イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

とうとう‥叶わなかった夢でしたが・・・。

2018年11月29日 | Weblog

交配が成立して~子犬が産まれる期間は約62日です。無事に出産にいたる子もいれば、偽妊娠で終わる子もいます。これまでイノセントでは、受胎率が高くて☞ 90%以上の確率でした。ルクレチアの交配後から、毎日・・毎日・・身体の様子を見てきました。25日を過ぎた頃から、段々と下腹が膨らんできました。私は、イケる・・イケる 受胎してくれたと思い、ルックちゃん、ありがとう と喜んでいました。にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへ
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しかし、お腹のふくらみかたが普通ではなく、30日を過ぎた頃からパンパンになってきました。長年の経験から、これは違う 妊娠ではない と察知した私は、病院へ行きました。そしたら、その勘は当たっていました。ルックは妊娠したのではなく、子宮の中で炎症を起こしていました。子宮蓄膿症まではいっていないけれど・・・炎症で腫れていると。私は⇒ やっぱりそうだったのか・・・ルックとエニオに申し訳なくて辛い出来事でした


先生は、このようなケースは、手術をして子宮を取るのが安全策です。手術をしますか と聞かれました。私は悩みました。ルックはこのときまだ2歳半でした。やっと迎えることができた、初の女の子。この子の、子供が欲しかった まだ若いから・・可能性があるなら。私は先生に言いました。子宮を取らないで・・ 治る可能性があるなら、そちらの方法を選択したいと。そしたら先生は、はい!ではやってみましょう。でもお薬の治療で治る見込みが立たない場合は、すぐに手術に切り替えますよと。はい!分かりました。私は祈る気持ちでルクレチアを病院に託しました。毎日面会に行きました。治療は主に点滴治療です。一度に沢山注入するのではなくて、何時間も時間をかけて少しずつのほうが、ワンの身体に負担が少ないからと。


それから5日くらいで炎症は収まり、身体全体も回復しました。ご飯も最初からよく食べていました。たしか~10日ほど入院&通院していたと思います。ルックは入院した時も家に戻ってからも常に元気で、自分が病気をした自覚はないようでした。私の機転が早かったので、蓄膿症になる前での発見でした。


その後1ヵ月検診・3カ月検診・6カ月検診でも異常なく、完治しておりますので、交配しても大丈夫ですよ!と先生はおっしゃいました。


しかし・・その後ルクレチアにヒートが来ても、エニオが興味を示すことはありませんでした。交配にいたらないのですから~子犬を宿ることはありません。ここで、この組み合わせの子犬は・・諦めるしかありませんでした。



5年ほど前ですね。ビックサイトで、ルクレチアの応援に来てくださったソフィ&アンちゃんのパパさん・ママさんです。ありがとうございました。


エニオ君たら、私を見事にふってくれたわ。ワタシだってなかなかの美人だし、ショーでカッコよく走ったのよ。エン君は、レイラを好きなのは分かってるけど。。。ワタシは、うっふんレイラに負けたわby ルック。


いえいえ違うのよ。負けたのではないのよ。私は考えました。この子はきっとヒートは来ていても、排卵が少ないのだろうと。排卵が少ない子は、見ていて分かります。男の子へ対してのモーション&アタックも少ないです ヒートの期間も短いです。交配に慣れた男の子は、排卵の少ない女の子には、強硬な態度は取りません。それらがぴったりと当てはまりました。この子に子供を望むのはやめようと思っていました。


ルクレチアは、男の子との交配はできないだろうとあきらめていて、繁殖する気持ちも失せていたのに・・新たな光が灯ったのです。それは、2016年に迎えた男の子・ミリオンの存在でした。ミリオンは、ルクレチアのヒートに、ものすごく反応しました。ルックちゃん~好き好き とラブラブ光線 すごい勢いで迫りました。今まで何度もエニオに冷たくあしらわれていたルックも、ビックリ仰天 嬉しかったようで、しっぽを上げて~よろしいのよ と受け入れようとしました。



ミリオンは、ルックに対して、やる気満々でした。男の子がその気にならないことには、大切な儀式は成り立ちません。ミリ君、ありがとうね。しかし~肝心なところで、うまくいきません。交配って、何度経験しても緊張します。男の子の身体も、女の子の身体も傷つけないように、慎重な注意や配慮が必要です。ワンコも、うまくいかないときは、多大な体力を要します。


私はいつも、自分一人で交配の作業をしてきました。デリケートなIGは、第三者が入るとできなくなる場合もあります。だから、私一人で行ったほうがスムーズでばっちりでした。


しかし、この2匹に限っては病院へ行きました。かかりつけではなく、初めての病院です。それは、その病院には繁殖科という項目があり(その点では)有名な病院でしたから。ここを受診しているのは、海外から輸入したワンの、貴重な血液の子孫がほしい~というショーブリーダーが多かったです。私の友人ブリさんも、子犬に恵まれずにこの病院にかかっていました。先生もそのことを理解されており、北海道大学・獣医学部で繁殖を専門に研究された方でした。


その病院で2匹の検査をしていただきました。そこで伝えられたのは、ルクレチアは排卵が非常に少なくて、自然妊娠はむずかしいだろう ということでした。自分でも分かってはいましたが・・まさかの・・自然では・・むずかしいとは。分かってはいても、こうはっきりと告げられるとショックは大きかったです。


しかし先生はおっしゃいました。そこでやめてしまえば、先はないですよ。行動を起こして初めて、先に進めますからと。排卵を活発にさせるホルモン注射がありますので試してみますか?そのお薬は危険性はなく、多くの方が使用してきました。その結果50%の確率で妊娠にいたっていますよと。当時ルックは4歳になっていました。


私は、このように繁殖に理解のある先生と出会えたことも、ご縁であり、自分のこれからの為になる勉強だと考えました。そして注射を打っていただきました。ルックには申し訳ないけれど、まだ・・赤ちゃんがほしい~という、かすかなのぞみを抱いていました。その注射はヒートが来てから2~3回打つのが通常です。そして通院しながら排卵の状態を見ていきます。でも、頑張ったわりには排卵数は上がりませんでした。


しかし、ミリオンはやる気は大いにありました。周りに先生方がいらっしゃるのに、ルックにきちんと乗って、男の子の仕事をこなしてくれました。そうです~この病院で、わたくしの人生初の⇒ワンの人口受精をいたしました。先生方の手でです。先生方がテキパキとやってくださり、キレイに消毒もしてくださり完璧でした 私は一部始終をみて、勉強しました。これなら私にもできるわ 


ここまでの20年間、わたくしは、全部自然交配でした。ブリーダーの中の多くの方は、人工授精をされています。そのほうがワンの負担も少なくて安全と言われています。それも、先生の行為を見て分かりました。本当に早くて、すぐに終わりました。大型犬同志は交配も大変です。友人のフレンチブルのブリーダーさん達も、人口受精だそうです。


私がここまで自然交配だけで来られたのは、良いワンコたちに恵まれていたんだなと~つくづく思いました。改めて、歴代のワンコたちに感謝しました。


その後・・ルクレチアは、妊娠することはありませんでした。想定していたことなので、落胆はしていません。先生は、ボクが学んだ北海道大学の、繁殖プロジェクトを紹介いたしましょうか。と言ってくださいました。でも私のきもちは決まっていました。NO~!です。自然に逆らうことは無理があります。これまで勉強させていただいただけで十分でした。


ホルモン注射を打った帰り、車の中で疲れ切って横たわるルクレチアの姿を、見ているだけで切なくなりました。ワンはそんなこと望んでいないのに、私に付き合わされてしまった。文句も言わずに、今日はどこへ行くの?とついてきてくれた。その従順な姿を、瞳を思いだしては涙 でした。うちに来たばっかりにね・・・子供が欲しいばっかりにね。ごめんね。もうこれでおしまいだよ。痛かった注射は、しなくていいよ。


ルクレチアは遠い海のかなたから、飛行機を乗り継いで、長い時間をかけてきてくれました。それだけで、嬉しかった。それだけで、大満足だったのに。私も初心を忘れかけていた( 一一) このまま元気に、イノセントで長生きしてほしいです。



現在のルックです。みんなと仲良くて、とても良い子です。



今年7歳になったよ。右端は11歳になったエニオ君。おじいちゃんになってきたよ。寝てばかりです。


レイラとエニオは、共に11歳になっても相変わらず仲良し~ラブラブです。最近撮ったばかりの写真です。



おじいちゃん&おばあちゃんになりつつある二人の中に、割り込むルクレチアです。かつての うっふんレイラには負けたけど・・割り込んでやるわ ワタシのほうが若くていい女なのに・・ エン君ったら、いつまでも うっふんレイラにぞっこんね ルックさん~わざわざ、こんな小さなクッションに入ってこなくてもいいのに。根に持ってるの?そ んなワケないよね。


ワンコが歳を取るのは早くて・・写真にも表れてきます。でも私は、歳を取って仙人みたいになっていく様子も愛おしくて可愛いです。老犬になりましたが、あえて載せました。誰でも、平等に歳をとりますよ。


ヨーロッパ同士の両親犬からの繁殖は、ルックちゃんからの夢は叶うことができませんでした。


その後、オペラが来日しました。オペラがCHを完成した後、初めてのエニオとの交配において、無事に赤ちゃんを授かり、出産することができました。ルックで、苦悩しながらできなかったことを(+_+) 数年後にオペラが叶えてくれました。


最初の男の子・ロナルドを迎えてから~実に10年以上の歳月が流れていました。


IGの輸入は、繁殖を目的で輸入したのではありません。私が、好きでたまらないタイプだから。まずは家庭犬として大切に育てていくこと。ショーにおいて私の好きなヨーロッパタイプを、日本でアピールしていくこと。譲ってくれたブリーダーさんへのお礼として、JKC・CHを完成すること。それからゆっくりと繁殖のほうへと移っていきました。だから、決して急いでいなかったので、この年月でした。順風満々だったとは言えませんでしたが、ゆっくりと私の夢は叶いつつあります。


その後も、オペラとミリオンの子供も授かりました。繁殖の基本⇒お互いの欠点を補う繁殖 スタンダードを目指すことは、いつも頭にあります。イタリアングレーハウンドだけを繁殖している、専門のブリーダーですから、当たり前のことです。


一度は叶わなかったことも、あきらめずに前を向いていけば、叶うかもしれません。ワンを道具のように扱わずに大切にしてきたことを。ワンたちは、私の愛情を感じてくれているはず。だから答えてくれていると思います。


長い文章に付き合ってくださり、ありがとうございました ワンクリック、お願いします 


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叶えられなかった夢・・・とは。

2018年11月26日 | Weblog

最初の輸入犬・ロナルドを迎えた時は~我が家にヨーロッパのIGが来てくれただけで嬉しかった ひとつの目標が叶いました。しかし天国から⇒奈落の底へ JKCから、このままではロナルドの日本での血統書は発行できない・・ フランス国の血統書をポーランド国に作り直して・・出直しておいで と言われました。そのことを代理業者に連絡しても、半年間・・業務を遂行してくれないので、私は直接お相手のブリーダさんと交渉することになりました。

ブリーダさんは、JKCに対して~こんなことを言うとは 島国は、これだから困りますね 世界はつながっているんですよ。血統書に刻印されたレジデンスが証明となるのです。とメールで説明してくれました。明らかに怒っている内容でした。その文面を読んで譲歩したJKCは、では・・ポーランドケンネルが発行した、証明書を送ってください と言ってきました。コピーではダメです。オリジナル証明書を、封書にて送ってくださいと。それを伝えるとブリーダーさんは、了解しました ロナルドが一日も早く、日本の・マツムラの犬と認められるように、貴女に協力します。と証明書を送ってくれました。彼は、内心は腹を立てながらも~行動を起こしてくれました。ポーランドのブリさんは、本当に素晴らしい人格の持ち主でした。

そのことでピンチが⇒チャンス に変わりました。直接交流していくうちに、ブリーダーさんは、私のことを信用して好意を持ってくださいました。私もマメですから。誠意をつくしました。そして、その後の輸入へとつながったのです。

ルクレチアが来てくれて、私のハンドリングでCHになったあと・・・私は次の目標である夢 を見ていました。それは・・日本の・・私の犬舎から・・ヨーロッパのIGを創ることでした。父犬も母犬もヨーロッパのIGです。その組み合わせの子犬が産まれてくれるかもしれない~ 夢をかなえたい!と思いました。

ルクレチアが来た時、ロナルドは去勢手術をしていました。睾丸の近くに腫瘍が見つかり、当時11歳という年齢でした。悪性であれば命を落としかねない と先生に言われて・・泣く泣く手術しました。のちの検査で良性だったと分かりました。手術の後、ロナルドは精神面でも弱くなり、年下のエニオに負けるようになりました。イノセントの 礎・いしずえを創ってきたロナ君が、若輩の男の子に遠慮する姿は見たくなかった 栄枯盛衰のごとく、世代の入れ替わりとなっていく様子には悲しいものがありました。

そこで、ルクレチアのお相手はエニオ君です。繁殖の基本ですが、お互いの相手の・・欠点を補うペアリングが理想です。姿&形だけでなく、性格も重要です。エニオの天真爛漫で、人見知り&ワン見知りしない性格は理想です。ルックは毛量も豊富で、スタイルも良いです。骨格もしっかりと大きめですので、お産も安産だろうと~勝手に考えていました。 私はこの2匹の間に生まれてくる子犬を想像しながら、心がウキウキしていました。

エニオとルクレチアです。5年前の写真です。美しいと思います☚いつもの親バカです。

(ENNIO and LUCREZIA 5 years ago )

 

ルクレチアは半年ごとに発情は来ていて、女の子としての成長は順調でした。CHを完成後にヒートが来た時に、やっとこのときが来た~ と嬉しく思い、エニオとの交配に臨みました。しかし意外や意外 エニオはルックに興味を示しませんでした。ルックのほうは陰部も大きくなり~一生懸命にエニオにアピールして~よろしいのよ いらっしゃいよ~と誘うのです。しかしエニオは、キミのことは興味ないよ と知らんぷりです。これには参りましたよ。ワンコにも意志はあります。エニオは、自分の娘のミランにヒートがきても、絶対に手を出しません。これにも恐れ入りました。犬畜生といって、たとえ実の親子でも同胎の兄妹でも交配するよ!と聞いていましたが、エニオには当てはまりません。ジェントルマン・紳士です。

エニオが、好きで好きで たまらない子は、レイラです。

色っぽく美しいレイラは、ロナルドの娘です。あだ名を⇒ うっふんレイラと申します。妖艶です。エニオはいつも、レイラちゃん~ と彼女のあとばかり追っかけてくっついています。今でもそうです。

(LEIRA is daughter of  POLAND・CH RONALDO)

見てください この二人の世界 ↓

いつもラブラブ~ このペアは、いつも良い子を創ってくれました。イノセントには、ミランとソフィアと2代目ロナルドがいます。

レイラのことしか眼中にないエニオでした。でも運が良かったというか、レイラのヒートとルックのヒートが重なったことがありました。エニオは、大好きなレイラちゃん~愛してるぅ と毎日レイラに大接近。私は、今しかない このチャンスをつかもう!と判断しました。

その状況をうまく利用して、私はエニオをレイラのフェロモンで誘い~ギリギリまでレイラにのそばに置いて~土壇場でルクレチアにすり替える というスゴ技をいたしました。その気になっているエニオは、あれっ なんか違うなぁ~ と感じながら・・途中からいなくなったレイラの姿を探しながら・・ルック相手に任務を遂行してくれました。イヤイヤながらしておりました(-"-) 私が催促したからね。ごめんね。

成功したときは嬉しかつた~ 正統ではない作戦でしたが、このペアの子犬が欲しかったから、やっと夢への一歩へ進むことができたと、希望を持ちました。

結果だけではなくプロセスを伝えたくて、正直な気持ちを書いています。書くと長くなります。続きます。次回はこのタイトルは完結します(^'^)そうする予定です(・・?

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叶えられなかった夢もあった。。。

2018年11月24日 | Weblog

私がイタリアングレーハウンドという犬種を知ったのは約20年ほど前でした。当時は JKCでの登録も100頭を少しこえるくらい。IGを繁殖しているブリーダーも少なくて、子犬が生まれた~という情報があったとき・・まごまごしていると、手に入らない時代でした。私はこの犬種が欲しくて欲しくて~ 何件かのブリーダーさんと電話やファックスでやり取りをして(メールなどない時代です)やっと最初の子を手に入れました。めずらしくて手に入らないからと、どんな子でも良いわけではなく こだわりました。当時のブリーダーさん達は、どの方々も随分と前にお辞めになっています。ブリーダーは、続かないんですよ。続けられないでしょう。

そうしてイタグレを知っていくうちに、私はヨーロッパのイタリアングレーハウンドに魅せられました。当時は日本のIGは、アメリカタイプが90%以上を占めていました。国内には、私が目指しているIGはいませんでした。ですから、私が好きになったヨーロッピアンを創るためには、ヨーロッパから輸入するしかありませんでした。ちょうどパソコンも普及してきた頃で、私は毎日、ヨーロッパのブリーダーさんのH・Pを調べまくり~その中で、私の好みのIGを見つけました。そして初めての個人での輸入でしたので失敗しないようにと。東京の輸入業者を探し出して、直接会いに行って輸入の代行をお願いしました。

現在は、成田動物検疫所の H・Pに、詳しく輸入までのプロセスが書かれています。図式でも説明されていて分かりやすくなりました。しかし15年前は詳しく書かれておらず、今よりももっと分かりにくい、闇の世界でした。狂犬病を恐れてチェックが厳しかったです。

当時の輸入犬は全頭、成田の動物検疫所に2週間以上の係留が義務付けられていました。係留のためのホテルのゲージを、予約しなければ満杯になるので入国できませんでした。。代理業者は、結構ルーズな人でした。ホテルの予約をしていなかったので、最初の予定日に輸入できませんでした。それから新たに予約を入れ、書類も日付等を書き換えて作成しなおしました。飛行機の便も、観光ではなく輸入物扱いとなるので厳しくて、航空会社が発行する証明書・エアウェイ・ビル を申請しなおしました。私は長く待たされてイライラすることもありました。しかし、予定よりもずいぶん遅れましたが~無事に最初のIGが来てくれました。 ↓

 

15年前に来日の、ロナルド君です。ポーランドCHです。CH完成後で、このとき3歳でした。パソコンが何度も壊れて買い代えたので、古い写真が消えてしまいました。これはH・Pからコピーしました。

ロナの写真を探しているうちに、めずらしい写真を見つけました ↓

ロナ君の写真は、ほとんど消えてしまったのですが・・奇跡的に見つかりました。2006年・庭で撮った写真です。彼は2000年生まれですから、このとき6歳です。ロナルドは、骨格がしっかりいていて骨太でした。彼のお陰で、イノセントの子たちは、骨太で丈夫な骨格の子が生まれるようになりました後方にいるのはバービィです(亡くなっています)もちろんロナ君も亡くなっています。生きていれば18歳だったのですね。

ロナルドを迎えた頃は、ショーに参加させていただくなんて、全く考えていませんでした。今まで、交配を頼んでいたIGの男の子が良くなかったので そんなに好きでもない子の血液に、高いお金を払うことがイヤになったからです。それを繰り返すくらいなら、自分で輸入しよう と行動しただけです。

ロナルドの子供が生まれるようになってから、繁殖だけではもったいないな・・と考えるようになり、ショーに出させていただくようになりました。ロナの走りは、ゴムまりのように軽やかで 足がよく上がっていました。そして、ロナ君を迎えてから3年後~2匹目の男の子・エニオ君が来ました。

この子は、細おもてで美しいラインをしていました。見るからに⇒外人(犬)という雰囲気でしたね。1匹目の輸入で、代理業者に不信感を持った私でした。血統書を、外国犬の血統書から日本の血統書に移す行為をしないまま逃げてしまった人でした。

ロナ君の場合は、特別な事情があったのです。彼が生まれたのがフランスで、血統書はフランス国の発行~育ったのがポーランドです。つまりブリーダーも、ロナをフランスから輸入したわけです。JKCは、輸出国と、血統書の発行国が同じでなければ、日本での血統書は発行できないと・・頑として・・言い張りました。そんな理不尽なことを言われたら、生まれてくる日本での子犬たちの血統書も作れないのです。何のために苦労して輸入したのか(・・? このときのことが、私の一番の悩み&悲しみでした。でも、あきらめませんでした。

何度もJKCを説得しました。ブリーダーさんからの英文(レジデンスを刻印しているのでOK)を何通もファックスで送りました。ヨーロッパでは血統書を、そのつど作り変える風習はありません。その説明や手続きも私が自分で行いました。それらのごたごたが解決するまで1年間かかりました。JKCも、のちにガゼットにそのことを書いています。私の例で、JKCの言い分が間違っていたことを認めてくれました。

私とのやり取りがあったあと、JKCはガゼットに、ヨーロッパ大陸から輸入した場合、血統書は新しい国で作り直さなくてもよいです。新国でのレジデンス・刻印が押されていればOK~です と掲げるようになりました。世界は広いです。色々な例を勉強して、誰もが前へ進んでいると思います。

エニオの輸入以降は、自分で直接先方様とやり取りをして輸入しました。英語は得意ではないけれど、通じました 接続詞などの文法は関係なく、単語や輸入の専門用語を並べた文章だけで、お互いに理解できました。ブリーダーさんは、日本で必要な手続きをこなしてくれて、私は必要書類の届出書を提出しました。そして~許可書が降り、エニオはスムーズに来日しました。すぐに日本での血統書も取得し、ショーにも参加しました。

夏場の北海道のショーを終えた後、本州のプロハンさんにお願いして JKC・CHを完成しました。エニオ・・若くて一番カッコいい時代(2歳)ですね。現在は11歳になりました。
 
そして、エニオの来日からさらに3年経ち~初めての女の子を輸入することになりました。ルクレチアです。この子は、生まれた時にH・Pに写真が出ていたので知ってはいましたが、すぐにピンとはきませんでした。でもその後、ご縁があって迎えました。
ビックサイトでのショーにも参加しました。この子は、今までの子たちとは身体つきが違っていました。ヨーロッパでも色々なタイプがあるんだなと教わりました。性格はおとなしくてビビリでした。ビビリな子って、心を許した人は大好きです。ストーカーになります。私がリードを引くと、よく動いてくれました。従順で可愛い子です。
ルクレチアは、ラッキーなことが重なって、ワンシーズンでJKC・CHを完成しました。あれよ・あれよ・・という間にカードをいただいて、私が一番ビックリしました。貴方は、ラッキーガールだね といつも話しかけました。
 
でもそのあと・・思いもよらぬ出来事が待っていました。 本題の、叶えられなかった夢の話です。
 
時間が来ました。続きます。
 
過去の写真を掘り出し、文章を考えながら書いています。 下の文字を押してくださいね。

 

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ついに~やっと~初雪だぁ~!

2018年11月21日 | Weblog

前回のブログを書いて3日目に、札幌では今年の初雪が降りました。 ↓

朝・・起きたら、すでに積もっていました。寒いので外に出ずに、室内から撮りました。雪が降るのは嬉しくはないけれど、どうせ降るなら~いきなりのドカ雪ではなくて、少しずつ降ってくれると雪かきもラクでいいな。このあと、午後から溶けてきましたが、天気予報によると、これから数日は降るらしいです。

雪が降るようになると、お外の気温も一気に冷え込みます。おそらくこれからは、ワンたちが、お外&お庭に出ることはめったにないですね。若い子は、まだ行けるかな ワンコが嫌がらなければ、連れていきますが。高齢の子は絶対に行きません ブルブル~ さむい~ めっそうもないです。道路も凍ってしまうので、肉球も凍傷になります。

この写真は現在ではありません。現在はヒート中の子が居るので、男の子を一緒に同席できない状態です。1年3か月前の写真です。左下には、今年の5月に亡くなったミユリちゃんが同席しています。14歳のミュウミュウちゃん 可愛いおばあちゃまでした。リカちゃんも、今ほど白内障が進んでいなくて若いですね。犬は、一年で6~7歳の年をとると言われているから、一年前の写真でもそれが現れています。

リカの右はレイラです。2匹ともに完全ソリッドです。完全ソリッドの子は、胸の下がポプラのようなマークになります。いや・・ミッキーマウスの輪郭のような形でもあります。2代目ロナルドも同じ形です。この発見はおもしろいです。

お庭やお外に出れなくなると、ワンコ達のチーもウ○チも全部家の中です。今でも一日中~シュッ・・シュッと霧吹きをしながら拭き掃除をしておりますが・・・。これからは、さらに倍増です。それ・・わたしは憂うつです(-"-)

イノセントは、男の子も増えました。うちの男の子は、とてもおりこうさんです。見ての通り、マナーベルトはしておりません。普段はきちんと、ワンのトイレでチーをいたします。普段はですよ ゴミ箱のような筒にシーツをまいて、立ちションできるようにしてあり、そこで気持ちよさそうにしています。その姿を見ると⇒上手ねぇ~ここでオシッコできたねぇ~いいよ~ と褒めます。

でも、女の子にヒートが来るとムラムラ 多分、私が見てないときにチーを飛ばしているはず 多分というのは、私が見ている前では、絶対にしないです。もし、しようと足をあげた時点で⇒私からボコボコ に叱られます。叩きませんよ。その前に逃げますから。足をあげた時点・・わたしのコラッの声で、あわてて足を下げてピューと走って去っていきます。その姿が・・情けない後姿が・・ 可愛いです。男の子は素直で可愛いです。

毎日・・ワンたちのハウスタイムにワンのトイレ掃除をして、その後家の中を拭くのですが~時々、男の子のマーキングのあとがあります。女の子は下にしていますが、男の子は壁にかけているので分かります。でもそれは仕方ないですね。男の子の本能を止めることはできません。男の子・・女の子をたくさん飼っていて、9割ほどはワンのトイレでできているのですから、良し としなくては

どちらかというと、女の子の嫌がらせオ○ッコのほうが多いです。女の子はホント⇒知恵を使うというか、張り合っています。1匹がトイレ以外の場所にすると⇒ ワタシも・・ワタシも・・と競ってします。したくない子でも、しなくちゃそん みたいな感じですね。たちが悪いよね 女の子も、私が見ているときは絶対にしません。私が居ない一瞬の間に、嫌がらせのチーです。私がチーのあとを見つけて、あれっ こんなとこにしたの 誰よ?とにらむと、ワルサしたらしい子は、耳を下げて自分のハウスに逃げていきます。そして、しばらくは目を合わせないでケソケソと反省しています。

悪いと分かっているなら、最初からしなければいいのに。でもそれは、私の気を引くためのデモンストレーションです。叱られても、ちょっとは嬉しいみたいなね。たくさん飼っているから、ワンコもそれなりにストレスはあるよね。気を引きたくて、イタズラをしたら注目されるから。しかも叩かれるわけではなく、にらまれて注目してくれるから。ワタシを見てくれた~ ヤッターです。

ワンの排泄の掃除は、ブリーダーであれば、一日の大半を費やしている労働です。子犬たちが生まれて、可愛い写真を載せていて癒されている時でも、裏では常に拭き掃除をしています。それを怠れば~くちゃーい 部屋です。

でもワンコは一日の労働以上に、沢山の愛情や和みや癒し をくれています。私は掃除をイヤとかきついと思ってはいけません。ワンコたちは健康だから、食べて出してくれてるんだ と考えて、うちのワンコたちに感謝しなければいけません。そして、これからも頑張っていくしかないです!(^^)! そうでないと、バチがあたります。

今日もご覧下さり、ありがとうございました。よろしければ、下の イタグレの文字を ぷちっ!と押してくださいね。

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北海道仕様のストーブを点けたら~暑すぎた。

2018年11月18日 | Weblog

今年の北海道は例年に比べて初冠雪も遅くて、この時期11月中旬にしては、あまり寒くありません。それでもワンコたちのために、かなり早くからエアコンの暖房をつけていました。10月は気温を24度に設置し、寒い日には風量を強くしていく。そして寒くなるにつれ、温度を25度・・26度と上げていきました。

でもエアコンは、部屋の上部のほうは暖かいのですが、下のほうまでは温まりません。夜の就寝時に、ハウスの上段の子たちは暖かいのですが、下段の子は寒いです。それで、ワンコたちのために、いよいよ北海道仕様のストーブを点けました。ワンコたちは喜びました ↓

ああっ~今年も暖かいモノが動き出した

待ってました~ ストーブ前にどんどん集まります。入れ代わり立ち替わりです。

外は寒く、木々の葉は散ってしまいました。晴れた日や気温の高い日は、ワンたちはお庭に出ますが・・気温が5度以下になると⇒ 行かないよ と出なくなります。体感で温度が分かっています。でも若い子は、気温に関係なく出て飛び回ります。

エニオパパは、安心して横たわっています。ヨーロッパから輸入した、2匹目の男の子です。あれから随分と年月が経ち、彼も11歳です。すっかり歳を取りましたが元気です。可愛い姿です 10年間、このストーブの場所がお気に入りです。リカちゃんも、もうすぐ12歳です。歳を取った子は、愛おしいです

3番目に輸入したレッドの女の子・ルクレチアも7歳になりました。彼女は、他の子よりも沢山食べさせています。すごく食欲旺盛で、いつも、食べ物⇒命 です。とても健康で、病院知らずです。しかし痩せています。原因は分かっています。精神面です いつか・・多頭飼いの方の参考になればと、お伝えしたいと思っています。

でもね・・・このストーブはとても強力なので⇒暑すぎて お口を開けてハアハア してる子もいます。私も・・暑くて汗が出てきたので、上着を脱ぎました。半そでのTシャツでちょうどいいくらいに暖かいです。灯油+電気で動いています。すごくポッカポカ 今の時期では暑いくらい。暑がりのワンは、ここには来ませんでした。あまりに暑くなったので3時間ほどで消しました。

現在は枯れ葉がなくなりましたが・・・毎日・毎日落ち葉拾いをしていました。落ち葉は大袋に入れて、何袋も束ねてゴミ収集日に出しました。そうしないと風が強い日に、ご近所の敷地に舞い込んでしまうので、ご迷惑をかけます。サクランボの木も、フェンスを越した枝は選定して伐採しています。だから、右側だけに広がっています。我が家は、ワン用の犬舎ではありません。普通の住宅地の一角です。ですから、ご近所様に気を遣っています。ワンたちの鳴き声で、ご迷惑をかけることもあるのです 吠えるのは、朝と夕方に、ご飯をもらう前だけですが。極力・・窓は開けません。庭に出す時間も決まっています。迷惑のかからない時間帯です。小学生の帰宅時間帯には絶対に出しません。子供たちが寄ってくるので、吠えるといやですから ワンも、小さい子に触られることはストレスになります。

これは何か分かりますか

灯油缶ですよ。400L入ります。我が家では月に一回、業者が定期的に灯油を入れてくれます。灯油の配達ですね。今年はガソリンも灯油も高いですね。エアコンを設置してからは、北海道仕様のストーブを使う時期が遅くなったので、少しだけ経済的になりました。でも雪が降るようになったら、この北海道仕様のストーブでなくては用をなしません。積雪すると地面が冷凍庫と化して、心底寒いです 一軒家なので、雪かきや排雪などでこれからは大変です。

でも、室内は、ポカポカはなんです。うちのワンコは冬でも、通常・・はだか族です。人間もTシャツ一枚でOKの室内温度です。ワンコがお洋服を着るのは、夜に寝る時だけです。

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動物取扱研業修会・ドッグフードのこと。

2018年11月12日 | Weblog

今年も動物取扱業研修会を受けてきました。現在は、第一種動物取扱業として登録されています。この登録証を得ていないと、動物の取り扱いを 業 として行うことができない決まりになっています。登録の許可証をいただくと、年に一回の研修を受けなくてはいけません。登録してから10年以上~毎年この研修を受けています。正直・・めんどくさいし、ストレスになっています。内容はいつも変わりばえしなくて、十分知っているし当たり前のことばかりです。

3時間半・・びっしりです。いつもは眠たくなるのですが、今年はパネラーの方々の説明が分かりやすくて、眠らずに聞きました。

パネラーのお一人の方が、ドッグフードの話をされました。それは少し勉強になりました。

というのも、イノセントでは9月から、今までとは違ったフードを食べさせています。それは、長年取り寄せていた業者から 今までのモノよりも、これのほうがランクが上で良いフードだから・・と再三いわれてきました。代える時点で私は、フードの見直し・成分の勉強をしました。私的には、以前のフードでも何も問題はなかったのですが、長いことお世話になってきた業者だし、お付き合いがてら、このフードを取ってみましょう・・という感じでした。

ブリーダー相手の業者なので、一度に15kgの大袋を3袋購入しています。パピー用・アダルト用・シニア用の3種類です。どんな感じになるのかなぁ~と食べ始めてからは、毎日ワンコたちのウ○チや毛艶・体の変化や体調を観察してきました。そしたら、体調は変化なく元気で良いのですが、ウ○チの量が増えて~増えて~ たーくさん出るのです。これは全員に当てはまりました。元々一日に大体2~3回はしていたのですが・・・新フードになってからは4回から5回はしています。こんなに出るって、これはどうなのよ それだけでもええっ! なのに・・体重が徐々に減ってきました。どの子もあばらが益々出てきて⇒ ほそ~くなってきました。ルクレチアは、一日に6回以上ウン○をしています。他の子の2倍の量を与えているのに⇒ガリガリになりました。

ドッグフードもキャットフードも、日本では公正取引規約においてその成分の規定項目を表示する義務があります。袋の裏に、フードの成分を書いてありますね。最初に書いてある成分が(例えば、チキンとかラムとかビーフとかです)その中に、一番多く含まれているモノだそうです。よく○○入りとか書かれていますが、それがあとのほうに書かれていれば、少ししか入っていないということです。

特定事項の表示基準としては、ビーフ・チキン・ラム・マグロとうの含有量としては、内容量の5%以上を使用していなければならない。5%に満たない場合は、ビーフ入り・ツナ入り・チキン風味などに表現しなくてはならないそうです。

当然、添加物や着色料は入っていないほうが望ましでしょうけれど、少量であれば人間の食品にも入っているので(紅ショウガやイチゴアイスなど)問題はないでしょう。

私の取引業者は、このフードには、穀物類(小麦粉・トウモロコシ・米類)や副産物(骨・毛・爪)が入っていない、上級ランクの品質・安心性のあるものです と薦めてきました。穀物の使用ナシのフードのことを、グレンフリーといいます。最近はグレンフリーを売りにしているメーカーも多々あります。

私は9月にショーに出た2匹には、この新しいフードは食べさせずに以前のフードにしていました。大切なショーの時に、フードのせいで体調を崩しては困りますから。

この写真は、文章とは無関係です ↓

私の方を見て、アイコンタクトを取りながらショーをする、可愛いソフィちゃん ソフィも新しいフードに代えてから痩せてきました。ものすごい食欲で、いくらでも食べる子です。その子がガリガリになって3・8kgまで落ちました。それで今は、前のフードに戻しています。

ネット上にいくつも出いていますね、ドッグフードのランキング。私の考えですが、あれはヒドイです(+_+) あてにならないです。あのタイトルで記事を作っている方が、自分に関係のあるメーカーのフードが売れて、利益が出るように書いていますね。色々と説明して⇒ 結局はこれがいいですよ!と。

ブリーダーの多くが使用しているメーカーは、下のほうにランクしています。あのサイトを立ち上げた方は、メーカーに依頼されていると思います。そのサイトを見た方が購入してくれれば、その方に収入が入るでしょう。あれらを見て、良いフードやそうでないフードを決めるのは、どうかと思いますよ 上位は高いフードばかり。ネット業者が儲かるだけです。

私に新たなフードを薦めてきた業者さんも、そのメーカーと提携しています。そのメーカーが売れれば、自分の利益にもなるのです。そのフードが自分のワンコたちに合えば、それでいいのですよ 私も、うちの子の調子がよろしければ、そのまま新しいフードを使う予定でした。しかし~全員が痩せてしまい、しかもウ○チの量が2倍近くなってきた。うちの子たちは、いつもウ○チをしたそうで可哀想ですこれはいけませんね うちのワンには合わなかったです。

ノーベル賞を得た本庶先生がおっしゃいました。教科書を信じないで、自分で、自分ができる力で調べて学ぶと 私もそう思います。ネットに載っていることばかりを信じるのではよくないと。いくら良いフードで、人間が食べても安心できると掲げられていても、その品が身体に合わなければどうしようもないです。本来、犬の食べ物と人間の食べ物は同じではないはずです。犬は、人間と同じものを望んでいないと

私は20年以上前から、常に10頭を超えるワンたちと過ごし、ワンたちに合うと思われるフードを与えてきました。メーカーは、いくつか代えましたが、だいたい3社くらいのメーカーでここまできています。それで歴代のワンコたちは、健康で長生きをしてくれています。

最近は数えられないくらいのメーカーが、色々な肩書を付けてドッグフードを売っています。大型犬・小型犬によっても合うフードは違うでしょう。大切なことは、成分の肩書やネットの口コミに左右されずに、ご自分の愛犬に合うフードを選んであげることだと思います。

全員が痩せてしまったうちのワンコたち。まだ沢山の大袋があります。以前のパピーフードを足したりしながら、様子を見ているところです。

下の写真も文章とは関係ないです。 美しいイタグレちゃんです。

美しい~ 心を和ませてもらっています。

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わたしを奮起させてくれた、ユーミンのコンサート

2018年11月09日 | Weblog

今日は、ワンネタではありません。興味のない方・・ごめんなさい

私は時々コンサートやミュージカルを楽しんでいます。我が家の近くには大きな会場があり、有名なアーティスト達がコンサートを行っています。そのアイスアリーナでは、サザンオールスターズ・安室奈美恵さん・浜崎あゆみさん・小田和正さん・スピード(子供たちが好きだったから同席)松任谷由実さんなどのコンサートへ行きました。

でもそれとは別に、劇団四季のミーユジカルに家族ではまり、北海道に来た演目はすべて見ました。家族でミュージカルを見たあとに、夕飯を外食することが、あの当時の私たちの楽しみでした。年に2回くらいの頻度で、10年くらいは楽しみました。しかも、好きな演目は何度も見ました。

特にオペラ座の怪人とキャッツとコーラスラインは、家族で一緒に見た後に・・・次は、わたくし一人で昼間のチケットを購入して見に行ってました。だって、チケットは安くはないですから。四人は大変だけど一人なら。。毎日子育てや家事を頑張ってきた、自分へのご褒美でした。

もちろん劇団四季の会員になりましたよ。一般発売の前に会員優先販売があります そのおかげで、いつも前列から3列目以内の真ん中の席で見ていました。キャッツは、当たり前のように回転席でした 私は劇団の女優さんで、野村玲子さんが好きでした。とにかく華 がある女優さんでした。舞台に現れるだけで⇒ オーラ がさしていました。オペラ座の怪人の歌姫・クリスティーヌ役の、野村玲子さんの声が素晴らしかった。ファンになると、それ以外のクリスティーヌ役の声では物足りないのです。作品自体を何度も見ていると、次は役者を選ぶようになります。はまると、そうなります。

野村玲子さんはその後、浅利慶太氏の奥様になりました。 

私が夢中になっていた頃の主役は、山口祐一郎さんの怪人役・ジーザス役・ 石丸幹二さんのラウル伯爵・加藤敬二さんのミストフェリー役・当時は保坂知寿さん&野村玲子さんが看女優であり このお二人の数々の主役の時代でした。四季の会に入っていると、色々なイベントに招待されました。その中でも、コーラスラインのリハーサル風景を見せていただいた時は、すごい衝撃でした。

浅利先生が、招待者の前で、出演者の団員達を、容赦なくバリバリに怒鳴って怒っていました コーラスラインは、オーディションの物語です。どなたも、レオタード姿での熱演です。リハーサルでは、ダメ出しを受けて何回も踊りを直された団員たちは、レオタードも汗だく お顔も身体からも汗がしたたり落ちていました この舞台に立てるのは~ほんのわずかな一部の人だけ。頑張った人だけ 根性のある人・運を持っている人だけが舞台に上がれると痛感しました。浅利先生も、すごいオーラがありました。

野村玲子さんは若い時は、娼婦猫・グリザベラと一緒にメモリーを歌っている白い子猫・シラバブを演じていらっしゃいました。メモリーで 木洩れ日は~ と歌う子猫です。 私は、赤毛のアン・夢から醒めた夢のマコ役などを拝見しています。浅利慶太氏が亡くなられた後、現在でも 先生の志士を継いで李香蘭を演じていらっしゃいます。

今日はミーユジカルでなくて、コンサートを見て私が奮起した話です。コンサートは、アリーナが近いから行くかぁ~くらいの気持ちで、追っかけではありませんでした。ミュージカルのような感動は特になかったのですが(失礼!)この人のショーを見て、心に火 が付きました。 それは15年以上前だったと思います。当時ユーミンがシャングリラ と銘打って全国ツアーを行っていました。

アイスリンクで、サーカスやシンクロを交えながらの演奏&ダンス&歌です。これは、ダンサーたちが長い筒の上に乗ってポーズをとっています。ユーミンは真ん中でピアノを弾きながら歌っています。このようなシーンがいくつものパターンで表現されました。私は、すごいよと!うわさには聞いていましたが、度肝を抜かれた感じでした。

ユーミンは、ぐるっと回る円卓の上を、踊りながら元気にパフォーマンスを繰り広げました。ダンサーは同じ人たちで、裏で衣装を早変わりして、ほとんど出ずっぱりだそうです。

幻想的で、今までに見たことのないコンサートでした。この人は、凄い人だと思いました。というのも、松任谷由実さんは、この当時でアラ~フィフに近かったですから。私よりも年上のお姉さんが、こんなに素晴らしいパフォーマンスをしている。私は刺激を受けました。

この姿も可愛い!あの人の~ママに会うために・・・。

泣きながら~ちぎった写真を~手のひらでつなげてみるの~

アラ~フィフ近くて、このスタイル。羨ましい~ この姿に発奮しました。ステキだなぁと。この・・おみ足に憧れました。ミニスカート姿で踊っている姿に刺激を受けました。

このときの・・コンサートとはひと味違うアーティストのショー・パフォーマンスを見て、私は一念発起しました。当時の私は、今よりもずっと太っていて、お腹なんてボテボテでした あごも二重あごでした。子育てと家事で、毎日毎日・・家政婦みたいな生活にストレスが溜まっていました。子供たちが受験の頃は、冬場で雪が積もっていてマイナスの気温。道路はツルンツルン(+_+) 子供も頑張っているからと・・車での塾の送り迎えと帰宅してからの夜食作りもあって、常に主人と子供のために費やしてきた日々でした。

ユーミンのショーが、私にやる気を起こさせてくれました。まずは、お腹を引っ込めるためにダイエットしようと。歌や踊りはできないにしても、体重を落として少しでもユーミンのスタイルに近づきたいと思いました。

ユーミンを特に好きではなかったのですが、会場のアリーナが近いからと何気なく見に行ったコンサートで、このような刺激を受けて、自分も頑張ろう という気持ちになったのですから、松任谷由実さんに感謝ですよ。ユーミンの年齢が私よりも上だったから、私でも出来るかも・・と燃えました。

何が転機になるか分からないものですね。その後、ダイエットはなかなか成功しなかったですが、太らないように食べ物には気を付けるようになりました。腹筋マシーンやエアロバイクも買って、痩せるために身体を鍛えました。でも、すぐには痩せなかった 痩せてきたのは~こののち数年後にショーに出るようになってから、自然と体重が減ってきました。若い時は減らなかった体重が・・歳をとると減ってきた。。。私の母も同じでした。若い時は太っていて・・晩年はやせてきました。 遺伝ですか・・ これには複雑ですね。

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ウィリー君、幸せオーラでイケメン君。

2018年11月06日 | Weblog

一時は・・イノセントに残すことも考えていた、ウィアリムことウィリー君。ステキな飼い主さまとご縁できて本当に良かった

10か月になるウィリー君です ↓

ウイリー君はもちろんハンサムなのですが~お嬢ちゃまの可愛らしいこと モザイクを外したいくらいに可愛いです。美人さんです 幸せなツーショットを、ありがとうございました。

生後4か月の、イノセントにいたときのウィリー君です ↓

すでに足が長くて美しい 全体のバランスも良く、歩様もキレイで、さらに人見知りをしなくて、誰にでもしっぽをフリフリで愛想がいいの。この子はショーに向いてるわ とベビーちゃんでショーを体験しました ↓

私が訓練のお散歩を始めると、最初はリードを付けただけで、イヤだぁ!外してよ!ゲー ゲー ウェッ ウェッ と抵抗しました。でもすぐに慣れてマナーが入りました。(わたくしは訓練はきびしく行うので、犬が嫌がってもひるみません)

こんな歩きもするけれど・・・

きちんと歩くこともできた。

懐かしい~ ここに至るまでが大変だったのよ。沢山の汗をかいてきました。最初で最後のスタック写真。まだ4か月になったばかりでした。ウィリー君、きちんとポーズとれてたね。何もわからないままま・・よく管理人に付き合ってくれたね。写真を見ただけでいとおしく感じます。

このあと、新しいオーナー様の元へ巣立っていきました。

オーナー様は、ワンちゃんは初心者の方です。とても聡明で可愛らしい方です。ウィリー君のことを人生の伴侶として、試行錯誤しながら大切にしてくださっています。A様とめぐり会って、本当に良かった

ウィリー君、幸せだね。

男の子らしくてカッコいいです。すでに5kgを超えたそうです。でも、5kg超えは、全く気にしなくていいですよ。大切なのは、全体のバランスです。ダイエットなどさせる必要ありません。何度も書いていますが、犬の身体の大きさや体重は、生まれた時からほぼ決まっています。イノセントの子が6kgを超えることはないでしょう。くびれのない太りすぎは厳禁ですが 男の子は、あばらが少しういていて、ほどよく筋肉が付いているのがベストだと思います。ウィリー君は大きくても、あばらがういているそうです。それでいいのよ

そして、ご飯が大好きだそうです。うちの子・イノセントの子も、ご飯が大好き みんな常に⇒ 即・完食です。

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7歳になったビート君&レオ君。

2018年11月04日 | Weblog

ビート君のママさんから、嬉しいお便りをいただきました。2011年の10月に生まれたビート君です。先月、無事に7歳のお誕生日を迎えられました。

ビート君のご家族は、同じ同胎の兄弟・レオ君のご家族と、交流を続けてくださっています。お住いの都道府県はちょっと離れていますが、7年経っても兄弟犬を通して仲良くしてくださっていることに、うまく言葉では表すことができないほど、嬉しくて感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます

ビート家は去年の夏に、妹のソルちゃんを迎えてくださいました。2匹目はレッド系を望んでいらっしゃいました。ずっと~ご希望の子が生まれるまで待ってくださいました。望みは叶うものですね 

お写真はビート君&ソルちゃんママさんからいただきました。ありがとうございました。

左から、レオ君・ビート君・ソルちゃん・です。みんなキレイです。大切に育てていただき、ありがとうございます。

こちらはビート君です。相変わらずハンサム君です。ビートママさんは、シニアに突入⇒とおっしゃっていますが・・まだ今までは犬生の半分です。これから先のワンは、穏やかで益々愛おしい存在になりますよ。いえいえ~ビート君は、最初から穏やかで飼いやすかったそうです。

左、レオ君をビートパパが抱いていて、右、ビート君をレオパパが抱いています。ほのぼの~

レオ君とレオママさんと、ソルちゃんです。

レオ君、ビート君、ソルちゃん。パパさん達の愛情が伝わるステキなお写真です ソルちゃんは、写真で見るだけでも、ヤンチャぶりが伝わってきました。女の子は、基本・・強いよ でもね~落ち着くときが必ずきますから。このような、ご家族の幸せな様子をご報告いただいて、管理人も元気をいただきました。

余談ですが振り返ると、我が家のソフィーもジェニーもメチャクチャうるさくて わたくし~あの頃はイライラが態度に出てしまいました。あまりの暴れん坊で怒ってばかり。子犬だから元気がいいのは当たり前なのに。 私は、ゆっくりとコーヒーを飲む時間さえなかったの 次から次へのワルサーの後片付けをしていると、コーヒーが冷めてしまって。でも・・その後の寝姿を見ていると、怒ってしまったことを反省です 人間の子育てと同じでした。それでも2歳を過ぎてくるとおとなしくなり・・あの頃のイライラが懐かしくなってきました。もうこの子たちは、あの頃のヤンチャには戻らないのねと それはそれで、寂しいものです。

ビート君のご兄妹は、ビート君・レオ君・ふのすちゃん・ソフィちゃん・フィナちゃんです。みなさん、今でも毎年年賀状をくださいます。しかも愛犬の写真入りです。お上手に作られていらっしゃいます。兄妹のみなさん、7歳のお誕生日、おめでとうございます。7年たっても・・イノセントを忘れずにいてくださり、ありがとうございます。

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