けーごのホロホロweblog

死ぬまで毎年IRONMAN HAWAIIに出るのが目標!体育2のironmaniaのroad to KONAな日々です!

2008IRONMAN-CHINA race reports vol.3

2008-05-17 16:01:00 | レースレポート
4.振り返って
今回のDNFの原因は
・練習量不足
・直前まで海外出張で疲労が残っていた(4/11~15までバンコク出張。16日朝成田着、そのまま会社へ行き仕事、翌17日に再度成田から中国へ)
と明らか。

そうと判っていてもエントリーしたのは、今の仕事環境でもアイアンマン完走が果たせるのか否か?アスリートとしての生命線=自分にとってはroad to KONA、が保てるのか?に敢えて挑戦したかったこともあります。

但し今回の結果から

やはり週平均練習時間5時間程度ではIM完走は無理だと思いました。今回は熱中症や攣り等の不調が伴いましたが、それが無くてもラン後半から相当な苦戦を強いられるだろうと感じました。
あくまで私個人の経験則ですが、これからロングに挑戦しようとされる方は
アイアンマンのレース距離を毎週、3ヶ月間続けて行えるだけの体力、スタミナが必要と思います(速さは問いません)。

また当たり前のことですがレース直前に疲れがたまる要素を入れない、避けることも大事です。
自分でマネージメントできる範囲なら問題ないでしょうが、仕事だとそうも行かないでしょう。今回私もバンコク出張をチャイナ翌週か2週前にして欲しいとリクエストしましたが、タイのお客さんから「(チャイナ前週がタイ仏暦正月の)ソンクラーン休暇で工場が停まるので、その時に作業して欲しい」と言われ、泣く泣く応じたのでした。
疲労からか?バンコク滞在中から胃腸の調子が悪く、レース中もずっと胃腸薬を飲んで抑え込んでいました。
もしこういう状況になった時には、明らかに今持っているポテンシャルの何割引かになってしまうのを覚悟して挑まなければならないでしょう。
もしこういう状況になる恐れがある人は、何割引したときにDNFになってしまわないように練習を上積みしておかなければいけないのか?
この疑問の答えはまだ見つかっていません。
まだしばらく答えを探す旅が続きそうです。

5.最後に
ホスピタリティツアーズの津川さん、アトリエ ドゥ キャファの辻本さん、
現地ガイドの王さん、ツアーに参加された皆様、
いろいろお手数をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
MCのウィットさん、今回はフィニッシュできずごめんなさい。ジャパンでリベンジを!
バンコクのMATSさん、ハワイクオリファイおめでとうございます。練習頑張ってください。
ご支援ご声援頂いた皆様、今回はご期待に沿うことが出来ず申し訳ありませんでした。次回ジャパン頑張ります。
バンコク出張に続き2週間家を空けさせてもらった家族に感謝します。

追伸
肝心なことを書き忘れました。
大会をマネージメントして頂いたWTCスタッフの皆さん。
意思疎通にかなり苦労されたと思います。素晴しい大会を立ち上げて頂き感謝いたします。
大会を支えてくれた中国のスタッフ、マーシャル、ボランティアの皆さん。
本当にありがとうございました。
今世界中で中国はいろいろと物議をかもし出していますし、利害関係が絡むと極端にビジネスライクな対応になってしまうのも中国流であることも判っています。
それでもあなた方1人1人はとても親切でやさしい心を持っておられることを私は今回のDNFで身をもって知りました。
また来年、再挑戦してお礼を言いに行きたいと思います。再会!

2008IRONMAN-CHINA race reports vol.2

2008-05-17 16:00:48 | レースレポート
3.the race day

台風接近が心配されたが、当日は波も無く台風一過の炎天下でのレースとなりました。
前日まで本当にレースがあるのかどうか?判らんほど普通だった会場も、盛り上がりをみせ、スタート前には海口市長のスピーチも。

7時スタート、べたなぎ。水温は23,4度か?派手な花火も上がった。

スイムコースは縦長のホームベース型を2周、ブイは角部の5個のみコースロープ無し。海外レースでは標準仕様。
予想外に早く折り返し着、がここから進まない。更に2つ目折返しからどちらへ進んだらいいかが全くわからず右往左往!監視船上の中国人スタッフも行き先を教えてくれず。
幸いここからでも岸が見えたので、とりあえず岸を目指して泳ぐ。
復路は殆ど進んでいる感じがしないほどうねりが強く苦戦、1周54分、2周1時間43分。自己ワースト。


T1&T2の海口シェラトンホテルをバイクスタート。

バイクは一部折り返しのある高速道路、海口市街地含むコースを2周。

1周目はそこそこでいくものの2周目100km辺りから熱中症と塩分不足の攣りで失速開始。
120km過ぎの高速上でもうろうとしてバイクを降りると両脚が攣った。
更に時折攣り、140km位の村落を抜ける頃の長い登り坂でも両脚が攣りバイクを降り、しばらく休んでバイクを押して坂を越える。
海口市街へ下る時も時折攣り、持っていた梅干類も底を尽きバイクを無事終えることだけを考える。バイクフィニッシュはスタート後10時間、カットオフ30分前。

バイクを降りると両脚が激痛と共に攣り、バイクを跨いだまま思わずうめき声を上げる。
しばらく動けず足をさする。脚が攣っていると察してくれた中国のボランティアが氷を持ってきて冷やしてくれた、謝謝…。
数分後落ち着いてきたのでバイクを横にして降りた。脚を引きずりながらランスタート。10kmまで海岸沿いを走り、一旦トランジットまで戻り再度10km地点まで行くことで30kmをこなし、最後は海口市街地の繁華街を抜け市街地の人民公園がフィニッシュ。
最初から歩き。残り7時間弱。少しでも走らないとフィニッシュ出来ないことはわかっていた。が10kmまでは歩くだけで精一杯、折り返して少し楽なってから時折小走りを試みるも攣りそうになって断念を繰り返す。
15km位から歩くだけでも時折攣ってしばらく休むを繰り返す。
20kmで再びトランジットに戻りスペシャルニーズで梅パワージェルを摂るも攣りは快方に向かわず梅干も底を付いた。
後はゲータレードでミネラル補給しかない。

日も暮れて寒気を感じてきた、ちょっと風邪気味になったか?
もう2時間も無い、潮時か…。

しばらくして中国のマーシャルがMTBでやってきて「後ろ没有(メイヨウ。無い)」というのでラストランナーであることを教えてくれた。
周りへの迷惑も考えると、ここらでリタイヤも考えた。

しかし、
歩いてばかりいるのを見かねてマーシャルが「快点!(グヮイデン。急いで)。フィニッシュに間に合わないぞ」と激を飛ばしてくれた。脚をさすって動かないことをジェスチャーすると、以後医療スタッフがいるエイドではスプレーをしてくれた。
途中トイレに入ろうとしたら脚が攣って入れず、しばらく休んでいるとボランティアが椅子やスープを勧めてくれた。
もう走ることの出来ないボロ雑巾の様な自分でもエイドを出るときには「加油!(ジャーヨウ。頑張れ)」と熱心に励ましてくれた。
彼等の思いを考えると自分から易々とリタイヤできなかった。

残り時間からフィニッシュは無理。
ならば、彼等の思いを無駄にしたくない、自分が納得いく形でこのレースを終わりたい思いでタイムアウトで終わろうと決心。玉砕覚悟でジョグ。
きれいな海沿いの公園はまさにみなとみらいの臨海パーク、遠くに見えるライトアップされた世紀大橋はまさにベイブリッジ。
ああ…懐かしいなぁ、横浜…。

最後のエイドを出てしばらく行くと、30km地点でWTCのアメリカ人スタッフが待っていた。「This is bad news for you…」残り1時間でタイムアウトを宣告されました。

自身15回記念のIMは、奇しくも人生初のDNFとなりました…。

目頭が熱くなりましたが、悔いはありませんでした。もう全部出し切りました。
走ってきたコースに向かって「謝謝!」と叫んでから回収車に乗りました。

お上が言うことは絶対、の国だけに本心で応援してくれていたのかは定かではない。
それでも最近何かとぎすぎすした関係の中国にあって、人の優しさを感じたDNFでした。

車でフィニッシュの人民公園に連れて行ってもらいました。丁度24時のラストフィニッシュ間近。市街地のためか?予想以上に人が集まってにぎやかでした。
フィニッシュで再会することを約束したウィットさんのMCが今回は辛く聞こえました。

今回のDNFは、きっと甘い考えでIMに挑んだ事に対するコナの神様の戒め。
また新たな挑戦が始まります。

2008IRONMAN-CHINA race reports vol.1

2008-05-17 16:00:36 | レースレポート
遅くなりましたが4月20日に開催された第1回IRONMAN-CHINAに出場してきたのでレポしまっせ。

1.今の仕事
2006年度から工場設備の設計~施工納入までを一手に引き受けるシステムエンジニアリングの職場に就いてます。
お客さんは国内・海外問わず。
仕様打ち合わせや設備納入時はお客さん現地への出張が不可欠。
かつ納入するものが工場設備だけに工事は工場操業停止しないと出来ないので、土日祝日、年末年始、GW、お盆等の長期休暇時にやることが多いです。
工期は1週間~半月、1ヶ月等。中には就労ビザを取って数ヶ月長期出張して納入する大型物件もあります。

今回は年末年始から
年末年始に川崎、
1月中~後半にタイ、中国で半月、
2月後半に中国へ半月、
3月末に三重4日間、
4月半ばにタイ5日間、
と出張。

日本のロングのレースだと大会半年~3ヶ月前にエントリーせなあかんことが多いですが、レースエントリー後でもどんどん仕事の予定が決まっていくので、万全の練習・調整をしてレースに挑めることは有りません。
ので最近は出来るだけぎりぎりまでエントリーできるレースにエントリー。
それでもM-dot教信者であるからにはアイアンマンにこだわりたい。
今年もIM-MAS(ランカウイ・マレーシア)を検討しましたが、1月末で終わるはずの中国の物件が昨年末時点で2月末まで延期が決まり断念。

ならば2月に半月、中国出張した土地勘のあるうちにIM-CHNにエントリーしようと考えました。

2.練習
自宅通いの時は、会社で半日仕事をこなしながらも通勤練習等で10時間強の練習時間が確保できたものの、出張中は外ランが出来ない
と練習時間はほぼ0。
結局今年に入ってから、練習時間は週平均5時間と半減しました。

以下は自宅通勤時のメニューです。出張中はほぼ0なので(国内出張時だけ外ラン出来ましたが)。
(スイム)
週2,3回。アップ、サイドキック、200mインターバル、ダウン。40分位。
但し出張で1~2週間泳げないと一気にフォームが崩れるので、タイムは落ちるばかり。
以前は200m3分50秒サイクルで回していたインターバルも4分15秒サイクルまで落ちました。
それでも水平に浮くフォームだけは維持したいと思ったのですが…
あと今年からスポーツクラブの閉館時間が25時から24時に短縮されたのも痛かった!
22時まで仕事してランでスポーツクラブ行くと23時半前。
着替え時間を考慮すると10分位しか泳げませんでした。

(バイク)
通勤バイク週1回40km前後。週末ミドルライド1回100~120km位。
会社から5km弱の横浜国際プールトライアスロンスイム教室のある水曜日だけ通勤バイク。
但し仕事が終わらなくて教室に間に合わないことが多かったですね。
週末のバイクも冬は三浦半島、春になって宮が瀬等、山へ行くことが多かったですが、男所帯ゆえ週末は家事をやり貯めすることが
多く、土日フルに練習というわけにはいきません。

(ラン)
帰宅ラン週2回13km位。ラン練習はほぼこれだけです。
行きに着ていた着替えなどの荷物を背負っているのでスピード練習も出来ずイーブンペース走のみ。
仕事が早め(といっても21時前とかですが…)に終わっても、まずはスイムの機会を増やすことが先決なので、ランの距離は延ばせませんでした。

(その他)
以前は週1,2回ウエイトで体幹の筋肉を鍛えていましたが、3種目の練習が満足にできないのでウエイトは省略しました。
国内物件での出張中は朝、外ランが出来ましたが、海外では治安の関係で(物取り、強盗等の犯罪が多いので)外ランもできず。
ホテルでチューブ引き、スクワット、階段登り等が生命線でした。

要は気の持ち様…

2008-05-17 00:20:07 | road to KONA
16日(金)
スイム アップ、サイドキック、インターバル200m4分5秒サイクル5本、ダウン 1.5km35分

今週は強度はともかく、平日練習をベタでやったせいか?疲れがピークに達しとります…(涙)。

仕事も22時までかかったさかい、素直?に電車で帰路へ。
でも何もしないのも何やなぁ…ちゅうことでスポーツクラブへ。
時間的に1種目30分リミットやてスイムに。

ま、だらだら泳いで終了ぢゃ…。

と思うものの、アップの手応えが意外とええ!

で結局いつも通りのメニュー、しかもインターバルはサイクル5秒縮めても、5秒以上レスト取ってこなせたし(爆)。

まぁ、要は気の持ち様!?ちゅうことでっか?