えむ

私の好きなこと・興味のあること・楽しみを記録します。

網膜剥離闘病記 ⑦

2016-11-21 | 健康
退院後普通に生活できるかというとそうではなく、
病院が家に移っただけで、安静に、上は向かず、外出禁止で、
顔を洗っても目に水が入らないように生活することでした。
化粧もダメでした。一日4回の目薬もあります。
女は家に帰ればいろいろ気になることも多く、
なかなかゆっくりできません。
退院した日は夫に買い物を頼み(夫は慣れなくて3回も行きました)
ご飯は楽な鍋、次の日はカレーを作ってくれました。
夜になってさて自分の枕で寝ようとしたら、
どうしても横向きはどこかに力が入ってしまいうまくいかないので
昼寝用の枕を使ったり、いろいろやってみて自分の枕を
立てて、そこに寝ることにしました。
前述の眼帯はブログ用の写真を撮るためにもらったのですが、
これが役に立ちました。
眼帯を外すと寝ている間に目を押し付けたり、
知らない間に目をこすったりするので、結局しばらくは
眼帯をして寝ています。
また今まで気づかなかったのですが、孫がきてそこで動き回ると
恐くてしょうがありません。目にぶつかってくるのではと
思ってしまいます。
日一日と目の線がさがっていきレンズのようなものも
10円玉くらいになり、1㎝くらいになり、とうとう消えました。
退院後の検診で、やっと上向いて寝ることが許されました。
外出もできます。
でも運動はまだダメで走ることはできません。
医師によると、再発するのは2か月以内がほとんでということで、
2か月は気を付けなければなりません。
この際休養をとります。
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網膜剥離闘病記 ⑥

2016-11-16 | 健康
手術後5日目くらいから目薬のため眼帯をはずすと、
目の真ん中に黒い線がみえるようになってきました。
その線が頭を動かすと下にきて、目をつむっても、目の中に
なにか光のようなものに見え、心配しました。
医師に聞いたところ、「ガスと水の境目です。」と言われました。
そういえば、昨日ガスが70%くらいになっていると言われました。
これが40%以下にならないと退院できないという事でした。
毎日この線がどのくらいになっているか気になりました。
退院前日、眼帯が外れた時には、この線がずいぶん下がり、下を向くと
目の下に自分の目にあわない虫眼鏡をつけている状態です。
虫眼鏡の大きさは直径10㎝くらいに感じました。





入院の間全然見ることのできなかった窓からの風景です。
入院した日と退院前日だけ窓から見ていました。
おおきな交差点が見え、なかなかの絶景です。
特に夜景は素晴らしかったのですが、写真ではうまく撮れていません。
近くに大きな救急病院がたくさんあるので、毎日救急車が何度となく
通ります。

いよいよ退院の前の視力検査も終わりましたが、
目の線はだいぶ下になったものの、まだ消えてはいません。
退院しても外出禁止、安静に、寝るのもまだ上を向いては寝られません。
結局、病院ではもう治療がないので、家で病院と同じ生活をして下さいと
いうことです。
ピアノ、パソコンはいいといわれこの闘病記を書いているわけです。
買い物はダメですが、家事はいいと言われました。先生は男なので
家事もどんなに大変かわかっていないんじゃないの と思いました。
いよいよ退院しました。 つづく
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網膜剥離闘病記 ⑤

2016-11-12 | 健康
毎朝の診察で、いつになったらうつぶせ寝しなくて良いと
言われるか期待していましたが、とうとう退院の前日まで
その話はありませんでした。
手術の次の日からシャワーと言われましたが
次の日は最悪でどうしてもその気になれず、手術2日後
初めて、首から下のシャワーをしました。
又洗髪は一人ではできず、やってもらうのですが、
私は美容院でやるようなシャンプーを想像していたのですが、
やはり上は向けず、床屋スタイル(夫に聞きました)で
ケープをかけ、目にガーゼを貼り、タオルをそこにあて
手で押さえて下向きであらうのです。
何と原始的と思いました。
これは医師にも許されているのです。と言われましたが、
目はつぶっていて下さいとのこと。シャンプーが始まりました。
最初は良かったのですが、そのうちじわじわとタオルが濡れてきて
どうなるの?と思いながら、目を強くむすんで、心配していました。
終わっても目はあかないでと言われ、びしょびしょになった
ガーゼをとってもらいます。結果的には目をつむったまま
バスタオルで拭いてもらい、新しいガーゼにとりかえます。
こんなのでいいの?
そんなにしてシャンプーするのに顔は洗えません。
毎朝晩暑いおしぼりがきて、顔は拭くだけです。
なんだか矛盾しているような。
考えたら、眼帯をしているので、毎回洗顔のため
取り換えるのでは、看護師さんもたいへんですものね。

そうでなくても毎日4回以上の目薬の点眼があります。
私は3種類を5分以上間隔をあけてということでした。
看護師さんはタイマーをもってまわっているのですが、
わたしは寝る前に、2回の点眼は終わったのに3回目が
待てども待てども来ないなと思っていたら、
わすれられて、ナースコールをしました。
なんですか、と問われ、3回目の点眼がまだですが、
ごめんなさい忘れてました。こういうこともあります。
つづく
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網膜剥離闘病記 ④

2016-11-11 | 健康
病院では朝6時に起床になるとすぐ
瞳孔を開く目薬がさされ、もう6時すぎから診察が
始まります。たぶん病棟の先生だとおもいます。
後、主治医の先生が朝食後診察です。
一週間に一度は院長診察というのがあります。
複数の先生にみていただくのはすごく安心です。

右目には(手術した方)金属の眼帯がつけられ
退院の前日までずっと片目。


入院中の生活ですが、目はあまり使えないので、
朝と夜7時はNHKニュースをラジルラジルで聞きます。
その後は民放のFMをラジコで聞いたり、ポットキャストで
好きなものを聞いたり。
何より1番聞いたのは娘からプレゼントされた、
アップルミュージックです。
好きなジャンルをあらかじめ登録し、そのジャンルの音楽を
次から次へと紹介してくれます。
音楽が大好きな私にとって、又動けないときには何よりの
慰めでした。
又私の音楽遍歴をたどる日々でもありました。
まずクラシックです。
6歳からやっているピアノ音楽。仲道郁代、辻井伸行、
フジコヘミング、等々、
ヴァイオリンで諏訪内晶子に始まり、五島龍、古澤巌、
川井郁子、葉加瀬太郎、などその他、チェロ、ギターなど

又今まで長い間やってきた伴奏の曲から
オペラのアリア、カンツォーネ、の数々

次は今習っている、ポップス、ジャズの関係
ビートルズ、サイモンとガーファンクル、カーペンターズ、
アバ、PPM、etc
ジャズではシナトラ、サラボーン、ジュリーロンドン、
ナタリーコール etc
私の大好きなミュージカルから
又オペラ座の怪人、キャッツ、レミゼラブル、マイフェアレディ、
サウンドオブミュージック、etc
又学生時代から歌ってきた合唱曲の数々。

又映画音楽、カラオケで歌いたい曲まで。
曲数にして1000曲以上は聞きました。

今日はミュージカルを聞こう、次は合唱曲、次は知らないジャンル、
と次から次へと浮かんできます。
それも一流のミュージシャンによる演奏です。
何回コンサートに行ったのかと思うほどの贅沢な時間でした。

周りの人からは退屈でしょうと、よく聞かれましたが、
全然そんなことは感じませんでした。
むしろ体形のつらさを忘れさせてくれる貴重な音楽でした。
スマホでこれだけの楽しさを味わえるとは驚きです。
こんなぜいたくな入院生活でした。  つづく

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網膜剥離闘病記 ③

2016-11-10 | 健康
前日のうつぶせ寝の枕とマットその他ですが、
枕は二重のU字型、マットはまずベニヤ板の
布を巻いた物、次に段ボールに布を巻いた物、
その上にベッドパッド二つ折り、その次に低反発の
素材のマットを重ねます。
それを準備されたので1日目使ってみました。
そうしたら目の痛みはわすれるほどの腰の痛さ、
そして胸の圧迫による食欲のなさ、
とうとう手術の次の日は1日中、ご飯が食べれませんでした。
何と朝食にパンが出たのでそれを2回に分けて食べただけ。
またうつぶせ寝をすると思うとそれだけで食欲がなくなるのです。
これも精神的なものでしょうか。なんと意気地のないとがっかり。

しかし次の日の診断で左を下にした横向きが許され、だいぶ楽に
なりました。
うつぶせ寝をしている間にいろいろ考え、板を取り除いてもらい、
その後、ああでもないこうでもないと考え、退院する時には
新しい形をアンケートに提案して書きました。
こう書いているとずいぶん大変だったと同情されそうですが、
何とこれが私にとって贅沢の日々だったのです。  つづく
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網膜剥離闘病記 ②

2016-11-09 | 健康
網膜剥離の手術は目に硝子体(ゼリー状)を取り除くための器具、
ガスを入れる器具、中を見るライトが入ります。
硝子体を取り除き、その後にガスを入れて(風船状)
それが網膜を中から押し付けてはがれた網膜をつけるのです。
そのために1週間くらいはうつむき寝の状態で過ごします。
ちょうど風船が、時間がたつとしぼんでくるのを
想像してください。ガスが目からなくなるまでです。
ガスが網膜を押し付けなくてはならないのでうつむき、顔を下
にしなければなりません。
トイレ、食事、診察以外はずっとうつむいているわけです。
これが非常に苦しく、最初の日は夜全然寝られませんでした。
というのは腰が痛くて、寝返りもできないし胸が苦しくて
ご飯もたべられませんでした。

このような枕とマットです。


この状態です。        つづく
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網膜剥離闘病記 ①

2016-11-08 | 健康
何年か前から白内障があると言われこの2~3か月ずいぶん
見えが悪いので手術をすることに決めました。
ところが、その手術のための検査で網膜剥離がわかり急遽
そちらの手術もすることになりました。
見えが悪いのは白内障だけではなかったのです。
初めての事でわからなかったのですが、眼科にかかっていたのに
見つけてもらえず不満はありますが、
とりあえずわかってよかったです。

11月7日に入院し8日に手術を受け16日に退院、その間の闘病記を
忘れないために少しずつ書こうと思います。
まず手術は白内障、硝子体手術を一度にしますので、
2時間15分くらいかかりました。
歯医者の椅子ののようなところに寝た状態で体と顔に不織布のようなものをかけられ
右目の部分だけがあいています。
点滴、手には血圧計、胸には心電図とものものしく急に体がこわばります。
それから目の下に麻酔の注射、これが針を刺す瞬間だけではなくズーンと鈍い
痛みが続きます。
麻酔がきいたら、痛みはありませんが手術前に聞いた説明を思い出し、
目の中に1ミリくらいの器具が3本入るんだななどと考えてしまいます。
手術の間は機械の音がするだけで何をしているのかはわかりませんが、
先生は顕微鏡を見ての手術のだそうです。

手術の間にはいろいろなことを考えるもので、もし今地震がきたらどうするのだろうか
等何回も考えました。
手術は無事終わり、本当に厳しいのはこの先です。   つづく
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さんまのアヒージョ

2016-11-01 | 料理
牡蠣などのアヒージョは作りますがさんまもおいしいです。
思わず食べてしまって写真は残り少しです。

材料 さんま、エリンギ、

作り方 さんまは少し強めに塩をして筒切りにし30分くらいおきます。
    鍋にオリーブ油を入れ、にんにくを入れて
    さんまエリンギをいれ、オリーブ油、白ワインを
    いれて15分ほど煮る、
    
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