やっと~やっと~8ヶ月ぶりに生まれてくれました 管理人は、首を長~くして待ってたよ!
今回のママ犬はベテランさん。生まれる前日にロナ君を病院に連れていきましたが・・・子犬の数もだいたい分かっていましたので、ママ犬は病院へは連れていきませんでした。大きいお腹をレントゲンで撮るのも大変で、可哀想なんですよ。
ママ犬は妊娠中、すごい食欲だったけど・・・その割にはお腹はイマイチ大きくならない・・・ 手で触ってもあまりゴツゴツしていない・・・おそらく2匹から多くても3匹だな(^^;)と確信していました。ママ犬も元気一杯で、通常と変わらない動き→軽やかな動きをしていました。 これがお腹に沢山居ると違ってくるんですよ~
お腹はパンパンになって大きく垂れ下がってきます。そして、手で触ると、へその緒が引っ張られるように張っていて、あちこちでゴツゴツと胎児が動いているのが分かります。ママちゃんの動きもにぶくなり、負担もそうとうなものです。
ママちゃんは、いつもお腹をすかせて、がっついていましたが 子犬の数が少ないと分かっていた私は、セーブしながら食べさせていました。欲しがるからとやたらと与えると、ママが太ってしまい、妊娠中毒症になり、難産になるからです。この場合、いきみができなくなり、子犬が何時間経っても産道まで下がってこないので、自然分娩ができなくなり帝王切開になります。
陣痛が始まったのは22日の夜中から23日の明け方にかけて・・・そわそわして・・・ワタチ・もうすぐ産むのよ~と私を見ながらヒュンヒュンと鳴き続けるので・・・睡魔でうつらうつらしてたのに・・・寝れませんでした(^_-) 他のわんたちは、ぐーすか寝てました。
4時すぎから本格的な陣痛・いきみがきたので、おぅ!これは近い と察知し、他のわん達をそれぞれのハウスに入れます。わんたちは、お産が近いことを分かっているんですねぇ~おとなしく入って、うん・ともすん・とも言いません(笑)
そして、明け方5:45分、するっ~・と簡単に弟一子が産まれました。180gの男の子 お口や鼻に詰まった羊水を吸い出してあげると、ブーブーと元気なうぶごえをあげました。嬉しい!感動の瞬間です
ママ犬は、早くワタチにベビーを返してよ~!と必死です。 そして子犬を戻すと、愛おしそうに体中を舐めて呼吸を促進させます。子犬は自分からおっぱいを探し当てて、乳首を含んで吸い始めます。すごい・本能ですよ
子犬がおっぱいを吸うことによって、次の陣痛を促進させます。私は赤ちゃんが生まれたら、すぐにおっぱいを吸わせます。 そうしているうちに6:10分、第二子が、またするっ・と産まれました。150gの女の子 男の子よりも控えめなうぶごえをあげました。
ママちゃん・・・もうお腹にはいないのかな?終わったんでしゅか?なんて赤ちゃん言葉で話しかけながらお腹を触って点検すると・・・もういませんでした ありぁりゃ・・・ご予約の方々・・・ごめんなさいm(_ _)m でしたけれど・・・想像していた数だったので、まずは無事に安産で産んでくれたことに感謝しました。よく頑張って産んでくれたね~って沢山褒めてあげました。
赤ちゃんが生まれて一番最初にすることは、お乳がきちんと飲めているかどうか?お乳をくわえていても、実際は飲めていない子もいるので、乳首が喉の奥まで吸えていて、お乳がお腹に入っているかどうかをじっくりと見ます。今回は2匹とも上手に飲めていました。ママちゃんも元気
あ~あ・一仕事終わった。。。緊張の糸が・ホッ!とほぐれて・・・一人で祝い酒ですこんな時のお酒はおいしいですねぇ
良い気分になって、フラフラしている頃(何しろ一睡もしてないですから)・・・主人が起きてきた。この人、お産には立ち会えない人です。以前胎盤を見て、ビックリ仰天してました(笑)
私のフラフラぶりを見て、てっきりお産の疲れと寝ていない疲れだと思ったらしい・・・私が飲んだことに気がついていないのです。顔に出ないからね・ちっとも赤くならないの・・アハッ そして、キミ・・・よほど疲れたんだね、早く寝たほうがいいよ・・・と言ってくれたので、それからバタンキューで寝ました
ママ犬のハウスにお布団を敷いて、ママちゃん&生まれ立てのパピーちゃんのよこでね(^o^)
子犬のご予約をいただいている方々・・・今回は、皆様に、いき渡ることができませんでした。長く待ってくださっている方々・・・ありがとうございます。心より感謝しております。 もしよろしければ、次回にご縁がもてたら嬉しく思っています