今日の話は、ちょっと長いよ
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イノセントのママがね、最近・・元気がなくなった理由のひとつはボクなんだ。ボクね、もうイノセントにはいないんだよ。先月、ついに新しい飼い主様のところに旅立ったの。
ボクの飼い主様はね、生まれた時から決まってて、ボクにすごく惚れ込んでくれてたの。仮にAママと呼ぶね。Aママは、とてもわんを愛している人で、自分よりもわんを大切にしているの。でも、ちょっとした事情があって、ボクはしばらくイノセントで預かってもらうことに・・・
そして、4ヶ月過ぎたころから、《この子は骨格構成がよくて、足も真っ直ぐで綺麗な歩行をしてる。やっぱり間違いなかった!》なんて、勝手に言われちゃってさ・・・ボクの意思とはうらはらに、ショーデビューしちゃったの
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それから半年弱・・ボク&イノセントママは、ショーでがんばったんだよ~☆ 最初のほうは、ぎくしゃくしてたけど・・調子のいい時は、パピーのリザーブ・キング(準優勝)を貰ったんだよ
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ママとは二人三脚でがんばったから、絆も強くなって、ママをずっと独占してたの。もちろん、ボクはこのままずっと、ここに居れると思ってたの。ママもそんな気になっていたみたい。
ショーのシーズンが終わってからは、普通のペットちゃんだよ。
ママはいつも《ショウはマーキングもしない、上品な貴公子だわ~素直で穏やかで、なんて良い子なの
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》っていつもチュチュしてくれてた。ボクは幸せで、仲間達や生まれている赤ちゃん達と楽しく遊んでいた。
でも、冬になった頃から、ママは、ボクを見つめて、涙をボロボロ流して泣くんだ。《どのようにしてあげたらショウちゃんが幸せになれるかなぁ。。。》ってつぶやきながら・・・そして、ボクを抱きしめながら《ショウちゃん・ここにいたら、ショウは幸せにはなれないよ~これから15年も生きていくだから・・ここでONE OF THEM(大勢の中の一人)で終わってしまったら、ショウのいいところが発揮できない・・ショウは幸せにならなくちゃだめなの!》そう言いながら、また涙を流してた
その頃から、ママはボクだけを連れて、ランに行ってくれた。
なぜボクだけなのかなぁ~?と不思議に思ったけど、あとから考えると、ボクが新しい場所に行っても困らないように、よそのわんや人に慣れるように練習させてくれたんだね。
新しい年2008年になってからは、ママは覚悟を決めたみたいで泣かなくなった。Aママさんとも何度も話し合い、ボクが幸せになれるって納得したんだね
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だって一歳過ぎまで育てたんだよ! ママだって、どれだけ悩んで苦しんだことか。
この頃、ルビーちゃんの介護で、ママの疲れはピークだったの。体重が段々と減ってきて・・ママとママの娘の体重が同じになっちゃった!ママのほうが身長が高いのに・・(笑) ママは娘に《あなた・・若いのに・・随分おデブじゃない!》とからかってた
そして、ママはもう泣かないつもりだったみたいだけど・・一度だけ、またボクを抱きしめてこう言ったの《ショウちゃん、こんなことになってごめんね!ママを許してね・・でも絶対にショウに会いにいくからね。どこにでも会いにいくからね!》そういいながら、また涙をボロボロと流したんだ。ボクは思ったよ《会いに行く・・ってどういうこと?ボクはここに・・ママのそばにいるじゃない》そしてボクはママの顔をペロペロと舐めて、ますますママにべったりと甘えたんだ
でもその後は、いつものニコニコのママに戻ったよ。
それからの2ヶ月間は、ボクが不安にならないように、別れることはおくびにも出さずに、飛行機に乗るまで普通にふるまっていた。でも、ボクはうすうす感じてたんだ。イノセントにいなくなるのかな?って。だからますますママの膝に乗って甘えてたんだ。
そしたらね、ママと新しいAママが、《ショウ君は分かってるのね
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犬ってすごいね!!》って電話で話してた。。。
そうだよ!犬をバカにするなよっ!何でも分かってるんだから。
そして、ついに一年間すごしたイノセントを旅立っていっったのさ。
長かったね。その後の続きはまたこんどね