんなゴミ拾いは一人では無理

広島大学生物生産学部海野研究室、
広島市立大学大学院情報科学研究科情報工学専攻モニタリングネットワーク研究室の

皆さんに出会わなければ継続していなかった。

沢山の人々のおかげで活動が続いているして未だに怪我人がいない

一つのゴミで活動が終わることもある100%取り除く事はできないが、

怪我の確率は少なくなるはず

いつもありがとうございます。

集めたゴミは、海田役場建設課に電話する

「いつもの所にゴミを集めています!」

「撤去お願いします」

すると 「中村さん!ありがとうございます」とお礼を言われる

そーそんな関係ができてきた。

微力だが継続こそ大切!

 

 

 

 

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