ドッグショーは犬の展覧会とは知っていても、ルールをご存じない方も多いと思います。私も自分がショーに出させていただくまでは、ルールをよく理解していませんでした。ただ漠然と⇒ショーに出る犬&ハンドラーってすごいな 別世界のことだな・・・くらいにしか思っていませんでした。
今日は簡単にクラス分けについて説明しながらブログを書いていきます。
前回のブログで、ショーに出ることができるのはベビークラスからで、その次はパピークラスがあることを書きました。ベビーちゃん・パピーちゃんはまだまだ可愛い お子さまです。そのクラスのなかでジャッジから良い評価をいただいた子は、エクセレントやR・キング R・クィーン キング・クィーン はたまたBIS(ベストインショー)まで登りつめます。とても名誉なことです。しかし~こちらのクラスは、CHシップショーのカード・つまりチャンピオンになるためのカードは発生しません。
そして~9ヶ月以上~15ヶ月以下の子はジュニアクラスとなります。このクラスからCHシップショーの仲間入りとなります。よい成績をいただければCHへのカードが発生します。ジュニアクラスの次は15ヶ月以上~24ヶ月以下でヤングアダルトクラスとなります。そして、24ヶ月以上の子はアダルトクラスとなります。それぞれのクラスに複数のエントリーーがあれば、そのクラスで一席(一番です)が選ばれます。
その後、それぞれのクラスの一席同士の子が戦って、その中でさらに一席に選ばれた子をウィナーズと呼びます。つまり、まだCHを完成していないオ-プンクラスの中で勝ち抜いて一席になった子だけが、最後に行われるCHクラスの審査でCH達と一緒に参加することができ、見てもらうことがきるのです。
さらに今回のような一つの犬種が40頭以上そろった単独システムでは、それぞれのクラスに自家繁殖のクラスが発生します。自家繁殖のクラスとは、犬を繁殖した人が犬を他人に譲らずに名義変更していない場合をさします。自家繁殖の犬と参加しているブリハンがそれに当たります。そのようなわけで今回の単独システムでは、ジュニア・ヤングアダルト・アダルトの3クラス+自家繁殖のクラスも発生したのでオ-プンクラスも賑やかでした。激戦です。
その激戦を勝ち抜いてきたのが、この男の子たちでした。大人のクラスになると~さすがですね どの子もきちんと歩いていました。雨は相変わらず強くて止むこともなく・・寒い中での対戦でした。みんな頑張ったね
各クラスを勝ち抜いた代表犬です。どの子も素晴らしかったです。ジャッジが選ぶ瞬間です。
ウイナーズが決まったら、いよいよCH戦です。全国から集まったCH犬の中から、ジャッジが一番良いと評価した子にはBOB・ベスト・オブ・ブリードが与えられます。そして~犬の頭数が5頭以上の場合は、BOBに準じる良い犬と評価された子にAOM・アワード・オブ・メリットが与えられます。
エニオやっと出番がやってきましたよ。 エン君~4月で引退のつもりだったのです。エニオは個性が強いので、引くのがとても難しいです。歯も汚れが付きやすいです。今回のためにスケールで歯石を取ったらパリパリと取れて、とてもキレイな歯になりました。今回のジャッジがリリアン・バーバーさんだったので・・・一生に一度の機会なので、ぜひ見てもらいたい気持ちと・・・北海道から2匹連れて行くのは大変 どうしようかなぁ との気持ちが直前まで入り乱れていましたが、やはり大先生に見てもらいたい~ という気持ちのほうが強くて、一週間前になって⇒よし 行くぞお~と決心。もう一度エニオと一緒にリンクを歩きたいと強く思いました。
エニオは嬉しそうに歩きました。
エニオは自分が何をするのか分かっていました。 可愛い子です。
私はエニオの、このラインが好きです。
エニオ・・寒いのは苦手だけど、今日はどの子も寒い中を頑張って歩いてるよ。条件はみな同じなんだからね。 エニオ、軽やかに歩いてくれたね。お母さんは嬉しかったよ。
ジャッジの前でもきちんとお顔を見せることができたね。
書いているうちに、夕方の庭出しの時間になってしまいました。暗くなるのが早くて、おまけに雪虫が沢山飛んでいるので、体中にくっつくのですよ 北海道ならではの虫ですね。雪虫が出るようになると雪が降る日も近いそうです。。続きは明日ね
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