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死ぬまで毎年IRONMAN HAWAIIに出るのが目標!体育2のironmaniaのroad to KONAな日々です!

2015 IRONMAN Canada race recap Vol.2

2015-09-05 08:59:00 | レースレポート
めっちゃ遅くなりスンマヘン…

日曜、レース日。雨はやんだがまだ肌寒かった。3時に起きて、朝ごはん食べて、5時にホテルを出て、スクールバスでスイムスタートへ、で5時半着。支度する時間は十分にあった。


水温19.4℃、こんなに低水温で泳いだことが無かったので、全身にワセリンを塗りまくり、レーススイムキャップの内側にシリコンキャップをかぶって保温。
支度が6時半前に終わったのでスイムのウォームアップ時間が十分に取れた。気温の方が低かったので水の冷たさは思ったより感じなかった。

キャノンの空砲で7時に約1800人のエイジグループスタート、だがひどいバトルは無かった。

コースは少し霧がかかっていたが、波が無かったのでブイを見つけやすかった。1周目を終えた頃、15分前にスタートしたプロ3人が目の前をフィニッシュに向けて横切って行った。
2週目最後の角を曲がってフィニッシュまでは強いうねりがあり、なかなか前に進まなかった。タイムは通常より15分位遅かったが、思ったよりは速かった。

スイムから上がると強い雨のせいで皆中で着替えたかった為、トランジッションのテントは以上に混んでいて、着替えのスペースを探すのに一苦労。
今回低気温&雨対策に半袖ジャージとウインドブレーカーを用意したが、レースで長袖を着るのはトラ歴22年ではじめてだ。

バイクコースは2か所の厳しい登り、20-50㎞区間と143-163㎞区間を含む1往復。

1か所目のヒルクライムでは濡れた路面での転倒、衝突を防ぐためスピードを抑えた。

そこを過ぎると雨が止んできて、概ねフラットになるのでスイムとT1の遅れを挽回するためにスピードを上げていった。
折り返しの122㎞地点を過ぎると向かい風になり、徐々にスピードが落ち、そして2つ目のヒルクライム区間を迎えた。
勾配は約7%と普通だが、140㎞以上乗ってきた脚にはえらくきつい。
実は今回、以前このコースを走ったことのある、ウチのチームの”キング”から、自分はそれを使ったからと11-28Tみたいな登坂用スプロケを持っていった方がいいとアドバイスをもらい、急きょ12-27Tを買って付けてきた。(11-28Tでないのはウチの脚で11T使う事は無いから…)
これはえらく助かった。もしこれが無かったら途中で降りてたかもしれない。”キング”には心からお礼を言いたい。
他のIM同様ほとんどの選手がTTバイクを使っていたが、ロードバイクの割合は他よりも高かった。
今回はバイクに特化して練習してきて、6時間半を見込んでいたが、思ったより時間がかかった。

2周回のランコースは序盤5㎞程が湖の周りを回る砂利道、その後若干のアップダウンを含む折り返しになっていて、自己ベストを出すには不利なコース。


1周目の砂利道を終えると折り返しまで大体キロ6分ペースで持って行けたが、その後は脱水と腹くだりで徐々にペースを落とす。


2,3週前から腹の調子が悪く、今回は各パートのスタート前に正露丸を飲んだが、ランでは効かなかった様だ。だんだん手先にしびれを感じてきて、身体を上手くコントロールできなくなってきた。
2周目には全エイドで休み、登りは歩き、下りはジョグという有様。












何とか復活を試みようとエイドでチョコジェルを取り続けていたら、ラスト5㎞で復活。







何とか26回目の"You're an Ironman!"をフィニッシュで聞くことができた。




しかし激しい疲労と腹下りでフィニッシュラインにラストフィニッシャーを迎えに行くことも、ごほうびのビールも飲めなかった…何の為に走ったんだか!



ともかく今年最初のAレースは終了。10月のシカゴマラソン、11月のIMアリゾナまで2,3か月あるので練習を積みたいところだ。
末筆になりましたが、地元自治体、警察、主催者、観客そしてボランティアの皆様には厚く御礼申し上げます。