ちょうど一年ほど前に、私の留守中にお客様から電話があり、主人が対応しました。主人曰く、うちの出身のヨーキーを飼っていた人から電話があり~ルビーの子だそうです。その子が16歳少し前に亡くなった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
とのことで、その方は電話口で泣いていらしたとのことでした。
16歳ですか・・・亡くなったことは悲しく残念ですが、きっと大切にしていただき幸せな犬生活を送られたのでしょうと思いました。しかし~私が直接ヨーキー子犬をお譲りした方は3名様いらっしゃいましたが・・そのどの方にもあてはまりません。いったい・・どなたからのお電話だったのかしら
と首をひねっていたところ、後日、その方から再びお電話をいただきました。
その方はI様でした。約16年前にペットショップで可愛いヨーキーの子犬とめぐり会い、ひとめぼれをして家族に迎え入れたそうです。その子の血統書に書かれていた血統書名 INNOCENT JEWEL PARK と繁殖者名 MATSUMURA FUMIKO から、私のことを探し出したそうです。それから私のH・Pにたどり着き、その中に書いている⇒管理人の想い・・ のコーナーの さようならルビーちゃん を読んでくださっていました。そして I様は、ルビーちゃんは、うちの子のママ犬に違いない
と確信したそうです。すごいです
オーナー様の我が子を思う情熱と言いますか・・・あっぱれですね
私が、どちらのショップで購入されましたか?と伺うと ペット〇〇〇〇さんです。とおっしゃいました。まさに、当時私が仲良くしていた やり手社長さんのお店でした。すかさず、間違いないです!うちの子ですと言いました。
私は、16年の年月が経ったにもかかわらず、我が子のママ犬を探し出し、繁殖者の私に電話をくださったことに感動しました。最近のブログを見てくださっている方々は、私が昔ヨーキーを繁殖していたこともご存じないでしょう。電話口で愛犬ちょこちゃんのことを語りながら、泣いていらっしゃったI様でした。I様の、ちょこちゃんに対する愛情の深さをひしひしと感じ、こんなにも愛されて育てられたちょこちゃんは幸せだったな
と感じ、私も感謝の気持ちで涙が溢れました。I様、ありがとうございました。その時 I様に約束しました。いつかルビーのことをブログに書きますからねと。私はヨーキーのことも(シュナちゃんも)忘れていないですよ。時間はかかりますけど、書きますよと。
あのお電話から1年がたち~私が先月だったかな~ヨーキーのブログを書いてからしばらくして、I様から生前のチョコちゃんの写真が送られてきました。お手紙には、ちょこちゃんとの楽しかった思い出や、出会ったことへの感謝の気持ちが書かれていました。そして、松村さんが、約束を忘れていなかったことを嬉しかったと書いてくださっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9e/c634e887ee66cd6c9c7af9b4d74fcf4f.jpg)
ちょこちゃん、可愛い~
ルビーママにそっくりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/72/14f17d5808749ef84e2bc02c14ebc3ee.jpg)
ちょこちゃん、I様のご家族とめぐり会って幸せでしたね。管理人も嬉しいです。
そしてヨーキーのオーナー様でもう一人・・・17年間にわたって、幸せなご報告をくださっていたオーナー様がいらっしゃいました。友人の紹介でご縁があり、ルビーの娘・パトラの子ミル君を迎えてくださった K様です。k様は毎年ミル君が、ご家族と一緒に写っているポストカードの年賀状をくださっていました。ミル君を迎えられた頃には高校生だった娘さんが~やがて結婚され~赤ちゃんを出産されて~一人目・お二人目のお孫さんたちと幸せそうな様子で写っている可愛いミル君の姿を拝見していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f2/f9cf7d9f58667a9d490fd16a04ed88ca.jpg)
うちで生まれた当時のミル君です。二匹兄弟でした。見学にいらしたときのことを、管理人は、今でもよく覚えています。ワンちゃんを買うのは初めてとのことでしたね。
ここ数年はミル君もお年になり~あちこち悪くなっていますが、元気にしていますよ。と書かれていました。しかし~今年17歳になるミル君です。お別れの日も近くなったきたようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/af/b0f1d123620078466fb5dd93b3266b09.jpg)
亡くなる少し前のミル君の姿だそうです。点滴などをするし体力も弱くなっているので、トリミングできなくなったそうです。わかります、私も経験があります。弱ってくると体力もなくなり、立っているのもきつくて可哀想なので、カットできないのですよ。ヨーキーもシュナちゃんもそうでした。でもミル君、若々しいです。永遠のアドニス(美少年・ミル君の血統書名です)でしたね。
そして~ミル君・・今年の10月4日に天国へ旅たっていかれました。17歳と28日でした。ここまでk様のご家族に愛されて、大切に育てていただいて~大往生だったと思います。k様、ありがとうございました。k様の奥様がペットロスを感じられていらっしゃるそうですが。。。 奥様、ミル君は、思い残すことなく大往生で逝かれたと思います。人間がいつまでもペットに思いを残して、あの時こうすればよかった・・もっとこうしてあげれば・・と後悔の念をもって泣いてばかりいると、ペットもこの世とあの世の境をさまよって
成仏できないそうです。快く、あの世へ送り出してあげると、犬も成仏できるそうです。最後まで、できることはして差し上げたのですから、自信をもってください。ペットロスにはならないでください。
他にも、直接ヨーキーちゃんやシュナちゃん達ををお譲りした方々がいらっしゃいます。どの方々も、大切にしてくださり幸せな犬生であったことは分かっています。全員、15歳を過ぎているワンちゃんなので、ほとんどの子は天国へ旅立たれているでしょう。私の犬とご縁をもってくださったオーナー様達に、心から感謝いたします。ありがとうございました。ブリーダーとしてはワンちゃんが亡くなったという言う話は、あまり聞きたいことではありません。でも大往生でしたよ~と聞かされると、なんだか胸が救われる思いです。
イタグレが専門となっている私に、ちょこちゃん・ミル君のオーナー様達は、松村さん、これからも大変でしょうけれどイタグレを頑張ってくださいね。ショーも応援していますよ。と書いてくださっていました。暖かいお気持ちに感謝しています。ありがとうございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a0/ed1da88fbb97d522dd91fa297b548bd8.jpg)
ルビーのお骨の写真を撮りました。いつもは他の子達と同じ場所に置いてあるのですけど。このブログのために一人だけで撮ってみたよ。ルビーに、ちょこちゃんやミル君の写真を見せました。貴方の子供や子孫たちが、大切に育ててもらい~そしてあなたの元へ逝きましたよ。ルビーは一人じゃないよ
そちらの世界で会いましたか。貴方は子育てが上手でしたね。お乳もたわわで、小さい体ながら、全員を母乳だけで育てましたね。他のワンがそばに来ると~子犬の身体の上に立ちはだかって⇒ こらこら
私の子犬に触るでないっ
と全身で守っていましたね。自分よりも大きい犬に対して・・強かった。その姿に、管理人はいつも、母の愛・感動をもらっていました。ヨーキーはテリア系で気が荒いとか、気が強い などどいわれていますが、ルビーは優しかった。人にも従順で、本当に癒し系で賢い子でした。もう一度・・ルビたんに会いたいよ
抱っこしたいよ
ヨーキーのスタンダードは、スティール・ブルー&タンという黒い毛色です。晩年のルビたんは素晴らしい金髪で、毛量も豊かでフサフサでした、。ルビたんを抱っこするとフサフサで気持ちよかった。いい匂いでした。ルビーちゃん、ありがとう。
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