バンクーバー冬季オリンピックの開会式が行われました。
テレビを見ていたら、夫が「この音楽は全部録音だって」といいました。
私はびっくりしました。
「だって指揮者がいるしオーケストラだって演奏しているし、おかしい」
といったのですが新聞を見て又びっくり。
そういえば北京オリンピックで歌った少女が口パクだったという話は有名ですが、
今度は全部録音で、当日、演奏する関係者は演奏してもいいし、演奏するふりをしてもいいということでした。そう思ってみると全然おもしろくありません。
演奏する人は全部プロだし、コンサートでいくらでも本番を経験しているのにそれでは生中継の意味がないように思いました。
これを知ってからとたんに見るのがつまらなくなりました。たとえハプニングがあっても生演奏のよさライブ演奏のよさがあるのではないでしょうか。
あの会場で感激しながら演奏するから観客も感動するのではないでしょうか。
いくら完璧にできてもおもしろくありません。
それに日本では考えられないくらい時間も延びてだらだらした感じもありました。
もともと開会式にそう期待していたわけではありませんが、お金だけかけてパフォーマンスするならもっとちがう方法があるのではと思いました。