イタグレの愛犬家さんでしたら、ほとんどの方が目にしていたと思います。迷子になっていたイタグレ君が、無事に保護ざれたという記事。本当によかったです。数日間の長い間~しかも東京で 環七と環八の交通量の多い道路にもはさまれていたそうで・・・まさに奇跡ですね 私は環七と環八の間に住んでいましたから、あの交通量の半端ない場所で・・よく生き延びてくれた と感動を覚えました。
なぜこのブログを書いているかというと~私にも経験があるからです。他人事ではなかったですね。今から6~7年前にさかのぼりますが、当時6か月だったモナリザが、私とお散歩中にアクシデントが起こり、パニックになってしまいました。あっ!という間に走り去っていき、迷子になってしまいました。
忘れもしない5月の出来事でした。6月からは北海道でのショーが始まるので、モナリザと歩く練習を始めていました。何度かお散歩しているうちに、上手に左に付いて歩けるようになってきたので、私は油断してしまいました。小さな路地で、うしろから大きな幼稚園バスが来ていたので、私はしゃがんでモナのリードを短く持ってモナを支えていました。
しかし~モナは通り過ぎるときのバスの大音響にビックリしてしまいました。同時に雪解けの砂ぼこりも舞い上がり、嵐が吹いたようで目が痛いほどでした。モナはパニックになってピュー と逃げ出しました。すごい力で引っ張られて、私は転んでしまい強打し、リードが手から離れてしまいました。わぁ~モナが轢かれてしまうと とっさに⇒止めて と大声で叫んだら、バスは止めてくれました。しかしモナは、バスとは反対の方向へ走って行きました。私は必至で追いかけましたが、パニックになっていて私の声が耳に入らないないモナは,住宅地の中へ消えていきました。
それからが大変でした。私はここの住宅地 〇丁目界隈を、モナ~モナ~と名前を呼びながら何周も歩き回って探しました。お天気の良い日で、顔中・・体中から汗が噴き出してきました。もし、探している私の近くにいたとしても、まだお散歩に慣れていない6か月の子犬です。警戒して出てこなかったかもしれません。
いったん家に戻りました。というのは、庭には毎日出していたし、この庭にはイノセントの歴代のワンたちの匂いが沁みついているから、匂いを頼りに戻ってきているかもしれないと。。。わらにもすがる思いで・・町内と、自分の家の庭を往復する管理人でした。
居なくなったのが午前10時過ぎ・・・その後すぐに近くの交番へ行き、迷子情報を届けて、何か手がかりがあったら連絡くださいと。家に残しているワンたちの、庭出しもあるので家に戻り、他のワンたちのお世話をしなければなりません。家でワンたちの世話をこなしている間も、私は心配と後悔の気持ちで、食べ物はおろか、飲み物さえ喉を通らなかったです。
転んでしまった時、リード離さなかったらよかったのに。どうして離したのよ、アンタ バカだよ(@_@;) と自分を責め・・バスが来る前にしっかりと抱いて捕まえていればこんなことにはならなかったのにと。パニックになることを防げなかった自分を責めました。リードを付けたままだったので、それがどこかに挟まって動けなくなっていたら・・・もっと可哀想と心配は尽きませんでした。、
しかし~探し出してあげなくては、モナも私が探しに来ることを、この町内のどこかでまっているから。行動するしかない。そして私は今度は車に乗り、ゆっくりと徐行しながら窓を開けて、モナ~ おいで~ と声を出して探しました。町内を一歩出れば、大きな道路が縦と横に2本あります。その道路に出てしまったら⇒交通事故にあってしまう。そしたら、命はないわ もう考えるだけで、いてもたってもいられなかったです。
そうして、何十周も町内を回って探し続けました。日が明るいうちに見つけなくてはと、同じ場所を何度も何度も。そうするうちに・・探し始めて3~4時間ほどたったころ、20mほど先に・・高層マンションの駐車場から~向かいの民家に向かって、黒い生き物が スルっ~と横切っていく姿が見えたのです。瞬間 モナだぁ と分かりました。
ヤッタ助かった 命があぅた。神様、ありがとう!の気持ちでした。モナは民家の端にうずくまっていました。モナ~迎えに来たよ。待ってたね、とそばに寄ると、安心したようにしっぽを振ってすり寄ってきました。彼女も、この瞬間を待っていたのでしょう。お互いに、よかった!よかった!の抱擁でした。
<p>モナは居なくなった場所から、わずか5~6mの近くの場所で見つかりました。迷子になったら、最初の場所に戻る・・と言いますが、まさにその通りでした。モナは同じ場所に戻って待ってたんだね。すごいね。色々な場所をさまよったかもしれないけど、最初に迷子になった場所を探していたのね。偉いね。そこは、散歩のコースで何度か歩いている所でした。犬の能力に感心しました。
迷子になったときの心配・自分への自責の念・愛犬が死んでしまうかもしれないという苦悩・足が棒になり‥髪を振り乱して・大声をあげての捜査行動。これらの心の葛藤は、経験した人にしかわからないと思います。私の人生の中でも、忘れることのない、一生心に残る出来事でした。
今回の東京で迷子になったイタグレ君。無事に見つかって本当によかった。何日間もの間、よく頑張ったね。すごい生命力だね。私はモナの時のことを振り返りながら、ずっと心の中で・・無事に命があって見つかることを祈っていました。捜査に協力された関係者の皆さま、オーナー様、お疲れさまでした。終わりよければ、すべてよし と言います。嬉しいです(*^^)v
これからは愛犬が迷子にならないようにと、この出来事をご存じの飼い主様達は、ますます気を付けていかれるでしょう。私もモナリザのことを教訓にして、リードは決して離さないようにしています。転んでも倒れても、決して離しませんよ。ある有名歌手さんのセリフ ぼかぁ~死ぬまで君を離さないぞ まではいかないですけどねぇ('_')
今日もご覧くださり、ありがとうございました。良ければ イタグレの文字をプチっ と押してくださいね。
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